お客様対応事例

「墓じまいというと、お墓を全部壊して更地にするものだと思っていたけれど、そこまでしなくてもいいの?」と迷われる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、必ずしも全撤去だけが墓じまいではなく、お墓の立地や墓地の決まりによっては、石塔や墓誌だけを撤去して基礎を残すといった進め方ができる場合があります。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、全撤去以外にどんな選択肢があるのか、どうやって決めていけばよいのかを、具体的にお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

「全部撤去する」だけが墓じまいではありません

お墓の撤去をどこまで行うかは、じつは一律ではありません。次のような条件で、進め方も費用も変わってきます。

  • 墓地の決まり(更地に戻して返還が必要か、基礎を残したままでも認められるか)
  • お墓の立地(外枠まで全部撤去すると土が崩れる恐れがある場所もあります)
  • 撤去する範囲(基礎まで全部か、石塔と墓誌だけかで、手間も費用も変わります)
  • 作業の分担(工事だけ依頼し、遺骨の取り出しや書類はご自身で、という頼み方もできます)

ですので、まず確かめたいのは「その墓地で何を求められているか」です。更地での返還が必要なのか、基礎を残したままでもよいのかは、墓地の管理者やお寺によって異なります。私たちは、そこを整理したうえで、本当に必要な範囲だけをご提案します。ご自身でできることや、省ける工程があれば、正直にお伝えします。

実際のご相談から(5つのケース)

ケース1:全撤去のつもりが、立地の都合で範囲を見直した方

「全部きれいにして退去しなければ」と思い込み、当初は迷わず全撤去をご希望されていたご相談でした。ところが現地を確認すると、外枠まで全部撤去すると周りの土が崩れる恐れのある立地でした。

らくサポからは、無理に全撤去せず石塔と墓誌だけを撤去する選択肢があること、どちらが適切かは墓地の管理者にも一度確認された方がよいことをお伝えしました。

対応結果:立地に合った範囲を選び直したことで、周囲を傷めず、費用面でも納得のいく形に整理できました。

ケース2:基礎を残す形で進めた方

お墓の世話人の方に撤去範囲を確認する必要があり、基礎を残すかどうかが最初は決まっていないご相談でした。

らくサポからは、基礎を残した場合と基礎まで撤去した場合の両方でお見積りをご用意できること、世話人の方のご了解が得られてから範囲を確定すればよいことをお伝えしました。

対応結果:世話人の方の了解を得て「基礎は残置・上の石だけ撤去」と決まり、その範囲で無理なく墓じまいを終えられました。

ケース3:撤去範囲を分けて見積もりを受け取った方

役所の手続きと遺骨の取り出しはご自身で進めたいというご相談でした。工事のどこまでを頼めばよいか整理したいというお気持ちでした。

らくサポからは、全部お預けの場合と、解体工事だけの場合など、範囲ごとに分けてお見積りをご案内し、ご意向に合うのはどれかを一緒に確認しました。

対応結果:ご自身でできる工程は残し、工事だけを依頼する形に絞れたことで、費用を抑えて進められる目安が立ちました。

ケース4:更地返還が必要かどうかを先に確かめた方

お墓が墓地の敷地内にあり、どこまで撤去すればよいのか判断がつかないというご相談でした。

らくサポからは、更地に戻しての返還が必要か、基礎を残したままでも認められるかは墓地の管理者によって異なるため、まず管理者に確認していただくのがよいことをお伝えしました。

対応結果:先に条件を確かめたことで、必要以上の工事を避けられ、決まりに沿った範囲だけを整理して進められました。

ケース5:撤去だけを依頼したいと考えていた方

遺骨の移動はご親族で行い、お墓の撤去工事だけを頼みたいというご相談でした。

らくサポからは、遺骨の取り出しや行政の書類をご自身やご親族で進め、工事の部分だけをお預けいただく分担もできること、その場合のお見積りもご用意できることをお伝えしました。

対応結果:できることはご家族で進め、工事だけを依頼する形にまとまり、負担を抑えて墓じまいを終えられました。

具体的にできること

  • 石塔と墓誌だけを撤去し、基礎は残す——といった撤去範囲を絞った進め方をご提案できます(墓地の決まりの範囲内で)
  • 基礎を残す場合と基礎まで撤去する場合の両方のお見積りを、比べていただく形でお出しできます
  • 「工事だけ依頼・遺骨の取り出しや書類はご自身で」など、作業を分担してご依頼いただけます
  • 更地返還が必要かどうかなど、墓地の管理者に確認すべき点も一緒に整理します

まとめ

墓じまいは、必ずしもお墓を全部撤去しなければならないわけではありません。立地や墓地の決まりによっては、石塔と墓誌だけを撤去して基礎を残す、工事だけを依頼する、といった選択肢があります。まずはお墓のお写真と、墓地の管理者に確認された内容をお送りいただければ、あなたのお墓に合った撤去範囲と進め方を、費用を抑える工夫も含めて正直にお伝えします。相見積もりも大歓迎ですので、お電話や公式LINEから、最初の一歩を一緒に整理させてください。