墓石の写真

【2026年7月更新】

「札幌市営の平岸霊園でお墓を持つには、どう申し込むの?」「今ある平岸霊園のお墓を墓じまいするには?」「お参りには、どう行けばいい?」

札幌市営の平岸霊園について調べていると、区画の申し込み方、墓じまいの手続き、お参りの行き方まで、知りたいことが人によってばらばらで、まとまった案内がなかなか見つからない、と感じたことはないでしょうか

平岸霊園は、札幌市が豊平区平岸5条15丁目に運営する市営の霊園です。

昭和16年(1941年)に開設され、一般墓地は面積違いで5段階の区画があり、継ぐ人がいなくても納骨できる合同納骨塚(合葬墓)もそなえています

一般墓地の区画は毎年の公募・抽選で募集されており、返還された空き区画が対象です。

このページは、札幌市営 平岸霊園に関わる方が知りたいことを、目的別に一か所へまとめた案内ページです

「これから買いたい」「今あるお墓を整理したい」「お参りに行きたい」という3つの立場ごとに、それぞれ知りたい情報へすぐ届くよう整理しました。

区画ごとの使用料、札幌市への申し込み方法、墓じまいに必要な手続きと費用、お参りのアクセス、そして問い合わせ先まで、この1ページで順に確認できます。

費用については、区画ごとの使用料や墓じまい費用の目安の金額も、具体的な数字で載せています。

下のボタンから、自分に当てはまるところへ進めます。

全部を読む必要はありません。

気になる見出しから読み進めれば、次に何をすればよいかが分かるように整理しています。

初めての方や久しぶりの方でも、迷わずに読み進められる構成にしました。

まずは、一般墓地の区画から確かめておきましょう。

ぜひ最後までお読みください!

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平岸霊園の基本情報と区画の種類

平岸霊園は、札幌市が管理・運営する市営の霊園です。

まずは基本情報と、区画ごとの費用から確認しましょう。

項目内容
所在地札幌市豊平区平岸5条15丁目
管理・運営札幌市(市営霊園)
開設昭和16年(1941年)
区画の種類一般墓地(面積違いで5段階)と合同納骨塚(合葬墓)
宗旨・宗派不問(市営霊園のため宗教を問わない)
問い合わせ平岸霊園管理事務所 011-831-6980(全体窓口:施設管理課墓園管理係 011-211-3525)

区画の種類と使用料

平岸霊園の一般墓地は、面積違いで5段階の区画があります。

もっとも小さい約1坪(3.30㎡)から、もっとも広い約4坪(13.20㎡)まで、面積が広くなるほど墓地使用料も高くなります。

一般墓地(約1坪)
墓地使用料 204,800円+墓石代(3.30㎡)
区画面積3.30㎡(1.81m×1.81m)
墓地管理料年6,800円(使用許可後20年経過区画から)
墓石自分で建てる
承継できる
もっとも面積が小さく使用料を抑えられる区画
一般墓地(約1.5坪)
墓地使用料 319,500円+墓石代(4.95㎡)
区画面積4.95㎡(1.81m×2.72m)
墓地管理料年6,800円(使用許可後20年経過区画から)
墓石自分で建てる
承継できる
1坪の次に選ばれやすい標準的な区画
一般墓地(約2坪)
墓地使用料 492,800円+墓石代(6.60㎡)
区画面積6.60㎡(1.81m×3.63m)
墓地管理料年6,800円(使用許可後20年経過区画から)
墓石自分で建てる
承継できる
中間の広さの区画
一般墓地(約3坪)
墓地使用料 811,000円+墓石代(9.90㎡)
区画面積9.90㎡(2.72m×3.63m)
墓地管理料年6,800円(使用許可後20年経過区画から)
墓石自分で建てる
承継できる
広めの区画
一般墓地(約4坪)
墓地使用料 1,289,400円+墓石代(13.20㎡)
区画面積13.20㎡(3.63m×3.63m)
墓地管理料年6,800円(使用許可後20年経過区画から)
墓石自分で建てる
承継できる
もっとも広い区画

