仏壇の処分方法と3つの注意点を解説!
閉眼供養から費用・手順まで

はじめに:「古いお仏壇を処分したい」というあなたへ

【2025年6月更新】

「お仏壇が大きすぎるので処分したい」「引越しの際に、古いお仏壇を処分したい」など、さまざまな理由で検討する仏壇の処分。

でも、いざ「処分したい」と思っても、どこに頼めばよいのかわからなかったり、費用が高そうで不安だったりしませんか?

この記事では、お仏壇処分の4つの方法を紹介。それぞれの費用もあわせてご説明します。
お仏壇は粗大ごみとして廃棄することも可能ですが、ご注意いただきたい点も解説。あなたにとって最も無理なく、後悔のない選択ができるようにサポートします。

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この記事を読んで理解できること

  • 仏壇処分の4つの方法
  • 失敗しない3つの注意点
  • 仏壇処分の具体的な進め方

お仏壇処分(ご供養)4つの方法と費用

選択肢の写真

仏壇の処分には主に以下の4つの方法があります。

それぞれにかかる費用の相場をまずは一覧で比較してみましょう。

方法処分費用の相場特徴と注意点
お寺に依頼10,000〜30,000円処分・供養込み。仏壇は自分で持込みが必要。
自治体に依頼1,000〜3,000円粗大ごみ扱い。仏壇の供養は自分で手配
仏壇店や仏具店に依頼する20,000〜80,000円処分の段取りが明確。供養は別途手配
仏壇専門の処分業者に依頼10,000〜50,000円搬出・処分・供養込み。仏壇のサイズや搬出場所によって費用変動

※具体的な金額は地域差・仏壇の大きさにより異なります。

また、仏壇を処分する際は、魂抜きを済ませておきましょう。

魂抜き料金

方法処分費用の相場特徴と注意点
寺院や僧侶へ依頼5,000〜50,000円(お布施)魂抜き供養のためのお布施額として支払う。金額は宗派や寺によって異なる。

→ 仏壇の魂抜きとは?詳しくはこちら


方法別:仏壇処分のメリット・デメリット

ポイントと書かれた写真

料金においては大きな違いがありましたが、それぞれメリット・デメリットも存在します。

1. 寺院・僧侶に依頼する場合

メリット宗教的に最も安心できる方法。故人や仏壇に敬意をもって対応できる。

デメリット処分を受付けていない場合あり。また、お布施額が明示されていないことが多く、費用がかさむことも。

2. 自治体の粗大ごみとして処分する場合

メリット最も安価で済む方法。自治体の粗大ごみ受付センターや清掃局に連絡すれば対応可。

デメリット仏壇の処分を受け付けいない自治体もあるので確認が必要。また、自力での運搬が必要。

3. 仏壇店や仏具店に依頼する場合

メリット:段取りが明確になっているので初めてでも安心

デメリット店舗によっては閉眼供養をしていないので確認が必要。また、自力での運搬が必要。

4. 仏壇処分の専門業者に依頼する場合

メリット:電話1本で運び出し・供養・処分まで一括対応。高齢者や遠方に住む家族にも安心。

デメリット費用は高め。見積もり時に「供養料込みかどうか」を必ず確認。


お仏壇処分の3つの注意点

注意点の写真

お仏壇処分で気をつけておきたい注意点を3つご紹介します。

お仏壇を処分しても、ご本尊やお位牌は手元に残す方が多くいらっしゃいます。
ご先祖様の魂が宿るとされるため、新しい仏壇へ納めるか、寺院に預けて供養するのが一般的です。

やむを得ず位牌も処分する際は、菩提寺に閉眼供養をお願いしましょう。

宗派ごとに閉眼供養や処分方法に関する考えが異なる場合があります。事前に確認しておきましょう。

浄土真宗・浄土宗の場合

浄土真宗:閉眼供養を行わないことがありますが、代わりに仏壇を移す際に「遷座法要」を行う場合があります。

浄土宗:僧侶に依頼して閉眼供養を行い、魂を抜くという考え方が一般的です。

宗派ごとに呼び方や作法が異なるため、寺院に直接確認しアドバイスを受けると安心です。

創価学会の場合

創価学会では、仏壇ではなく“ご本尊”を中心に信仰対象を扱うため、処分の際は学会の窓口や担当者に相談するのが安心です。
宗教的な意義が大きいため、必ず指導に従って正しい手続きを進めましょう。

曹洞宗・臨済宗などその他の場合

禅宗系でも閉眼供養や位牌の扱いには宗派ごとの違いがあります。
魂抜きは共通していますが、読経の形式やお布施の金額は寺院ごとに異なるので、菩提寺や僧侶に相談し、宗派に合った手続きを進めましょう。

お仏壇は引出しなどの収納スペースが多くあります。
まれに仏具だけでなく、貴重品(通帳や印鑑など)が入っていることがあります。
普段あけることも少なく気づかないことが多いので、お仏壇を処分をする前に確認が必要です。

仏壇処分を自治体に依頼する時は事前にこれらを確認しておくと安心です。


仏壇処分の流れと具体的な手順

道筋が書かれた写真

仏壇処分をスムーズに進めるために、一般的な手順を順を追って確認しましょう。

① 処分方法の選定・見積もり

仏壇処分の方法はいくつかあり、費用やサービス内容・手間を比較することが大切です。
処分方法によっては、供養付きプランを用意している場合があるため、料金と対応内容を総合的に見て選びましょう。

② 閉眼供養の実施

処分方法が決まったら、僧侶を手配して閉眼供養(魂抜き)を行いましょう。
宗派や寺院によって作法は異なりますが、読経や焼香などでご先祖様を丁寧にお送りするのが一般的です。
供養が終わると、仏壇はただの物として処分できるようになります。

③ 仏壇の引き取り・運搬と各種手続き

閉眼供養を終えたら、仏壇を引き取りに来てもらうか、自分で持ち込んで処分します。
運搬に必要な手数料は事前に確認しておくと安心です。処分先で手続きが完了すれば、仏壇処分の流れは終了します。


まとめ:自分に合った方法で処分を

ゴールの写真

仏壇の処分は、宗派や状況によって選ぶ方法や注意点が異なります。
大切なのは、ご先祖や故人への敬意を忘れず、適切なタイミングで閉眼供養を行い、正しい手順で進めることです。

処分方法や費用も多岐にわたるため、目的や予算に合わせて最適な方法を選びましょう。
また、宗派の作法を確認し、親族や菩提寺に相談することも大切です。

仏壇がなくても供養の心は続けられます。自分に合った方法で、故人への想いを大切にしていきましょう。

このページでわかるようになったこと:

  • 仏壇処分の4つの方法
  • 失敗しない3つの注意点
  • 仏壇処分の具体的な進め方

コストを抑えたい方は「供養+自治体処分」、手間をかけたくない方は「業者依頼」など、自分の生活スタイルに合った選択をしましょう。


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1.基本料金+人件費:

一律3,000円(税込3,300円)

2.お仏壇の処分料金:

高さ:50cm未満の仏壇8,000円(税込8,800円)〜
高さ:80cm未満の仏壇13,000円(税込14,300円)
高さ:120cm未満の仏壇18,000円(税込19,800円)
高さ:120cm以上の仏壇要お見積り

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