
大根山霊園(小笠原村営)の問合せ先・価格情報
区画の申込方法・墓じまい・お参り情報まとめ
【2026年7月更新】
「大根山霊園でお墓を持つには、どう申し込むの?」「今あるお墓を墓じまいするには?」「お参りには、どう行けばいい?」
大根山霊園について調べていると、区画の申し込み方、墓じまいの手続き、お参りの行き方まで、知りたいことが人によってばらばらで、まとまった案内がなかなか見つからない、と感じたことはないでしょうか。
大根山霊園(おおねやまれいえん)は、小笠原諸島・父島にある小笠原村営の霊園です。
本土から約1,000キロ、船で約24時間かけて渡る島にある霊園のため情報そのものが少なく、村外の方は使用料が5割増になるなど独自のルールもあり、はじめての方はどこから手をつければよいか迷いがちです。
このページは、大根山霊園に関わる方が知りたいことを、目的別に一か所へまとめた案内ページです。
「これから持ちたい」「今あるお墓を整理したい」「お参りに行きたい」という3つの立場ごとに、それぞれ知りたい情報へすぐ届くよう整理しました。
使用料などの費用、小笠原村への申し込み方法、墓じまいに必要な手続きと費用(島ならではの事情も含めて)、お参りの行き方、そして問い合わせ先まで、この1ページで順に確認できます。
金額は、村の条例に定められた実際の数字で載せているので、目安ではなく確かな金額が分かります。
下のボタンから、自分に当てはまるところへ進めます。
全部を読む必要はありません。
気になる見出しから読み進めれば、次に何をすればよいかが分かるように整理しています。
島を離れて暮らしている方でも、迷わず段取りを組めるようにまとめました。
ぜひ最後までお読みください!
目次
大根山霊園の基本情報と区画の種類
大根山霊園は、小笠原村が管理・運営する村営霊園です。
まずは基本情報と、費用から確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 東京都小笠原村父島字大根山30番ほか |
| 管理・運営 | 小笠原村(村営霊園) |
| 周辺 | 父島の集落から近い緑に囲まれた高台。近くに大神山神社 |
| 宗旨・宗派 | 不問(村営霊園のため宗教を問わない) |
| 問い合わせ | 小笠原村役場 04998-2-3111(代表) |
区画の種類と使用料
大根山霊園の区画と費用は、小笠原村霊園条例で次のように定められています。
村外にお住まいの方は、使用料が5割増の600,000円になり、さらに村内にお住まいの方を管理者として選ぶことが条件になります。
なお、三宅村などにある「合葬墓」のような墓石を建てない村営施設は、小笠原村の条例には定められていません(2026年7月時点)。
金額や制度は変わることがあるため、最新は小笠原村役場でご確認ください。
大根山霊園(小笠原村営)の申込方法
大根山霊園の区画は、小笠原村の許可を受けて使用します。
条例では1人につき1区画と定められています。
募集の仕組みと知る方法
募集の方法は村長が別に定めることとされており、決まった時期の公募があるわけではありません。
空き区画の状況や申し込みの手順は、小笠原村役場(04998-2-3111)に直接たずねるのが確実です。
村の広報やホームページの告知もあわせて確認しておきましょう。
申込資格と確認しておくこと
条例では、次のように定められています。
- 小笠原村に住所のある方が対象
- ただし、村長が相当の理由があると認めたときは、村外にお住まいの方にも使用が許可されることがある(使用料5割増・村内在住の管理者の選任が必要)
- 3年間管理料を納めないときなどは、許可が取り消されることがある
「島を離れているが、家族のお墓を父島に持ちたい」といった事情がある方も、まず村役場に相談してみる価値があります。
なお、村営霊園の区画は小笠原村の許可を受けるもので、特定の会社が販売するものではありません。
墓石や書類の準備をどう進めればよいかなど、迷うことがあれば、石材店のネットワークを通じて相談を受けることもできます。