このほか、令和8年度から墓地管理料が新設されました

面積によらず年一律6,800円で、使用許可を受けてから20年を経過した区画が対象です。

すでに20年を超えている区画に、さかのぼって請求されることはありません。

低金利によって管理のための基金の運用益が減り、施設の老朽化も進んでいることが、新設の理由とされています。

このほかに、継ぐ人がいなくても納骨できる合同納骨塚(合葬墓)も、平岸霊園の園内に設置されています。

使用料は遺骨1体につき9,100円で、申請時に現金で一括して納めます。

以後の管理料はかかりません。

ただし、生前予約(元気なうちに死後のために申し込むこと)は受け付けておらず、すでに手元にある遺骨を埋蔵するための手続きに限られます

申し込みは、事前に平岸霊園管理事務所(011-831-6980)へ電話して必要書類を確認し、申請の日時を予約したうえで、遺骨を持参して行います。

受付は開所日の8時45分から16時までで、土日祝日・年末年始は受け付けていません。

金額や取り扱いが変わることもあるため、最新は札幌市の公式ページでご確認ください。

平岸霊園の申込方法

平岸霊園の一般墓地は、札幌市が毎年行う公募・抽選に申し込んで使わせてもらいます。

この公募は新しく区画を造成して増やすものではなく、一度使用許可が出た区画が返還されたときに、あらためて募集をかけるものです

募集の仕組みと申込資格

令和8年度の場合、7月1日から7月31日までインターネットまたは郵送で申し込みを受け付け、8月下旬に抽選番号が通知されて抽選が行われます。

9月上旬に当落結果が通知され、当選した人は9月上旬から下旬にかけて資格の審査を受けます。

10月下旬までに墓地使用料を納めると、令和8年11月1日付けで使用許可が出ます(工事の状況によっては令和9年4月1日にずれることもあります)。

申込多数の区画は抽選、応募が募集数に満たない区画は応募した人全員が当選します

申し込みには、次のような条件が令和8年度の募集のしおりに案内されています。

  • 基準日(令和8年4月1日)時点で札幌市に住民登録があり、基準日まで引き続き3か月以上札幌市に居住していること
  • 埋蔵する必要がある親族等の遺骨を、現に管理していること(分骨での申し込みは不可)
  • 札幌市営霊園または札幌市が管理する墓地に、すでに使用許可を受けた区画を持っていないこと(1人1区画)
  • 使用許可後3年以内に墓碑等を建立し、納骨できること

具体的な基準日や募集の時期・区画数は、公募のたびに更新されます

次回の公募に申し込む際は、そのつど札幌市の公式ページで最新の募集のしおりを確認してください。

区画えらびで確認しておきたいこと

平岸霊園には一般墓地と合同納骨塚があるため、継ぐ人がいるかどうかを最初に決めるのが近道です。

墓石を建てて代々受け継ぐなら一般墓地、継ぐ人を前提にしないなら合同納骨塚、という考え方になります。

一般墓地は面積違いで5段階あり、墓地使用料は約1坪の204,800円から約4坪の1,289,400円まで幅があります。

面積が広いほど使用料も上がるため、まつる人数や墓石の大きさに合わせて選ぶとよいでしょう。

令和8年度からは、使用許可後20年を経過した区画を対象に、面積によらず年一律6,800円の墓地管理料もかかるようになりました。

継ぐ人を前提にせず、埋蔵する必要がある遺骨を管理している親族がいない場合は、一般墓地ではなく、同じ平岸霊園にある合同納骨塚が選択肢になります。

ただしこちらも生前予約はできず、すでに遺骨がある場合の手続きに限られます。

なお、市営霊園の区画は札幌市の公募に申し込むもので、特定の会社が販売するものではありません。

「どの面積の区画が向いているか」「墓石や書類の準備をどう進めればよいか」など、迷うことがあれば、石材店のネットワークを通じて相談を受けることもできます。

売り込みではなく、進め方の相談から始められます。

焦って決めず、区画の面積と費用、承継のことを順番に整理していけば、自分に合った選び方が見えてきます。

墓石選びや工事が初めてでよく分からない。
そんな方のための相談窓口です。

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平岸霊園の墓じまいと必要な4つの手続き

すでに平岸霊園にお墓があり、「遠くて通えなくなった」「継ぐ人がいない」といった事情で墓じまいを考える方もいます。

市営霊園の墓じまいでは、お骨を取り出して別の場所へ移したうえで、区画を更地に戻して札幌市へ返すのが基本の流れです。

何から始めればよいかが分かるように、動く順番のとおり4つのステップで整理しました。

ステップ1:霊園の管理者に墓じまいを連絡する

最初にすることは、平岸霊園管理事務所(011-831-6980)へ「墓じまいをしたい」と伝えることです。

区画を返す手順や、あとで必要になる「埋蔵証明書」の発行について、このときに確認しておくと後の段取りが楽になります。

公営墓地の墓じまいの窓口や手順は、公営墓地・市営墓地の墓じまいの進め方|2つの窓口と費用・手順を解説でも整理しています。

ステップ2:新しいお墓(納め先)を選ぶ

次に、取り出したお骨をどこに納めるかを決めます。

主な選択肢は次のとおりです。

  • 永代供養墓:お寺や霊園が代わりに管理・供養してくれる
  • 樹木葬:樹木や草花を墓標にする。宗教を問わない施設が多い
  • 納骨堂:屋内に納める。天候に左右されずお参りできる
  • 合葬・散骨:ほかの方と一緒に納める、または海や山にまく

平岸霊園の中にも合同納骨塚があるため、同じ霊園の中で一般墓地から合葬墓へ移すという進め方も考えられます(ただしこちらも生前予約はできず、すでに遺骨がある場合の手続きに限られます)。

費用やお参りのしやすさが種類ごとに違うため、家族で話し合って決めていきましょう。

納め先ごとの費用や進め方は、墓じまい後の納骨先はどこにする?6つの選択肢と費用・進め方で比べられます。

新しい納め先が決まったら、市区町村での「改葬許可」の手続きに進みます。

平岸霊園の場合の申請窓口は、札幌市 施設管理課墓園管理係(011-211-3525)です。

この許可証がないと、新しい納め先にお骨を移すことができません

改葬許可証を受け取るまでの3ステップ

  1. いまのお墓(平岸霊園)の管理者である平岸霊園管理事務所から「埋蔵証明書」を発行してもらう
  2. 新しい納め先から「受入証明書」を発行してもらう
  3. 2つの書類を添えて札幌市 施設管理課墓園管理係へ改葬許可を申請し、改葬許可証を受け取る

ステップ3:見積りを取って工事を依頼する

管理者への連絡と改葬許可の見通しが立ったら、石碑の解体・撤去工事の見積りを取り、工事を依頼します。

費用の目安は次のとおりです。

金額はお墓の広さや立地、お寺との関係によって幅があります。

項目費用の目安
撤去・解体工事1平方メートルあたり 約8万〜15万円
閉眼供養(魂抜き)のお布施約3万〜10万円
改葬許可などの行政手続き数百円〜1,000円ほど
総額の目安約30万〜100万円(お墓の広さ・立地による)

墓じまいの費用は、墓じまいシミュレーターを使うと、おおよその金額を調べることができます

ステップ4:お骨を新しいお墓へ納める

工事の日程が決まったら、お墓から魂を抜く供養(閉眼供養)をしたあとにお骨を取り出し、石碑を解体して区画を更地に戻します。

区画を札幌市へ返す手続きが済んだら、取り出したお骨を新しいお墓へ納めて、墓じまいは完了です。

新しいお墓が遠方にある場合は、お骨の郵送(送骨)に対応している納め先や業者を選ぶと、お骨を持って移動する負担を減らせます。

「何から手をつければいいか分からない」という段階でも、墓じまいの進め方や費用の全体像から相談を始められます。

実際の金額の見積もりは、下の相談窓口から無料で依頼できます。

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平岸霊園のアクセスとお参りの実用情報

ここからは、実際に平岸霊園へお参りに行く方に向けた実用情報です。

行き方と、お参りのときの注意点を、迷わず動けるようにまとめました。

車での行き方

平岸霊園は札幌市豊平区の平岸5条15丁目にあります。

車で向かう場合は、カーナビに「札幌市豊平区平岸5条15丁目」を入れると近くまでたどり着けます。

お参りの前に区画の場所(番号)を控えておくと迷いにくくなります。

行き方目印・経路
カーナビに「札幌市豊平区平岸5条15丁目」を入れて向かう
当日の問い合わせ平岸霊園管理事務所 011-831-6980

お参りのときに気をつけたいこと

開園時間や駐車場については市の公式ページに案内が見当たらないため、平岸霊園管理事務所(011-831-6980)へ前もって問い合わせておくとスムーズです。

管理事務所の開所は平日8時45分から17時15分までで、土日祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)は閉所しています。

お彼岸やお盆の時期は混みやすいため、時間に余裕をもって向かうと安心です。

項目内容
問い合わせ平岸霊園管理事務所 011-831-6980(開所:平日8:45〜17:15、土日祝・年末年始12/29〜1/3は閉所)
確認しておくこと開園時間・駐車場(事前に管理事務所へ)
混雑する時期お彼岸(春分・秋分の日前後)とお盆
持ち物お花・お線香は前もって用意しておくと確実

お参り前に確認しておきたいこと

  • 区画の場所(番号)を手元に控えてから向かう
  • 開園時間や駐車場を事前に管理事務所へ確認しておく
  • お花・お線香は前もって用意してから向かう

平岸霊園の成り立ちと札幌市のほかの霊園・墓地

最後に、平岸霊園そのものの管理のかたちと、札幌市のほかの霊園・墓地を補足します。

平岸霊園は、昭和16年(1941年)に開設された、札幌市豊平区平岸5条15丁目にある市営の霊園で、園内の広さは約276,939平方メートル、区画数は約12,551区画です。

宗教を問わずに使えるのは、お寺ではなく札幌市が経営する霊園だからで、寄付金や檀家になる義務もありません。

手続きの窓口は、平岸霊園管理事務所(011-831-6980)と、全体を取りまとめる施設管理課墓園管理係(011-211-3525)です。

札幌市が運営する公園型の市営霊園は、この平岸霊園のほかに里塚霊園と手稲平和霊園があり、いずれも同じ仕組みで公募・抽選による区画の募集を行っています。

これとは別に、円山墓地・盤渓墓地・月寒墓地など17か所の「市営墓地」もありますが、これらは札幌市が造成した墓地ではないなどの事情から、募集は行われていません。

これから新しくお墓を持ちたい場合は、公募を行っている平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園のいずれかが選択肢になります。

平岸霊園のよくある質問

平岸霊園について、区画の申込・墓じまい・お参りの順に、よくある質問をまとめました。

Q. 札幌市営 平岸霊園はいつ申し込めますか? 一般墓地は、札幌市が毎年行う公募・抽選で募集されます。

令和8年度は7月1日から7月31日までの受付でしたが、募集の時期や区画数は年度ごとに変わるため、次回の公募は札幌市の公式ページで確認してください。

Q. 区画の面積と使用料はどうなっていますか? 一般墓地は約1坪(3.30㎡)204,800円・約1.5坪(4.95㎡)319,500円・約2坪(6.60㎡)492,800円・約3坪(9.90㎡)811,000円・約4坪(13.20㎡)1,289,400円の5段階です。

令和8年度からは、使用許可後20年を経過した区画を対象に、面積によらず年一律6,800円の墓地管理料もかかります。

Q. 遺骨がなくても申し込めますか? 一般墓地は、埋蔵する必要がある親族等の遺骨を現に管理していることが条件です。

合同納骨塚(合葬墓)も生前予約は受け付けておらず、どちらもすでに遺骨がある場合の手続きに限られます。

Q. 申し込みに必要な条件はありますか? 基準日時点で札幌市に住民登録があり引き続き3か月以上居住していること、埋蔵する必要がある遺骨を管理していること、札幌市営霊園などにすでに使用許可を受けた区画を持っていないこと、使用許可後3年以内に墓碑等を建立できることが条件です(詳細は年度ごとの公募で更新されるため、次回公募時はあらためて確認してください)。

Q. 札幌市営 平岸霊園の墓じまいは、何から始めればよいですか? まずは平岸霊園管理事務所へ墓じまいしたい旨を連絡し、区画を返す手順を確認します。

並行して新しい納め先を決め、改葬許可(埋蔵証明書・受入証明書・施設管理課墓園管理係への申請)の準備を進め、見積りを取って工事へ、という順番です。

平岸霊園で分からないことは相談してみよう

このページでは、平岸霊園の区画ごとの使用料、公募・抽選の申込の流れ、申込資格、墓じまいの4つのステップ、そしてお参りのアクセスと注意点を、目的別に整理してきました。

平岸霊園は、一般墓地5段階と合同納骨塚(合葬墓)から選べる札幌市営の霊園です。

これからお墓を持ちたい方は、まず一般墓地と合同納骨塚のどちらが自分に合うかを決め、費用と資格を確かめて、毎年の公募・抽選に合わせて申し込みに進みましょう。

今あるお墓を整理したい方は、平岸霊園管理事務所への連絡と新しい納め先えらびから始め、改葬許可(埋蔵証明書・受入証明書・施設管理課墓園管理係への申請)の準備へ進めていきます。

どちらの場合も、分からないことが多いまま一人で抱え込む必要はありません。

区画の選び方も墓じまいの進め方も、迷ったところから相談してみるのが、遠回りをせずに済む方法です。

あなたの平岸霊園でのお墓えらび・お墓じまいが、無理なく進みますように。

参考リンク:

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