
「重機が入らない場所にあるお墓でも、解体して撤去してもらえるの?」——山の上や道の狭い墓地、斜面や古い住宅地にあるお墓では、そう不安になる方が少なくありません。
結論から言えば、重機が入らない場所のお墓でも、石材店が手作業で少しずつ石を斫り出して撤去できます。
大切なのは、現地の状況をお写真で共有し、どこまでを業者に頼むかを最初に整理しておくことです。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、進め方の考え方をお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
重機が入らない場所のお墓でも、手作業で撤去できます
お墓の撤去は、必ずしも大きな機械を使うわけではありません。道が狭い、斜面にある、山の上にある——そうした場所では、石材店の作業員がお一つひとつ手で石を斫り出し、時間をかけて取り壊していきます。重機を使う場合より日数はかかりますが、撤去そのものは十分に可能です。
ただし、費用や日数は現地の条件によって変わります。次のような点で、同じ墓じまいでも進め方が違ってきます。
- お墓の大きさ・石の量(手作業でかかる日数に直結します)
- 立地(道幅・斜面・山の上・離れた場所など、搬出のしやすさ)
- どこまでを業者に頼むか(取り壊しのみか、搬出・処分まで含めるか)
- ご遺骨の取り出しや閉眼のご供養を含めるか
ですから、まずはお墓のお写真と周りの状況をお送りいただき、「この場所ならこう進められます」という見通しを先にお返しするようにしています。それが、いちばん不安の消える進め方だからです。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:一部ご自身で作業され、残りを頼まれた方
道が狭く重機が入らないお墓で、途中までご自身で手作業を進めたものの、大きな石が残って手に負えなくなったというご相談でした。
らくサポからは、残った部分は石材店が手作業で斫り出して撤去できること、まずは現地のお写真と、どこまで作業が進んでいるかを共有いただければ見通しをお返しできることとお伝えしました。
対応結果:残りの取り壊しを手作業で引き受ける段取りに進み、ご自身で進められた分はそのまま費用を抑える形につながりました。
ケース2:山の上の個人墓地で、道が細い方
山の上にある個人のお墓で、車がやっと通れるほどの細い道しかなく、そもそも撤去できるのか不安というご相談でした。
らくサポからは、そうした場所でも作業員が手作業で対応できること、あわせて古いお墓では改葬の書類が複雑になる場合があり、その手続きも代行できることとお伝えしました。
対応結果:撤去だけでなく、複雑になりがちな書類の手続きまで含めて段取りを整理でき、ご家族の負担を減らせました。
ケース3:船でしか行けない場所のお墓の方
船に乗らないとたどり着けない離れた場所にお墓があり、そもそも作業に来てもらえるのか不安というご相談でした。
らくサポからは、現地に対応できる石材店が向かうこと、到着の時間や現地までの移動の段取りまで整えられることとお伝えしました。
対応結果:立ち会いの日程と当日の動きが具体的に決まり、行きづらい場所のお墓でも安心して進められる形になりました。
ケース4:作業範囲を分けて費用を抑えたい方
取り壊しはお願いしたいが、割れた石やコンクリートの片付けは自分でやるので、その分費用を抑えたいというご相談でした。
らくサポからは、「取り壊しだけ」「搬出まで」など作業範囲を分けてお見積りできること、ご自身で進められる工程はそのままお任せして構わないこととお伝えしました。
対応結果:解体だけに絞ったお見積りを整理でき、ご予算に合わせて無理のない進め方に落ち着きました。
ケース5:遠方で現地に行けない方
お墓が遠方にあり現地へ足を運べず、「見に行かないと撤去の可否も費用も分からないのでは」とご不安なご相談でした。
らくサポからは、お写真と区画の状況をお送りいただければ概算をお返しできること、立ち会いなしで撤去から行政手続きまで進められることとお伝えしました。
対応結果:一度も現地に行かずに見通しを立てられ、立ち会いなしで段取りを進められる形になりました。
具体的にできること
- 重機が入らないお墓の、手作業での取り壊し・撤去
- 「取り壊しだけ」「搬出まで」など、作業範囲を分けたご依頼
- 現地に行けない場合の、お写真と区画情報からの概算のお返し
- ご遺骨の取り出し・閉眼のご供養の手配や、改葬の行政手続きの代行
- 費用を抑えるために、ご自身で進められる工程の整理
まとめ
重機が入らない場所のお墓でも、手作業での撤去はできます。大切なのは、現地の状況をお写真で共有し、どこまでを業者に任せるかを最初に整理しておくことです。「うちのお墓は難しいのでは」と感じる場所こそ、一度ご相談ください。できること・できないこと、そして費用を抑える進め方まで、らくサポが正直にお伝えします。相見積もりも大歓迎です。「本当に撤去できるのか分からず不安」という最初の一歩を、一緒に整理させてください。

