仏壇じまいとは?
正しい手順と費用相場、注意点を
わかりやすく解説

初めてでも迷わない!仏壇じまいのすべてがこの記事でわかる

【2025年7月更新】

「仏壇じまいって何?」「何をどうすればいいの?」

そんな疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

仏壇じまいとは、家庭内で長年大切に祀られてきた仏壇を処分する際に、仏様の魂を丁寧に抜いて供養し、仏壇そのものを片づける一連の儀式です。

実家の整理や相続のタイミングなどで必要になる方も多いですが、「どうすればいいのかわからない」「費用はどれくらい?」と悩む方も少なくありません。

この記事では、仏壇じまいを正しく行うための手順や費用、注意点、宗派ごとの違いなど、誰もがつまずきやすいポイントをわかりやすく解説します。

Check

この記事を読んで理解できること

  • 費用が2倍になる前に確認!適正価格と内訳
  • 失礼・トラブルを防ぐ正しい手順
  • 宗派で全然違う仏壇じまいの正解

仏壇じまいの基本手順

クエスチョンの写真

仏壇じまいとは、仏壇を供養した後に処分することを意味します。

ここでは、それぞれのおおまかな手順を解説します。

1.僧侶に「魂抜き(閉眼供養)」を依頼する

仏壇の中にある本尊や位牌には“魂”が宿っているとされます。それを僧侶に読経して抜いていただく「魂抜き」が、仏壇じまいの第一歩です。

参考: 仏壇の魂抜きとは?詳しくはこちら

2.仏壇・仏具の処分方法を決める

魂抜き後は、仏壇と仏具を自治体の粗大ごみ、不用品回収、または仏壇店に依頼して処分します。

3.位牌の移動や処理を行う

位牌は別の仏壇に移すか、寺院に納骨・永代供養を依頼することもできます。


仏壇じまいにかかる費用相場

費用と書かれた写真

仏壇じまいの手順は1.魂抜きの依頼→2.処分の依頼ですが、それぞれにかかる費用の相場を一覧で比較してみましょう。

魂抜き料金

方法処分費用の相場特徴と注意点
寺院や僧侶へ依頼5,000〜50,000円(お布施)魂抜き供養のためのお布施額として支払う。金額は宗派や寺によって異なる。

魂抜きを依頼する時は、宗派の寺院に問合わせるとスムーズです。

処分料金

方法処分費用の相場特徴と注意点
自治体に依頼1,000〜3,000円粗大ごみ扱い。仏壇の「魂抜き」が済んでいる必要あり。
お寺に依頼10,000〜100,000円処分・供養込み。仏壇は自分で持込みが必要。
専門業者に依頼10,000〜80,000円搬出・処分・供養込み。仏壇のサイズや搬出場所によって変動。

※具体的な金額は地域差・仏壇の大きさにより異なります。

仏壇処分にかかる費用はこちらの記事も参考にしてみてください。

参考:仏壇の処分費用は最低1,000円〜最大10万円!安く処分する3つのコツ


宗派による違いあり!供養方法の違いを解説

ポイントと書かれた写真

一言に魂抜きと言っても、宗派ごとに考えが異なる場合があります。ここでは、宗派ごとの違いを解説します。

浄土真宗・浄土宗の場合

浄土真宗:閉眼供養を行わないことがありますが、代わりに仏壇を移す際に「遷座法要」を行う場合があります。

浄土宗:僧侶に依頼して閉眼供養を行い、魂を抜くという考え方が一般的です。

宗派ごとに呼び方や作法が異なるため、寺院に直接確認しアドバイスを受けると安心です。

創価学会の場合

創価学会では、仏壇ではなく“ご本尊”を中心に信仰対象を扱うため、処分の際は学会の窓口や担当者に相談するのが安心です。
宗教的な意義が大きいため、必ず指導に従って正しい手続きを進めましょう。

真言宗の場合

真言宗では、仏壇や位牌には故人の魂が宿っているとされ、「性根抜き(しょうこんぬき)」と呼ばれる読経の儀式が重要とされています。

僧侶に依頼して正式に読経してもらい、仏壇から魂を抜いてから処分する流れが一般的です。

曹洞宗・臨済宗などその他の場合

禅宗系でも閉眼供養や位牌の扱いには宗派ごとの違いがあります。
魂抜きは共通していますが、読経の形式やお布施の金額は寺院ごとに異なるので、菩提寺や僧侶に相談し、宗派に合った手続きを進めましょう。

手順内容
1. 寺院に依頼菩提寺または近隣の寺院へ連絡
2. 日程調整宗派や地域により六曜や仏滅を避けると良い
3. 当日の用意仏壇の掃除、お布施の用意、線香や供花などを用意
4. 読経・供養住職の読経とともに、感謝を伝えます

仏壇じまいの流れと準備するもの

チェックリストの写真

それでは、仏壇じまいを進めるための具体的な流れを見ていきましょう。

仏壇じまいは次のようなステップで進めます。

1.菩提寺や僧侶への依頼(魂抜きの予約)

菩提寺または近隣の寺院へ連絡して魂抜きの予約をします。

2.閉眼供養の実施

供養をしてもらう際は、お布施を忘れずに用意しましょう

  • 封筒の用意が必要
    おすすめの封筒はこちら
  • 封筒に「御布施」と書き、水引は不要が一般的
  • のし袋の表書きは薄墨ではなく、通常の黒墨

3.仏壇内部の整理(位牌・お札・貴重品など)

お仏壇は引出しなどの収納スペースが多くあります。
まれに仏具だけでなく、貴重品(通帳や印鑑など)が入っていることがあります。
普段あけることも少なく気づかないことが多いので、お仏壇を処分をする前に確認が必要です。

4.仏壇本体の回収・処分依頼

魂抜き・閉眼供養が終わったら処分の依頼をしましょう。

処分の方法は大きく4つあります。

  • お寺に依頼
  • 自治体に依頼
  • 仏壇店や仏具店に依頼
  • 仏壇専門の処分業者に依頼

それぞれ、料金や特徴があります。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

参考:仏壇処分手順を完全解説|0円でできる?粗大ごみ出し方は?注意点も解説


処分方法の選び方(自分で or 業者に依頼)

選択肢の写真

仏壇の処分は、粗大ごみに出す事で自分でも処分可能ですが、注意点があります。

手順

  • 市区町村の粗大ごみ受付センターに連絡
  • 指定場所に出すか、持込処分をする

注意点

  • 仏壇の処分を受け付けいない自治体もある
  • 自治体によっては解体を求められることも
  • 家の外までは自力での運搬が必要

手間や労力がかかりますが、自分で処分すると最も安く処分できます。

一方で、大きな仏壇は搬出処分が大変なため、仏壇じまいに慣れた専門業者に依頼するケースが増えています。


よくある質問(FAQ)

クエスチョンの写真

仏壇を処分する前に魂抜きは絶対必要ですか?

宗派や考え方によって異なりますが、供養としての意味合いからも実施する方が多いです。

お布施の金額はいくらが妥当?

地域差はありますが、おおよそ1〜3万円を包めば問題ありません。封筒に「御布施」や「閉眼供養料」と書いて包みましょう。

業者に頼むとき、どこまでしてくれるの?

搬出、処分までは一括対応してくれます。一部、魂抜きも対応する業者もいますので、詳しくはホームページを確認すると安心です。


まとめ:不安がある方は相談してみよう

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仏壇じまいは、ご先祖様への感謝と敬意を示し、自分自身の気持ちにも区切りをつける大切な儀式です。

費用や手続きに不安を感じるかもしれませんが、住職や仏壇処分の専門業者に相談すれば安心して進められます。

このページでわかるようになったこと:

・仏壇じまいの適正価格と内訳

・失礼・トラブルを防ぐ正しい手順

・宗派で全然違う仏壇じまいの正解

仏壇の処分に関して不安がある方は、専門業者に相談するとスムーズです。
魂抜きの手配から搬出、処分まですべて対応してくれます。

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