売り込みではなく、進め方の相談から始められます。
大根山霊園の墓じまいと必要な4つの手続き
父島にお墓があり、「島を離れて通えなくなった」「継ぐ人がいない」といった事情で墓じまいを考える方は少なくありません。
村営霊園の墓じまいでは、お骨を取り出して別の場所へ移したうえで、区画を更地に戻して小笠原村へ返すのが基本の流れです。
何から始めればよいかが分かるように、動く順番のとおり4つのステップで整理しました。
ステップ1:霊園の管理者に墓じまいを連絡する
最初にすることは、小笠原村役場(04998-2-3111)へ「墓じまいをしたい」と伝えることです。
区画返還の手順や、あとで必要になる「埋蔵証明書」の発行について、このときに確認しておくと後の段取りが楽になります。
公営霊園の墓じまいの窓口や手順は、公営墓地・市営墓地の墓じまいの進め方|2つの窓口と費用・手順を解説でも整理しています。
ステップ2:新しいお墓(納め先)を選ぶ
次に、取り出したお骨をどこに納めるかを決めます。
小笠原村の条例には合葬墓のような島内の受け皿施設が定められていないため、島の外(本土)の納め先を選ぶのが基本になります。
主な選択肢は次のとおりです。
- 永代供養墓:お寺や霊園が代わりに管理・供養してくれる
- 樹木葬:樹木や草花を墓標にする。宗教を問わない施設が多い
- 納骨堂:屋内に納める。天候に左右されずお参りできる
- 合葬・散骨:ほかの方と一緒に納める、または海や山にまく
費用やお参りのしやすさが種類ごとに違うため、家族で話し合って決めていきましょう。
納め先ごとの費用や進め方は、墓じまい後の納骨先はどこにする?6つの選択肢と費用・進め方で比べられます。
納め先が決まったら、「改葬許可」の手続きに進みます。
大根山霊園の場合の申請先は小笠原村です。
この許可証がないと、新しい納め先にお骨を移すことができません。
改葬許可証を受け取るまでの3ステップ
- いまのお墓(大根山霊園)の管理者から「埋蔵証明書」を発行してもらう
- 新しい納め先から「受入証明書」を発行してもらう
- 2つの書類を添えて小笠原村へ改葬許可を申請し、改葬許可証を受け取る
ステップ3:見積りを取って工事を依頼する
納め先と改葬許可の見通しが立ったら、石碑の解体・撤去工事の見積りを取り、工事を依頼します。
一般的な費用の目安は次のとおりですが、父島は船便でしか資材や重機を運べないため、本土より工事費が割高になったり、日程の調整に時間がかかったりすることがあります。
複数の見積りを取り、内訳と日程を確かめてから決めるのが安心です。
| 項目 | 費用の目安 |
| 撤去・解体工事 | 1平方メートルあたり 約8万〜15万円(島しょ部は輸送費が加わる場合あり) |
| 閉眼供養(魂抜き)のお布施 | 約3万〜10万円 |
| 改葬許可などの行政手続き | 数百円〜1,000円ほど |
| 総額の目安 | 約30万〜100万円(お墓の広さ・立地による) |
墓じまいの費用は、墓じまいシミュレーターを使うと、おおよその金額を調べることができます。
ステップ4:お骨を新しいお墓へ納める
工事の日程が決まったら、お墓から魂を抜く供養(閉眼供養)をしたあとにお骨を取り出し、石碑を解体して区画を更地に戻します。
区画を小笠原村へ返す手続きが済んだら、取り出したお骨を新しいお墓へ納めて、墓じまいは完了です。
本土の納め先へ移す場合は、お骨の郵送(送骨)に対応している納め先や業者を選ぶと、船でお骨を運ぶ負担を減らせます。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも、墓じまいの進め方や費用の全体像から相談を始められます。
実際の金額の見積もりは、下の相談窓口から無料で依頼できます。
大根山霊園へのアクセスとお参りの実用情報
ここからは、実際に大根山霊園へお参りに行く方に向けた実用情報です。
父島への行き方から順にまとめました。
父島への行き方と島内の移動
| 行き方 | 経路 | 目安 |
| 船 | 東京・竹芝桟橋から「おがさわら丸」で父島・二見港へ | 約24時間・便数は限られる(おおむね週1便程度) |
| 島内 | 村営バス・タクシー・レンタカーなど | 霊園は集落から近い大根山地区 |
小笠原には空港がなく、父島へ渡る手段は船だけです。
船のスケジュールに合わせて島での滞在日程が決まるため、お参りは数日がかりの計画になります。
霊園の場所や道順は、村役場(04998-2-3111)に確認しておくと安心です。
お参りの準備と注意点
- 日程:船の運航スケジュール次第。台風シーズンは欠航・日程変更に備える
- お花・お線香:島内で調達できる店が限られるため、前もって用意してから向かうと確実
- 帰省シーズン:おがさわら丸と宿は早めの予約が安心
お参り前に確認しておきたいこと
- 父島へは船のみ(約24時間)=数日がかりの計画を立てる
- 台風シーズンは欠航に備えて日程に余裕を持つ
- お花・お線香は前もって用意してから向かう
大根山霊園の概要と管理・宗派
最後に、大根山霊園そのものの成り立ちと管理のかたちを補足します。
大根山霊園は、小笠原村霊園条例にもとづいて父島に設置された村営霊園で、集落からほど近い緑の高台にあり、近くには大神山神社、少し歩けば海も望める場所です。
村営のため寄付金などの負担がなく、宗旨・宗派を問わずに使えるので、お寺の檀家でなくても利用できます。
現地に管理事務所はなく、使用許可・管理料・改葬などの手続きの窓口はすべて小笠原村役場です。
区画の承継(お墓を受け継ぐこと)の場合は使用料がかからないことや、管理料を3年間納めないと許可が取り消されうることなど、長く使ううえでのルールも条例に定められています。
大根山霊園のよくある質問
大根山霊園について、区画の申込・墓じまい・お参りの順に、よくある質問をまとめました。
Q. 大根山霊園のお墓は、いつでも持てますか? 決まった時期の公募はなく、募集の方法は村長が別に定めることとされています。
空き区画の状況や手順は、小笠原村役場(04998-2-3111)にたずねるのが確実です。
Q. 島を離れていても申し込めますか? 条例では小笠原村に住所のある方が対象ですが、村長が相当の理由があると認めたときは村外の方にも許可されることがあります。
その場合、使用料は5割増(600,000円)となり、村内にお住まいの管理者を選ぶ必要があります。
Q. 使用料はいくらですか? 条例で、1区画(4平方メートル基準)400,000円・管理料は年3,780円と定められています。
このほかに墓石代がかかります。
Q. 父島のお墓を墓じまいしたら、お骨はどこへ納めればよいですか? 小笠原村の条例には島内の合葬施設が定められていないため、本土の永代供養墓・樹木葬・納骨堂などへ移すのが基本です。
送骨(お骨の郵送)に対応した納め先を選ぶと、運ぶ負担を減らせます。
Q. お参りはどうやって行けばよいですか? 竹芝桟橋から「おがさわら丸」で約24時間です。
空港はなく船だけなので、運航スケジュールに合わせた数日がかりの計画になります。
大根山霊園で分からないことは相談してみよう
このページでは、大根山霊園の使用料(条例の実額)、小笠原村の申し込みの仕組み、島ならではの事情を含めた墓じまいの4つのステップ、そして船でしか行けない父島への行き方まで、目的別に整理してきました。
大根山霊園は、本土から最も遠い村営霊園のひとつです。
だからこそ、「自分の場合はどう動けばいいか」が見えてくれば、次の一歩は決めやすくなります。
これからお墓を持ちたい方は、村役場に空き区画と手順をたずねるところから始めましょう。
島のお墓を整理したい方は、村役場への連絡と本土の納め先えらびから始め、改葬許可(埋蔵証明書・受入証明書・小笠原村への申請)の準備へ進めていきます。
どちらの場合も、島まで気軽に行き来できない事情のなかで進めることになります。
分からないことが多いまま一人で抱え込む必要はありません。
迷ったところから相談してみるのが、遠回りをせずに済む方法です。
あなたの大根山霊園でのお墓えらび・お墓じまいが、無理なく進みますように。
参考リンク:



