
緑ヶ丘霊園(川崎市営)の問合せ先・価格情報
区画の申込方法・墓じまい・お参り情報まとめ
【2026年7月更新】
「緑ヶ丘霊園でお墓を持つには、どう申し込むの?」「今あるお墓を墓じまいするには?」「お参りには、どう行けばいい?」
緑ヶ丘霊園について調べていると、区画の申し込み方、墓じまいの手続き、お参りの行き方まで、知りたいことが人によってばらばらで、まとまった案内がなかなか見つからない、と感じたことはないでしょうか。
緑ヶ丘霊園(津田山霊園とも呼ばれます)は、川崎市が運営する市営霊園です。
調べにくい理由は2つあります。
ひとつは「緑ヶ丘霊園」という名前の霊園が全国にいくつもあること。
もうひとつは、川崎市営霊園の募集案内が、緑ヶ丘霊園ともうひとつの市営霊園「早野聖地公園」の区画をまとめて載せているため、どれが緑ヶ丘霊園の区画なのか分かりにくいことです。
このページは、川崎市の緑ヶ丘霊園に関わる方が知りたいことを、目的別に一か所へまとめた案内ページです。
「これから買いたい」「今あるお墓を整理したい」「お参りに行きたい」という3つの立場ごとに、それぞれ知りたい情報へすぐ届くよう整理しました。
区画の種類と使用料、川崎市への申し込み方法、墓じまいに必要な手続きと費用、お参りのアクセスや開門時間、そして問い合わせ先まで、この1ページで順に確認できます。
費用については、区画ごとの使用料や墓じまい費用の目安の金額も、具体的な数字で載せています。
下のボタンから、自分に当てはまるところへ進めます。
全部を読む必要はありません。
気になる見出しから読み進めれば、次に何をすればよいかが分かるように整理しています。
初めての方や久しぶりの方でも、迷わずに読み進められる構成にしました。
ぜひ最後までお読みください!
目次
緑ヶ丘霊園の基本情報と区画の種類
緑ヶ丘霊園は、川崎市が管理・運営する市営霊園です。
まずは基本情報と、区画ごとの費用から確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 神奈川県川崎市高津区下作延1241 |
| 管理・運営 | 川崎市(市営霊園・別名「津田山霊園」) |
| 最寄り | JR南武線「津田山」駅から徒歩約5分 |
| 宗旨・宗派 | 不問(市営霊園のため宗教を問わない) |
| 問い合わせ | 緑ヶ丘霊園事務所 044-811-0013(窓口8時30分〜17時30分) |
区画の種類と使用料
緑ヶ丘霊園で募集されるのは、墓石を建てる「一般墓所」と、墓石を建てない「合葬型墓所」の2種類です。
お墓(墓石のある区画)として申し込めるのは一般墓所で、広さは1平方メートル・4平方メートル・6平方メートルの3タイプがあります。
一般墓所は更地の状態で引き渡され、墓石や納骨設備は自分の負担で設置します(利用許可の日から2年以内に墓石工事をする決まりです)。
このほかに、墓石を建てない合葬型墓所も緑ヶ丘霊園の中にあります(内容は川崎市の募集案内でご確認ください)。
ここを間違えやすい:早野聖地公園の区画と混ざる
- 川崎市営霊園の募集案内には、緑ヶ丘霊園と早野聖地公園(麻生区)の区画が一緒に載っています
- 壁面型墓所・芝生型墓所・集合個別型墓所は早野聖地公園の区画で、緑ヶ丘霊園にはありません
- 緑ヶ丘霊園で募集されるのは「一般墓所」と「合葬型墓所」の2つです
上の金額は令和7年度の募集のものです。
金額や募集される区画は年度によって変わるため、最新は川崎市の募集案内でご確認ください。
緑ヶ丘霊園(川崎市営)の申込方法
緑ヶ丘霊園の区画は、川崎市が年に1回行う募集に申し込みます。
受付は11月の1か月間で、郵送のみというのが大きな特徴です。
霊園事務所の窓口では受け付けてもらえません。
募集の仕組みと申込の流れ
令和7年度の募集を例にすると、次のような日程で進みました。
年度によって日付は変わるため、最新は川崎市の公式ページで確認してください。
| 時期 | 内容 |
| 11月1日〜30日 | 申込み(郵送のみ・消印有効)。85円切手2枚を同封する |
| 12月中旬 | 抽選番号(墓地利用申込受付票)が郵送で届く |
| 1月上旬 | 公開抽選。当選・補欠を資格区分ごとに決める |
| 1月中旬 | 当選・落選・補欠の結果が全員に郵送で届く |
| 1月末〜2月 | 利用許可の申請と資格審査、そのあと使用料の納入 |
| 4月1日 | 利用開始(墓石工事の申請もこの日から) |
気をつけたいのは、申し込めるのは合葬型墓所も含めて、いずれか1区分のみという点です。
複数の区分に申し込むと、すべての申込みが無効になります。
区画の場所は自分で指定できません。
申込資格と確認しておくこと
緑ヶ丘霊園の申込資格は、お骨が手元にあるかどうかで2つに分かれ、必要な在住年数が変わります。
近年の募集では、次のような条件でした。
| 区分 | おもな条件 |
| 資格1(遺骨あり) | 自宅にお骨がある、または緑ヶ丘霊堂に預けている/川崎市に1年以上住んでいる |
| 資格2(遺骨なし) | 資格1にあてはまらない方/川崎市に5年以上住んでいる |
どちらの区分でも、お骨を守る立場(祭祀の主宰者)であること、川崎市営墓地の利用許可をまだ受けていないこと、16歳以上であることが必要です。
市営墓地以外の墓地や納骨堂にお骨を預けている方は、「資格2(遺骨なし)」での申込みになります。
申込前に知っておきたい2つのこと
- 分骨・改葬したお骨では一般墓所に申し込めません。今あるお墓をたたんで一般墓所へ引っ越す、という使い方はできない決まりです
- 落選が続いても不利にはなりません。過去に4回以上落選した方は、落選0〜3回の方より当選率が3倍以上になるよう募集数が配分されます。70歳以上の方も、70歳未満の方の2倍以上になるよう配分されます
なお、市営霊園の区画は川崎市の募集に申し込むもので、特定の会社が販売するものではありません。
霊園事務所も、申込を代行する石材店などとは関係がないと案内されています。
そのうえで、「どの広さが自分に向いているか」「当選したあとの墓石や書類の準備をどう進めればよいか」など、迷うことがあれば、石材店のネットワークを通じて相談を受けることもできます。
売り込みではなく、進め方の相談から始められます。
緑ヶ丘霊園の墓じまいと必要な4つの手続き
すでに緑ヶ丘霊園にお墓があり、「遠くて通えなくなった」「継ぐ人がいない」といった事情で墓じまいを考える方もいます。
市営霊園の墓じまいでは、お骨を取り出して別の場所へ移したうえで、区画を更地に戻して川崎市へ返すのが基本の流れです。
何から始めればよいかが分かるように、動く順番のとおり4つのステップで整理しました。
ステップ1:霊園の管理者に墓じまいを連絡する
最初にすることは、緑ヶ丘霊園事務所(044-811-0013)へ「墓じまいをしたい」と伝えることです。
区画を返すときは原状に戻して返還届を出す決まりなので、その手順と、あとで必要になる「埋蔵証明書」の発行について、このときに確認しておくと後の段取りが楽になります。
公営霊園の墓じまいの窓口や手順は、公営墓地・市営墓地の墓じまいの進め方|2つの窓口と費用・手順を解説でも整理しています。
ステップ2:新しいお墓(納め先)を選ぶ
次に、取り出したお骨をどこに納めるかを決めます。
緑ヶ丘霊園の場合、大きく2つの方向があります。
- 同じ緑ヶ丘霊園の合葬型墓所へ移す:合葬型墓所は、よその墓地や納骨堂に納めているお骨(=墓じまいで取り出すお骨)でも申し込めます。通いなれた場所にお参りを残せます
- ほかの納め先へ移す:永代供養墓・樹木葬・納骨堂・散骨など。いま住んでいる場所の近くでお参りできます
川崎市営墓地を使っている方が合葬型墓所へ移りたい場合は、いまの墓所を墓じまいすることを前提にした別の手続きが用意されています。
まず霊園事務所に相談してみてください。
ただし、合葬型墓所に納めたお骨は、ほかの方と一緒に埋葬されるため、あとから返してもらうことはできません。
この点は家族でよく話し合ってから決めましょう。
ほかの納め先を選ぶ場合、費用やお参りのしやすさが種類ごとに違います。
納め先ごとの費用や進め方は、墓じまい後の納骨先はどこにする?6つの選択肢と費用・進め方で比べられます。
新しい納め先が決まったら、市区町村での「改葬許可」の手続きに進みます。
緑ヶ丘霊園の場合の申請先は川崎市です。
この許可証がないと、新しい納め先にお骨を移すことができません。
改葬許可証を受け取るまでの3ステップ
- いまのお墓(緑ヶ丘霊園)の管理者から「埋蔵証明書」を発行してもらう
- 新しい納め先から「受入証明書」を発行してもらう
- 2つの書類を添えて川崎市へ改葬許可を申請し、改葬許可証を受け取る
ステップ3:見積りを取って工事を依頼する
納め先と改葬許可の見通しが立ったら、石碑の解体・撤去工事の見積りを取り、工事を依頼します。
費用の目安は次のとおりです。
金額はお墓の広さや立地、お寺との関係によって幅があります。
緑ヶ丘霊園の一般墓所は1平方メートルから6平方メートルまで広さに差があるため、区画が広いほど撤去費用も大きくなりやすい点は頭に入れておきましょう。
| 項目 | 費用の目安 |
| 撤去・解体工事 | 1平方メートルあたり 約8万〜15万円 |
| 閉眼供養(魂抜き)のお布施 | 約3万〜10万円 |
| 改葬許可などの行政手続き | 数百円〜1,000円ほど |
| 総額の目安 | 約30万〜100万円(お墓の広さ・立地による) |
墓じまいの費用は、墓じまいシミュレーターを使うと、おおよその金額を調べることができます。
ステップ4:お骨を新しいお墓へ納める
工事の日程が決まったら、お墓から魂を抜く供養(閉眼供養)をしたあとにお骨を取り出し、石碑を解体して区画を更地に戻します。
納骨には事前の届け出が必要です。
区画を川崎市へ返す手続きが済んだら、取り出したお骨を新しいお墓へ納めて、墓じまいは完了です。
新しいお墓が遠方にある場合は、お骨の郵送(送骨)に対応している納め先や業者を選ぶと、お骨を持って移動する負担を減らせます。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも、墓じまいの進め方や費用の全体像から相談を始められます。
実際の金額の見積もりは、下の相談窓口から無料で依頼できます。
緑ヶ丘霊園へのアクセスとお参りの実用情報
ここからは、実際に緑ヶ丘霊園へお参りに行く方に向けた実用情報です。
行き方・開門時間を、迷わず動けるようにまとめました。
電車での行き方
| 行き方 | 経路 | 目安 |
| 電車 | JR南武線「津田山」駅から踏切を渡り、小学校の前を通ってゆるやかな坂を上る | 徒歩約5分 |
駅の改札と出口にはエレベーターがあり、駅から霊園まで歩いて行ける距離です。
園内は各区画の近くまで車で入ってお参りできるつくりになっています。
開門時間と混みにくい時間帯
緑ヶ丘霊園の開門時間は季節で変わります。
時間は変わる場合があるため、最新は川崎市の公式ページで確認してください。
| 時期 | 開門時間 |
| 3月〜9月 | 7時00分〜19時00分 |
| 10月〜2月 | 7時00分〜17時30分 |
| 霊園事務所の窓口 | 8時30分〜17時30分(12月29日〜1月3日を除く) |
- おすすめ:開門直後の午前中早め。園内が空いていて落ち着いてお参りできる
- 混み始める:午前10時ごろ〜午後2時ごろ(特に土日祝日)
- 特に混雑:お彼岸(春分・秋分の日前後)とお盆の時期、そして桜の季節
園内の雰囲気とお参りの準備
緑ヶ丘霊園は丘陵地に広がる霊園で、川崎市内でも指折りの桜の名所として知られ、散歩の方や親子連れも訪れる明るい場所です。
園内には水道が区画ごとに用意され、休憩所やトイレも複数あります。
エレベーターが備わっていてバリアフリーにも配慮されています。
ただし売店が開くのは桜の時期だけなので、お供えのお花やお線香は前もって用意してから向かうほうが確実です。
お参り前に確認しておきたいこと
- 開門は3〜9月が7時〜19時、10〜2月が7時〜17時30分(最新は公式で確認)
- 区画の場所(番号)を手元に控え、案内図で位置を確認する
- お花・お線香は前もって用意してから向かう(売店は桜の時期のみ)
緑ヶ丘霊園の概要と管理・宗派
最後に、緑ヶ丘霊園そのものの成り立ちと管理のかたちを補足します。
緑ヶ丘霊園は、川崎市高津区の丘陵地に広がる市営霊園で、地元では所在地の地名から「津田山霊園」とも呼ばれています。
宗教を問わずに申し込めるのは、お寺ではなく市が経営する霊園だからで、寄付金や檀家になる義務もありません。
園内には、お骨を預かる納骨施設「緑ヶ丘霊堂」があるほか、2019年3月には川崎市で初めての合葬型墓所が設けられました。
手続きの窓口は園内の霊園事務所(044-811-0013)です。
なお、「緑ヶ丘霊園」という名前の霊園は全国にいくつもあります。
このページで案内しているのは神奈川県川崎市の市営霊園です。
他の地域の同名霊園とは、場所も申込先もまったく別なので、検索のときは「緑ヶ丘霊園 川崎」のように地域名を添えると確実です。
緑ヶ丘霊園のよくある質問
緑ヶ丘霊園について、区画の申込・墓じまい・お参りの順に、よくある質問をまとめました。
Q. 緑ヶ丘霊園のお墓は、いつでも買えますか? いいえ。
募集は年に1回で、受付は11月の1か月間の郵送のみです。
窓口では受け付けていません。
1月に公開抽選があり、利用開始は4月1日からです。
Q. 川崎市民でなくても申し込めますか? 近年の募集では、お骨が手元にある方(資格1)は川崎市に1年以上、お骨がない方(資格2)は5年以上住んでいることが条件とされています。
Q. 壁面型墓所や芝生型墓所は緑ヶ丘霊園にありますか? いいえ。
壁面型・芝生型・集合個別型は、同じ川崎市営の早野聖地公園(麻生区)の区画です。
緑ヶ丘霊園で募集されるのは一般墓所と合葬型墓所です。
Q. 今あるお墓のお骨を、緑ヶ丘霊園へ移せますか? 一般墓所は、分骨・改葬したお骨では申し込めません。
ただし合葬型墓所は、よその墓地や納骨堂に納めているお骨でも申し込めるため、墓じまいの移し先として検討できます。
Q. 緑ヶ丘霊園の墓じまいは、何から始めればよいですか? まずは霊園事務所へ墓じまいしたい旨を連絡し、並行して新しい納め先を決めます。
そのうえで改葬許可(埋蔵証明書・受入証明書・川崎市への申請)の準備を進め、見積りを取って工事へ、という順番です。
緑ヶ丘霊園で分からないことは相談してみよう
このページでは、緑ヶ丘霊園の一般墓所の使用料、年1回・11月の郵送受付という申込の仕組み、墓じまいの4つのステップ、そしてアクセス・開門時間などのお参りの実用情報を、目的別に整理してきました。
緑ヶ丘霊園は、早野聖地公園と募集案内が一緒になっていて分かりにくい霊園ですが、募集されるのは一般墓所と合葬型墓所の2つとつかめれば、迷いはずいぶん減ります。
これからお墓を持ちたい方は、まず一般墓所の広さと費用を見比べ、自分がどちらの資格区分にあたるかを確かめて、11月の募集に備えましょう。
今あるお墓を整理したい方は、霊園事務所への連絡と新しい納め先えらび(園内の合葬型墓所か、ほかの納め先か)から始め、改葬許可(埋蔵証明書・受入証明書・川崎市への申請)の準備へ進めていきます。
どちらの場合も、分からないことが多いまま一人で抱え込む必要はありません。
区画の選び方も墓じまいの進め方も、迷ったところから相談してみるのが、遠回りをせずに済む方法です。
あなたの緑ヶ丘霊園でのお墓えらび・お墓じまいが、無理なく進みますように。
参考リンク:



