お客様対応事例

「離れた場所に2か所お墓があるけれど、まとめて墓じまいできるのだろうか」——ご実家とご自身の代とで、別々の場所にお墓が残っているというご相談は少なくありません。
結論から申し上げると、2か所のお墓を同時に墓じまいすることはできます。
ただし、それぞれのお墓の管理者や場所によって、進め方や段取りが少し変わってきます。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、2か所同時の墓じまいをどう進めればよいのかを、具体的な事例を交えてお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

2か所同時でも進められます。まず「お墓ごとの条件」を確認します

2か所を一度に墓じまいする場合も、基本の流れは1か所のときと同じです。ただ、お墓が2つあるぶん、確認しておくとよい点が増えます。慌てずに、次の順で整理していけば大丈夫です。

  • それぞれのお墓の種別(お寺の墓地・公営や共同の墓地・民間の霊園など。管理者によって進め方が変わります)
  • 指定の石材店があるかどうか(お寺や霊園によっては工事を頼める業者が決まっている場合があるため、事前の確認が必要です)
  • 2か所が同じ市区町村か、別の市区町村か(同じなら役所の手続きをまとめやすく、別なら書類はそれぞれに提出します)
  • 遺骨それぞれの次の行き先(永代供養・合葬・手元供養・散骨など。工事日程と受け入れ先の日程を合わせます)

2か所を同じ石材店にまとめて依頼できれば、やり取りの窓口が一つで済み、遺骨を取り出す日程も揃えやすくなります。場所が離れていて別々の業者になる場合も、私たちが間に入って日程を調整しながら進めていけます。「2つあるから複雑そう」と身構える前に、まずお墓それぞれのご状況をお聞かせください。あなたの場合はどう進められるかを、先に整理してお返しします。

実際のご相談から(6つのケース)

ケース1:2か所ぶんを地元の石材店にすべて断られた方

2か所のお墓をまとめて墓じまいしたくて地元の石材店に問い合わせたところ、どこも先の時期まで手が空かないと言われ、困り果ててご相談くださいました。

らくサポからは、地元で断られても提携先のなかから近い順に当たれば対応できる業者が見つかることがあること、お断りを受けた段階で諦めずに別の窓口へ相談するのが大切なこと をお伝えしました。

対応結果:地元で断られたお墓も、提携先から対応できる石材店を探すことで、2か所とも見通しを立てて進められました。

ケース2:2か所の管理者が違い、進め方が同じでよいのか不安だった方

1か所はお寺の墓地、もう1か所は公営の共同墓地にあり、それぞれ進め方が違うのではと不安なご相談でした。

らくサポからは、お寺の墓地は指定の石材店があるか先に確認が必要なこと、公営や共同の墓地は指定がなく提携先で対応できることが多いこと、種別ごとに整理すればどちらも進められること をお伝えしました。

対応結果:2か所とも指定業者の縛りがないと確認でき、同じ段取りで並行して進められる見通しが立ちました。

ケース3:2か所まとめて1社に頼み、窓口を一つにしたかった方

2か所が近い範囲にあり、別々に頼むと手間なので、できれば一つの窓口でまとめたいというご相談でした。

らくサポからは、近い範囲であれば同じ石材店に2か所まとめてお願いできる場合があること、まとめれば見積りや日程調整の窓口が一つで済み遺骨を取り出す日も揃えやすいこと をお伝えしました。

対応結果:2か所を一括でお願いする形に整理でき、やり取りの手間を抑えて進められました。

ケース4:遺骨の行き先を決めずに工事だけ進めそうになった方

とにかく早く2か所とも片付けたいと、工事の手配だけを急ごうとされていたご相談でした。

らくサポからは、先に工事日だけ決めると取り出した遺骨の行き場が一時的に宙に浮いてしまうこと、まず遺骨それぞれの次の行き先を決めてから工事日を合わせる順番が安心なこと をお伝えしました。

対応結果:2か所ぶんの遺骨の行き先を先に整理したことで、工事と納骨の日程を無理なく合わせて進められました。

ケース5:2か所が離れた市区町村にあり、手続きが煩雑と感じた方

2か所のお墓が別々の市区町村にあり、役所の手続きが二重になって大変そうだ、というご相談でした。

らくサポからは、別の市区町村なら改葬などの書類はそれぞれの窓口に出す必要があること、ただし書類はご記入いただければ提出を代行できる場合があり、ご負担を分担できること をお伝えしました。

対応結果:どちらの手続きが必要かを一覧に整理でき、代行できる部分を任せて落ち着いて進められました。

ケース6:片方だけお寺の墓地で、魂抜きの段取りに迷った方

2か所のうち片方がお寺の墓地で、魂抜き(お性根抜き)をいつお願いすればよいか分からない、というご相談でした。

らくサポからは、魂抜きは石を撤去する前に行うのが基本で工事日の前日から当日の朝に執り行うことが多いこと、お寺のご都合もあるため工事日程が決まり次第早めにお伝えしておくとよいこと をお伝えしました。

対応結果:お寺の墓地は魂抜きを先に、公営墓地は役所と工事の手配を中心に、と役割を分けて段取りできました。

2か所同時の墓じまいで、具体的にできること

  • 2か所それぞれの種別と、指定の石材店があるかどうかの確認
  • 近い範囲なら同じ石材店へまとめて依頼し、窓口を一つに整理
  • 場所が離れていても、提携先を探して日程を調整しながら並行対応
  • 遺骨それぞれの次の行き先を決めてから、工事と納骨の日程を合わせる段取り
  • 別々の市区町村にまたがる改葬などの書類を、ご記入いただいたうえで提出を代行(自治体により異なります)
  • お寺の墓地の魂抜き(お性根抜き)の日程調整

まとめ

2か所のお墓を同時に墓じまいすることはできます。大切なのは、お墓ごとの種別と指定業者の有無を確かめ、遺骨それぞれの行き先を先に決めてから工事日を合わせることです。近い範囲なら一つの窓口にまとめ、離れていれば私たちが間に入って調整します。地元で断られてしまっても、別のルートが見つかることがありますので、まずはお墓それぞれのご状況をお電話や公式LINEでお聞かせください。「2つあって複雑そう」という最初の不安を、一つずつ一緒に整理させてください。