
墓じまいをするとどうなる?
後悔とメリット・デメリットを解説
【2026年7月更新】
墓じまいをするとどうなるのか——「実家のお墓、このままにしていていいのかな」と、頭の片隅でずっと気になって調べ始めた方も多いのではないでしょうか。
帰省のたびに手を合わせながら、「誰がこのお墓を守っていくんだろう」と考える。
でも、墓じまいという言葉を調べようとすると、先祖への申し訳なさや親族への気兼ねが先に立って、なかなか踏み出せない。
そんな迷いを、一人で抱えている方は少なくありません。
結論からお伝えします。
墓じまいをすると、管理の負担から解放されるというメリットがある一方で、費用・手続きの手間・お参りの場所がなくなること・親族関係の変化といったデメリットも実際に起きます。
「してよかった」という声も、「後悔した」という声も、どちらも本当に存在する選択です。
ただ、「メリットとデメリットがある」と知るだけでは、まだ十分ではありません。
後悔しやすい人には「感情の整理より先に手続きを急いだ」という共通点があり、それを事前に知っているかどうかで、進めたあとの気持ちが大きく変わります。
この記事では、墓じまいをすると実際に何が起きるのかを、良い面も悪い面も包み隠さずお伝えします。
費用や手続きの負担・お骨の行き先・お参りの場所がなくなること・親族関係の変化といったデメリットから、管理負担の解消・気持ちの区切りといったメリットまで、一通り把握できる構成です。
読み終えるころには、「自分のケースで気になる点」が自然と見えてきます。
罪悪感で立ち止まったままでいるより、正直な情報を知ったうえで納得して前へ進む。
そのための第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を読んで分かること
- 墓じまいで起きる良い面と悪い面の全体像
- 実際に起きる4つのデメリット
- 負担の解消と心の区切りというメリット
- 後悔しやすいケースと前向きに進める3つの行動
ぜひ最後までお読みください!
目次
墓じまいをすると良い面と悪い面の両方が起きる

墓じまいをすると、実際にどんなことが起きるのか。
それを一言で表すなら、「してよかったという声と、後悔したという声が、どちらも本当に存在する」ということです。
「してよかった」だけでもなく、「後悔した」だけでもない。
その両面があるのが墓じまいという選択の実態です。
墓じまいをすると起きること
- 良い面:管理の負担がなくなる/遠方通いや管理費から解放される/気持ちの区切りがつく
- 悪い面:費用が重なる/お参りの場所がなくなる/親族関係がこじれる/手続きに手間がかかる
- 分かれ目:良い面も悪い面も事前に知って、気持ちを整理してから進めたかどうか
「してよかった」も「後悔した」も両方ある
墓じまいをした方の声を集めると、大きく二つに分かれます。
一つは、「ずっと気になっていた重荷が下りた」という声です。
遠方の実家のお墓を年に一度管理するためだけに帰省していた方が、墓じまいをきっかけにその負担から解放されたというケースです。
毎年の管理費、交通費、そして「ちゃんとお参りできているだろうか」という漠然とした罪悪感。
それらが一度になくなり、「やってよかった」と感じる方は少なくありません。
もう一つは、「もう少し準備してから進めればよかった」という後悔の声です。
親族に十分な説明をしないまま話を進めてしまい、後から関係がこじれてしまったケースや、費用が思っていたよりずっと高くなって戸惑ったケースです。
「知っていれば防げた後悔」が、この側にはあります。
つまり、墓じまいそのものに良い・悪いはなく、「どう進めたか」と「事前にどれだけ把握していたか」が、後悔の有無を大きく左右するのです。
まず全体像を知れば落ち着いて判断できる
「墓じまいをしようかどうか、まだ迷っている」という段階の方にとって、最初に必要なのは背中を押してもらうことではありません。
全体像を正直に知ることです。
良い面だけを見て進めると、デメリットに直面したときに「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。
逆に悪い面だけを見ていると、「やっぱりやめておこう」と罪悪感のまま立ち止まり続けることになりかねません。
両方を知ることで初めて、「自分のケースではどうなりそうか」を落ち着いて考えられるようになります。
不安が和らぐのは「大丈夫」と言ってもらえた時ではなく、「何が起きるかが分かった」時です。
墓じまいの全体像や費用の相場から手続きの流れまでをまとめて確認したい方には、墓じまい完全ガイド|費用相場や手続きの流れを全て解説がひとつの手がかりになります。
この記事の以降の章では、デメリットとメリットをそれぞれ具体的に見ていきます。
墓じまいのデメリットは主に4つある

墓じまいを進める前に、知っておきたいデメリットがあります。
「知らなかった」から後悔に変わるケースの多くは、これから挙げる4つのいずれかに当てはまります。
順番に見ていきます。
| デメリット | どういうことが起きるか |
| 費用が重なる | 墓石の撤去・お寺へのお礼・新しい納骨先の費用が同時にかかる |
| お参りの場所がなくなる | 手を合わせてきた場所を失い、寂しさや拠り所のなさを感じる |
| 親族関係がこじれる | 相談なく進めると「聞いていない」と関係が悪くなる |
| 手間と時間がかかる | 役所への申請や書類集め、業者選びに思った以上の労力がかかる |
費用は撤去・お礼・納骨先が重なりやすい
墓じまいにかかる費用は、一つではありません。
複数の費用が同じタイミングで重なることが、想定より高くなる最大の原因です。
まず、墓石の撤去・解体工事の費用があります。
お墓の大きさや立地条件によって変わりますが、一般的に数万円から数十万円の範囲になることが多く、山の中や狭い場所にあるお墓は重機が入れないため割高になるケースもあります。
次に、お寺の檀家をやめる際に発生する離檀料があります。
金額はお寺によって大きく異なり、数万円で済む場合もあれば、数十万円を求められるケースもあります。
離檀料は法律上の義務ではありませんが、長年お世話になったお寺への感謝の気持ちとして包む慣習が残っている地域も多く、事前にお寺との関係性を確認しておくことが大切です。
さらに、お骨の新しい納骨先にかかる費用も必要になります。
永代供養墓・樹木葬・納骨堂・散骨など、選ぶ方法によって費用の幅は大きく変わります。
費用の全体感を事前につかんでおくと、「想定外だった」という後悔を防ぎやすくなります。
費用の相場感を知りたい方は、墓じまいは40万円で収まる?相場の実態と費用の抑え方も参考になります。
お参りの場所がなくなり手を合わせる先を失う
墓じまいをすると、これまで帰省するたびに手を合わせてきた「場所」がなくなります。
これを想定していなかった方が、完了後に「寂しい」「拠り所を失った気がする」と感じることは珍しくありません。
お墓は単なる埋葬の場所ではなく、「先祖に会いに行く場所」「手を合わせてひと息つく場所」という感覚的な役割を担っています。
そのため、物理的なお墓がなくなることで、気持ちの向け先を失ったように感じる方もいます。
ただし、この点については事前に対策を取ることができます。
手元供養(自宅で遺骨や位牌を手元に置いて供養する方法)や、お参りできる納骨堂・永代供養墓に移すことで、手を合わせる場所を別の形で確保できます。
墓じまい後にどこへ納骨するかの選択肢と費用については、墓じまい後の納骨先はどこにする?6つの選択肢と費用・進め方で詳しく整理されています。
親族に相談せず進めると関係がこじれやすい
墓じまいで実際にトラブルに発展するケースの多くは、親族への相談が不十分なまま手続きを進めてしまった場合です。
お墓は家族・親族全員の「共有の記憶の場所」でもあります。
「自分が管理を担ってきたから自分が決めていい」と思っていても、他の親族にとっては「事前に一言あってよかった」と感じる場所であることが多いのです。
特に注意が必要なのは、遠方に住む兄弟や親戚に知らせないまま進めてしまうケースです。
後から「なぜ相談してくれなかったのか」と言われると、取り返しのつかない感情的なしこりになりかねません。
進め方としては、墓じまいを決める前の段階で「こういう理由で考えている」という意向を共有するところから始めるのが安心です。
賛否を問うよりも、「一緒に考えたい」という姿勢で切り出すと、話し合いのハードルが下がります。
