
「永代供養にしたいけれど、費用は少しでも抑えたい。
受け入れ先は、今のお墓の近くで探さないといけないのだろうか」——そんなふうにお考えの方は少なくありません。
結論から申し上げると、受け入れ先を地元にこだわらず、別の地域(いわゆる県外)まで広げて探すと、永代供養の費用を抑えられる場合があります。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、費用を抑える選び方の考え方を、具体的な事例を交えてお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
受け入れ先を「別の地域」まで広げると、費用が変わることがあります
永代供養や合祀(ごうし)の費用は、どこの受け入れ先を選ぶかによって幅があります。そのため、地元だけで探すよりも、地域を広げて候補を見比べると、ご予算に合う先が見つかりやすくなります。おさえておきたい点は、次のとおりです。
- 永代供養・合祀の費用は受け入れ先ごとに幅があり、地域を広げて探すと数万円台から選べる先が見つかる場合があります
- 受け入れ先は今のお墓の近くに限りません。ご自身が暮らす地域や、費用の合う地域まで広げて選べます
- 遠く離れた地域どうしでも、お墓のお引っ越し(改葬)の書類の段取りは基本的に同じです
- 遺骨は取り出して郵送でお送りする形にもでき、遠方まで運ぶ交通費や立ち会いの負担を抑えられることがあります
- 遺骨を分けて納める(一部だけ手元近くへ・残りは合祀)ことで、全体の費用を抑えやすい場合もあります
私たちは特定の受け入れ先をおすすめするようなことはいたしません。「費用」と「あとの管理のしやすさ」という2つの軸で候補を整理し、ご相談者様がご自身で納得して選べる形を一緒に考えることを大切にしています。
まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
いくつかの質問に答えるだけで、墓じまいと納骨にかかる費用の概算が分かる「墓じまい費用シミュレーター」をご用意しています。受け入れ先を検討する前に、まず全体の目安を確かめてみたい方はこちらをどうぞ。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:暮らす地域の合同のお墓を選び、費用を抑えて移した方
離れた地域にある家族のお墓から、今お住まいの地域の合同のお墓(共同墓)へ遺骨を移したい、手続きと費用の見当をつけたい、というご相談でした。
らくサポからは、遠く離れた地域どうしでも書類の段取りは基本的に同じであること、受け入れ先は今のお墓の近くに限らずご自身の暮らす地域まで広げて選べること、書類のやり取りは郵送が中心で何度も現地へ通う必要がないことを、お電話でひとつずつ整理してお伝えしました。
対応結果:暮らす地域の合同のお墓を受け入れ先に選び、遠方の書類は郵送でやり取りする段取りが整い、無理のない費用で移せる見通しが立ちました。
ケース2:立ち会いに行けず、遺骨を郵送で納めて移動の負担を抑えた方
遠方に立ち会いに行くのが難しく、「現地に通わないと費用も余計にかかるのでは」とご不安で、行政の手続きもあわせてお任せしたいというご相談でした。
らくサポからは、立ち会いに行けなくても写真と場所の情報があればお見積りの輪郭はお返しできること、遺骨は取り出して受け入れ先へ郵送でお送りする方法もあり、遠方まで運ぶ交通費や立ち会いの負担を抑えられることをお伝えしました。
対応結果:現地に何度も通わずに、遺骨を郵送で受け入れ先へ納める段取りに整理でき、移動にかかる費用と手間を抑えられる形になりました。
ケース3:受け入れ先を地元に限らず、予算に合う先まで広げて選んだ方
はじめは地元の受け入れ先しか考えていなかったものの、費用が気になり、他に選び方がないかというご相談でした。
らくサポからは、受け入れ先は必ずしも地元でなくてよいこと、永代供養や合祀は受け入れ先によって費用に幅があり、地域を広げて探すと数万円台から選べる先が見つかる場合もあることをお伝えしました。特定の先を勧めるのではなく、費用とあとの管理の2つの軸で候補を整理してお渡ししました。
対応結果:地元にこだわらず候補を広げて見比べたことで、ご予算に合う受け入れ先を落ち着いて選ぶことができました。
ケース4:一部だけ手元近くへ移し、残りは合祀にして費用を抑えた方
遺骨の一部だけを別の地域のお墓へ移したいが、残りをどうすればよいか、費用も含めて迷っているというご相談でした。
らくサポからは、すべてを同じ方法にする必要はないこと、手元に近い一部だけを新しいお墓へ移し、残りは合祀・永代供養にするなど分けて納める選択肢もあること、分けることで全体の費用を抑えやすい場合があることをお伝えしました。
対応結果:一部だけ移して残りは永代供養にする形で整理でき、費用とお気持ちの両面で納得のいく進め方になりました。
ケース5:遠方の古いお墓を、手続き代行と郵送でまとめて任せた方
先祖代々の古いお墓が遠方にあって今後の管理が難しく、現地に通う負担も費用も抑えたいというご相談でした。
らくサポからは、遠方でも行政の手続きの代行と、受け入れ先までの遺骨の郵送をまとめてお引き受けできること、ご自身で進めれば費用を抑えられる書類はその旨を正直にお伝えし、お任せいただいた方が良い部分だけをお預かりすることをお伝えしました。
対応結果:遠方まで通わずに、手続き代行と郵送で墓じまいから納骨まで進められる見通しが立ち、負担を抑えられる形になりました。
費用を抑えるためにできること
事例からも分かるように、受け入れ先の選び方しだいで永代供養の費用は変えられます。私たちは「とにかく契約していただく」ことを目的にしていないので、抑えられるところは正直にお伝えします。
- 受け入れ先を地元に限定せず、別の地域まで広げて費用を見比べてみる
- 遺骨を取り出して郵送で納める形にすると、遠方への移動費や立ち会いの負担を抑えられることがあります
- 一部だけ手元近くへ、残りは合祀・永代供養にするなど、分けて納める進め方も検討できます
- 書類の提出をご自身で進めるなど、抑えられる工程はご事情に合わせてご相談ください
まとめ
永代供養の費用は、受け入れ先をどこまで広げて探すかで変わることがあります。地元にこだわらず別の地域まで候補を広げたり、遺骨を郵送で納めたり、分けて納めたりすることで、費用を抑えられる場合があります。まずは費用シミュレーターで全体の目安を確かめるか、ご事情をお聞かせいただければ、費用とあとの管理の両面から、あなたに合った選び方を特定の先を推すことなく一緒に整理いたします。「どこを選べば安く済むのか分からない」という最初の一歩を、ご一緒に考えさせてください。