お寺や親族への伝え方に不安がある方は、墓じまいの交渉のコツ|お寺と親族に角を立てない進め方が具体的な切り出し方のヒントになります。
書類集めや業者選びに手間と時間がかかる
墓じまいは、思っているより手続きの工程が多い作業です。
初めて取り組む方にとっては、「こんなに手間がかかるとは思わなかった」というのが正直な感想になりやすい部分です。
具体的には、改葬許可申請という行政手続きが必要になります。
現在のお墓がある市区町村の役所に申請し、改葬許可証を取得したうえで石材店による撤去工事を行い、新しい納骨先に受け入れてもらうという一連の流れがあります。
手続きに必要な書類は、次のように取得先がそれぞれ異なります。
| 必要な書類 | 取得する相手 |
| 改葬許可申請書 | お墓がある市区町村の役所 |
| 埋葬証明書 | 今のお墓がある墓地・霊園の管理者 |
| 受入証明書 | お骨の新しい移し先(納骨堂・永代供養墓など) |
それぞれの取得先や書き方が異なるため、事前にリストアップして確認しておくと二度手間を防げます。
また、石材店の選び方にも注意が必要です。
費用の差が大きいため、複数の業者から見積もりを取ることが基本になります。
業者選びと書類手続きの両方に時間がかかることを前提として、余裕を持ったスケジュールで動き始めると安心です。
書類の詳細は墓じまいの必要書類3つを全て解説|手続きの全体像が10分でわかるにまとめられています。
以上が、墓じまいで実際に起きやすい4つのデメリットです。
「知らなかった」から後悔になるのであれば、事前に知っておくことで対策が取れます。
次は、墓じまいによって実際に得られるメリットを見ていきます。
墓じまいのメリットは負担の解消と心の区切り
デメリットを知ったうえで、メリットも正直に見ておきます。
墓じまいをした方が「やってよかった」と感じる理由は、大きく二つに集約されます。
一つは、長年積み重なってきた負担が一度になくなること。
もう一つは、きちんと向き合って決めたという納得感が、気持ちの区切りになることです。
遠方のお墓の管理費・交通費・気疲れが一度になくなる
遠方に実家のお墓がある場合、毎年かかり続ける負担は思っているより大きいものです。
まず、金銭的な負担があります。
お寺や霊園に支払う年間管理費、お盆やお彼岸の帰省にかかる交通費、墓石の清掃や花代といった出費が、毎年繰り返されます。
一回一回は大きな金額でなくても、10年・20年と積み重なれば相当な額になります。
次に、時間と体力の負担があります。
遠方への移動は体への負担も大きく、年齢を重ねるにつれて「今年も行けるだろうか」という不安が増してくることも少なくありません。
そして見落とされがちなのが、精神的な負担です。
「ちゃんとお参りできているだろうか」「草が伸びていないだろうか」という漠然とした気疲れは、意識していなくてもじわじわと積み重なっています。
墓じまいをすることで、これらの負担が一度にまとめてなくなります。
費用は一時的にかかりますが、それ以降の管理費や交通費がなくなることを考えると、長期的には負担が減るケースが多いのです。
なお、遠方にあるお墓でも墓じまいを進める方法については、山奥のお墓でも墓じまいはできる|費用の目安と立会いなしで進める方法に整理されています。
きちんと向き合って決めた納得感が心の区切りになる
墓じまいのもう一つのメリットは、目に見えない部分にあります。
それは「ちゃんと考えて、自分で決めた」という納得感です。
実家のお墓を放置している状態は、多くの方にとって「後ろめたさ」を抱えたままの状態でもあります。
「いつかどうにかしなければ」と思いながら手をつけられないまま月日が過ぎていく。
その状態自体が、じわじわと心の重荷になっています。
墓じまいをきちんと進めることで、その「宙ぶらりんな状態」に終止符が打たれます。
先祖のお骨がきちんと新しい場所に移り、供養の形が整う。
その完結感が、「ちゃんと向き合えた」という気持ちの区切りになるのです。
また、墓じまいをきっかけに家族が集まり、先祖のことや今後の供養の形について話し合う機会になったという声もあります。
「大変だったけれど、家族で一緒に取り組めてよかった」という経験談は、珍しいものではありません。
お参りに行けて手を合わせる場所がある形を選ぶと、墓じまい後の心の落ち着きにもつながります。
永代供養という形を検討している方は、墓じまいと永代供養の違いとは?意味・手順・費用と選び方を解説を読んでおくと、言葉の意味と進め方の違いが整理されてスムーズです。
後悔しやすいのは気持ちの整理より手続きを急いだ時
デメリットもメリットも知った。
それでも「後悔するかもしれない」という不安が残る方へ、ここでは後悔しやすいケースに共通するパターンをお伝えします。
結論から言うと、後悔した方に共通しているのは「感情の整理より先に手続きを急いだ」という点です。
後悔した人と後悔が少ない人の違い
- 後悔しやすい人:感情の整理を後回しにして、焦って手続きを先に進めた
- 後悔が少ない人:良い面も悪い面も知り、気持ちを整理してから動き始めた
- 分かれ目は手続きの正確さではなく、感情の整理が手続きに追いついているか
感情の整理を後回しにして進めると後悔しやすい
墓じまいは、手続き上は「行政への申請」と「石材店への工事依頼」で完了します。
しかし、それで終わりではありません。
完了した後に「本当によかったのだろうか」という気持ちが押し寄せてくることがあります。
これは手続きを間違えたからではなく、「気持ちの整理が手続きに追いつかなかった」ことが原因であるケースが多いのです。
たとえば、両親が亡くなり実家の整理を進める流れの中で、「お墓もどうにかしなければ」と焦って動き始めた。
業者に連絡して、書類を集めて、工事が終わった。
でも、いざお骨を移した後になって、「もう少し家族でゆっくり話し合えばよかった」「お寺への挨拶がおざなりになってしまった」と感じた。
そういう後悔です。
特に、親が亡くなった直後や、相続手続きと並行して進めている時期は、精神的な余裕がない状態で動きやすい時期です。
「早く片付けなければ」という焦りが、感情の整理を後回しにさせやすい状況を作ります。
急がなければならない事情がある場合を除いて、「まず情報を集める期間」と「気持ちを整理する期間」を、手続きを始める前に意識的に設けることが大切です。
何を揃えどう進めるかを事前に確認しておくことも、焦って動くことへの防止策になります。
準備の全体像は墓じまい準備の完全ガイド|用意するもの一覧と進め方を解説で一覧で確認できます。
良い面も悪い面も知って進めた人は後悔が少ない
一方で、「やってよかった」と感じている方に共通しているのは、「事前に良い面も悪い面も知ったうえで、自分の気持ちも整理してから動いた」という点です。
これは、完璧な準備をしたということではありません。
「分からないことがあっても、一つずつ確認しながら進めた」という姿勢のことです。
たとえば、費用の全体像を先に調べて想定外の出費に驚かないようにしておいた。
お寺への挨拶の仕方を事前に確認して丁寧に進めた。
兄弟や親族に早めに意向を伝えて、反対意見も含めて話し合う時間を取った。
こういった積み重ねが、完了後の「納得感」につながっています。
また、魂抜きのような宗教的な儀式をきちんと行ったかどうかも、気持ちの区切りに影響します。
「形式的なことだから省いてもいい」と思って省略した方が、後から「ちゃんとやっておけばよかった」と感じることがあります。
魂抜きがどういうもので、どう頼めばいいかを知りたい方は、墓じまいの魂抜きって何?|依頼方法や費用・当日の流れまで完全解説で一通り確認できます。
もう一つ、後悔が少ない方に共通しているのは、「自分一人で抱え込まなかった」という点です。
家族と話し合い、業者に相談し、小さな行動を積み重ねることで、一人で抱えていた重さが少しずつ分散されていきます。
墓じまいは、一人で全部決めなければならないものではありません。
情報を集めて納得すれば前向きに墓じまいを進められる
ここまで、墓じまいのデメリット・メリット・後悔しやすいパターンを見てきました。
良い面も悪い面も知ったうえで、では実際にどう動き始めればいいのか。
この章では、納得して前に進むための具体的な3つの行動をお伝えします。
気になる点を書き出して一つずつ調べる
墓じまいを「なんとなく不安」のまま調べ続けていても、なかなか前に進めません。
不安の正体を「具体的な疑問」に変えることが、最初の一歩です。
まず、今この時点で気になっていることを、紙やスマートフォンのメモに書き出してみてください。
- 費用はどのくらいかかるのか
- お骨はどこに移せばいいのか
- お寺への連絡はどうすればいいのか
- 親族への説明はどう切り出すか
頭の中でぼんやりしていることを言葉にするだけで、「自分が特に気になっているのはどの部分か」が見えてきます。
書き出したら、一つずつ調べていきます。
全部を一気に解決しようとしなくて大丈夫です。
一つ分かると、次の疑問が具体的になります。
その繰り返しが、「なんとなく不安」から「だいたい分かってきた」という状態への移行につながります。
補助金が使えるかどうかも、調べておきたいポイントの一つです。
墓じまいの補助金は本当にある?確認方法と費用を抑える方法を解説では、補助制度の実態と確認方法が整理されています。
家族や親族に早めに相談して認識をそろえる
気になる点が整理されてきたら、次のステップは家族や親族との共有です。
「まだ決めたわけじゃないし、相談するのは具体的になってから」と思いがちですが、早めに意向を伝えておくことが後のトラブル防止になります。
決定事項として伝えるのではなく、「こういうことを考えている、どう思う?」という形で話を切り出すだけで十分です。
夫婦間で温度差がある場合も、まずは「調べ始めた」という事実を共有するところから始めると、話し合いのハードルが下がります。
「相手を説得しなければ」と身構えず、「一緒に情報を見ていく」という姿勢で進めると、自然と認識がそろっていきます。
相談する相手をはっきりさせておくことも大切です。
お墓の管理者が誰かはっきりしない場合は、お墓の管理者が誰か調べる方法|上手な調べ方と確認後の進め方を解説で確認の手順が分かります。
誰に相談すればいいかが見えると、話を切り出す一歩が踏み出しやすくなります。
費用や進め方を複数比べて自分のケースで判断する
情報が集まり、家族との認識もそろってきたら、次は具体的な費用と進め方を自分のケースで比べる段階です。
ここで大切なのは、一社だけに相談して決めないということです。
墓じまいの費用は業者によって大きく差があります。
見積もりを取る際には、次の点を確認しておくと安心です。
- 工事の内容と範囲:どこまでの作業が含まれているか
- 追加費用の有無:「撤去費用だけで他は別途」になっていないか
- 総額:最終的にいくらになるかを必ず確認する
- 対応の丁寧さ:説明が分かりやすいか、質問に誠実に答えてくれるか
複数の業者から見積もりを取ることで、相場感がつかめると同時に、対応の丁寧さや説明の分かりやすさも比較できます。
見積もりの取り方と費用を抑えるコツについては、墓じまいの見積りは30万円安くできる!後悔なく進める相見積のススメで具体的に整理されています。
相見積もりを取ることで実際にどれくらい費用が変わるのかが分かり、費用面で納得して進めるようになります。
書き出す・相談する・比べる。
この3つを自分のペースで積み重ねていくことで、「なんとなく不安」だった墓じまいが、「自分のケースではこう進めればいい」という具体的な像を結んでいきます。
罪悪感で立ち止まる必要はありません。
情報を集めて納得することが、先祖への誠実な向き合い方の一つでもあるのです。
墓じまいの気になる点を書き出して調べ始めよう
ここまで、墓じまいをするとどうなるのかを、良い面も悪い面も見てきました。
管理の負担や交通費・気疲れから解放されるメリットがある一方で、費用の重なり・お参りの場所がなくなること・親族関係のこじれ・書類や業者選びの手間といったデメリットも実際に起きます。
後悔した方に共通していたのは、感情の整理より先に手続きを急いだことでした。
逆に「やってよかった」と感じている方は、良い面も悪い面も知ったうえで、気持ちを整理しながら進んでいます。
両方を知っていることが、後悔しない判断の土台になります。
次にできることは、難しく考えなくて大丈夫です。
今この瞬間に気になっていることをメモに書き出す。
家族に「墓じまいを調べ始めた」と一言伝える。
費用の相場や進め方を複数並べて比べてみる。
この3つのうち、やりやすいものから一つ始めれば十分です。
罪悪感で立ち止まったままでいるより、正直な情報を知って納得しながら、自分のペースで進めていけば大丈夫です。
参考リンク:


