お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。

2026年5月のある日。
青森県外ヶ浜町にお墓をお持ちのお客様から、私たちらくサポへ一本のお電話を頂きました。

「墓じまいのことでちょっとお話を聞きしたいんですけども。よろしいですか」

5月の23日――お電話の日からおおよそ2週間後――に予定があり、それまでに何としても墓じまいを進めたい、というご事情でした。
古いお墓から、同じ共同墓地内にある別のお墓へ、ご家族のご遺骨を移したい。
古いお墓は撤去したい。
和尚様にもすでにご相談済みで、お考えはしっかり整理されているお客様でした。

そして同時に、他社さんへも見積もりを依頼されている最中とのこと。
私たちらくサポは、この約18分のお電話のなかで、その2週間という時間でできることとできないことを、正直にお伝えする立場に立っていました。

ご相談のポイントを整理すると、次のようになります。

項目 内容
お墓の場所 青森県外ヶ浜町・共同墓地
ご希望1 同じ共同墓地内の別のお墓(12〜13m先)へ5体分のご遺骨を移動
ご希望2 古いお墓の撤去(別日でも可)
期限 約2週間後(5月23日まで)
費用見込み 20〜40万円(基礎工事の不確実性あり)

この記事のお話

  • お客様のご事情:青森県外ヶ浜町。同じ共同墓地内の別のお墓へ5体分のご遺骨を移動し、古いお墓を撤去したい。期限は2週間後
  • らくサポがお伝えしたこと:通常3か月〜半年かかる工程/20〜40万円の費用感/基礎工事の不確実性/「ギリギリになる可能性」を正直にお伝え
  • お電話の結末:他社相見積中。約18分のお話の最後に「明日ご連絡します」とお約束

お墓じまいが初めてでよく分からない。
そんな方に選ばれているサービスです。

・お墓じまいの流れご説明
・費用相場のご案内

・お墓じまいの無料見積り

年中無休・24時間受付中

タップしてお電話ください

※スマートフォンでご覧の方はボタンをタップして友だち追加できます。

第1章:「23日までに、なんとかしたいんです」――2週間後を見据えたご相談

お電話を頂いてすぐ、お客様はこう仰いました。

「今月の23日なんだけど。墓じまいをしたいと思っていたんですよ。例えばまあ、ちょっと1週、2週間しかないもんで。予約取れますかね?」

「23日に何かご都合があって、その時に工事をしたい、ということでお間違いないですかね?」と担当者からお尋ねしました。

「23日はそちらのご都合でお任せしますので」

「23日でなくても、その前後でも構わない」というニュアンスのお答えでした。
とはいえ、お電話の後半でもう一度伺うと、5月23日にはお客様にとって何らかのご予定があり、それまでに区切りをつけたいというお気持ちが明確に伝わってきました。

お墓のお引越し・墓じまいというお仕事は、通常、ご相談を頂いてから現地調査・お見積り・契約・ご住職様や役所とのやり取り・工事日程の調整――と、一連の流れに 3か月から半年程度 をかけて進めるのが一般的です。
私たちは普段、お客様にもそのようにご案内しています。

ですから「2週間後の23日に向けて」というご相談は、率直に申し上げて 時間的にギリギリの挑戦 になります。
お電話の冒頭で「お任せします」と仰って頂いたお客様に、後ほど第6章でお話しするとおり、私たちは正直に「ギリギリになる可能性がある」とお伝えすることになりました。

第2章:同じお墓の中で、12〜13メートル先へ――同一共同墓地内のご遺骨移動

お客様のご希望は、少し珍しい形のご相談でした。

「古いお墓から、新しいお墓に、ご遺骨を移したいんですよね。それで、あの、古いお墓を墓じまいして、撤去まで行こうかなと思ってるんですよ」

新しいお墓は、別の地域に新設するものではなく、同じ共同墓地のなかにある、距離にして12〜13メートル先のお墓――とのことでした。

「もう一つのお墓の方に。距離して12、3メートルの場所なんだけれども、その他に移転をお願いしてですね。で、墓じまいの方は、ご都合のいい時期にやっていただくということで考えていました」

整理すると、お客様のご希望は2段階に分かれていました。

  1. 第1段階(23日まで):古いお墓からご遺骨を取り出し、12〜13メートル先の新しいお墓へ移す
  2. 第2段階(別日でOK):古いお墓を撤去・整地する(墓じまい)

「23日までに必ず」のご希望は、第1段階の ご遺骨の移動 に絞られているということです。
第2段階の古いお墓の撤去工事は、らくサポの都合の良い日にお任せいただける、とのお考えでした。

同じ共同墓地のなかでのご遺骨移動――距離としては徒歩で十数歩の範囲ですが、ご遺骨を扱うお作業である以上、お墓を一度開けて、お骨を取り出し、新しいお墓に納め直すという、丁寧な工程が必要になります。

作業内容 実施時期 担当
ご遺骨の取り出し(古いお墓) 第1段階・5月23日まで らくサポ提携石材店
5体分のご遺骨を12〜13m先の新しいお墓へ移動・納骨 第1段階・5月23日まで らくサポ提携石材店
古いお墓の撤去・整地 第2段階・別日可 らくサポ提携石材店

第3章:古いお墓に眠る五人分のご遺骨と、和尚様のお言葉

ご遺骨の移動には、もうひとつ重要な前提がありました。

「古いお墓には、五体分のご遺骨が入ってるんですよ」

「五体分」――つまり ご家族・ご先祖代々の5人分のご遺骨 が、古いお墓の納骨スペースに納められている、というご事情でした。

「ご五体分をですね、新しい、新しいというのも別のお墓にですね、それを移してもらいたいということなんですよね。もう一つね、五体分の遺骨ですので、今、移そうとする納骨スペースには入る量はないんですよね」

新しいお墓の納骨スペースは大きさが限られていて、5人分のご遺骨すべては物理的に入らない可能性が高い――。
お客様ご自身が、その点を冷静に把握されていました。

そのうえで、お客様はすでに和尚様にご相談されており、こうお話しくださいました。

「全部納めることは多分無理だと思うんですけれども、和尚さんで確認したら、『残ったご遺骨は墓じまいのその時に、それを供養していただければそれでいい』というお話を頂いたもので」

お客様のなかでは、すでに 「新しいお墓に入る分は移し、入らない分は墓じまいの際に供養する」 という方針が固まっていました。
私たちらくサポは、その方針をそのまま受け取り、当日のお作業に組み込むことを確認しました。

担当者からは、「23日のお作業はご遺骨の取り出しと、新しいお墓へのご移動・ご納骨までセットで進めさせていただきますね」とお伝えし、お客様にもご了承を頂きました。

第4章:お墓の特定とお見積りの進め方

お見積りを差し上げるためには、現地のお墓を特定すること が必要です。
お電話のなかで、担当者はお客様にお墓の場所を伺いながら、グーグルマップで該当の共同墓地を探していきました。

お客様のお話を頼りに地名を確認し、「だいたい10基から20基ぐらいの規模の共同墓地」というお話の特徴から、おそらくこの墓地ではないか、という当たりをつけることができました。

ただし、共同墓地のなかで どの区画のお墓か までは、地図上からは特定できません。
お客様は徒歩でお墓まで行ける距離にお住まいで、こうご提案くださいました。

「私の家からでも歩いて行ける距離なんですけれども、時間をしていただければ、そこで立ち会ってですね、全部案内しますよ」

「現地調査の際は、ご自身が立ち会って案内します」という、ありがたいご提案でした。

このご提案を頂いて、担当者は お見積りの進め方 をお伝えしました。

「料金なんですけれども、普段ですね、事前にお見積りを差し上げて、ご納得いただければその作業開始という形を取らせていただいてるんですけれども」

つまり、私たちらくサポでは、必ず 事前のお見積り提示 → お客様のご納得 → 作業開始 という順番でお手続きを進めます。

「お見積りには1週間ほど頂いておりますので、23日に間に合いそうではあるんですけれども、ちょっとギリギリになってしまう可能性はあります。そちらでもよろしいですかね?」と、率直にお伝えしました。

現地調査をして、墓石の状態を確認して、お見積りを出して、お客様にご納得いただいて、それから作業日程を組む――この一連の流れを、お電話の日から23日までの2週間で進めるのは、決して余裕のあるスケジュールではありません。

第5章:「20万円から、高くても40万円以内」――基礎工事の不確実性をどうお伝えするか

費用についても、お客様から具体的なご質問を頂きました。

「概算ちょっと教えていただけますかね?」

担当者からのお答えは、率直なものでした。

「概算はちょっと難しいところなんですけれども、小ぶりなお墓だったらそうですね、20万円から、高くても40万円以内に収まるかなとは思います」

「ああ、40万円もかかるか」

お客様のご反応は、率直で正直なものでした。
担当者は続けてご説明しました。

「高くて、ですけどね。あの、ちょっと実際に見てないので、なんともお伝えしづらいところなんですけれども」

ここで担当者がもうひとつ、率直にお伝えしたのが、基礎工事の不確実性 でした。

お客様のお墓は、墓石自体は小さい古いタイプのお墓だけれど、下の方にセメントの基礎が広く打たれている――ということを、お客様ご自身がお話しくださっていました。

「下の方に墓石が建ててあるんですけど、セメントをね、それが結構広いって感じになるんだけれども」

「基礎がありますかね?」

「ええ、そうです」

「それが若干広いって感じで、2基ぐらいあるのかどうかは分かんないけれどもね」

これに対して担当者からは、こうお伝えしました。

「ちょっと、先ほどの基礎の土台の部分ですね。そちらだけ気になるところでありまして。そちらが根が張るかもしれません」

墓石本体の撤去は、墓石の大きさが小ぶりであれば比較的軽い作業で済みます。
しかし 基礎のセメント部分が広く・深く張られていた場合、撤去工事の手間が大きく増えることがあります。
地中にどれだけセメントが入っているかは、現地を実際に掘ってみないと正確にはわからない部分です。

ですから、20万円から40万円という幅をお伝えしたうえで、「基礎の土台次第ではもう少し変動する可能性があります」と、不確実性も含めて正直にお伝えしました。

私たちが心がけているのは、お電話だけで確定的な金額をお伝えして、後で「実はもっとかかりました」とお伝えする流れにしないこと です。
幅をもってお伝えし、不確実な要素は不確実だと正直にお伝えする。
そのうえで、現地調査でできるだけ早く確定金額をお出しする――この順番が、お客様にとっても私たちにとっても、いちばん誠実な進め方だと考えているからです。

第6章:他社さんとも比較中とのこと――「明日ご連絡します」とお約束した結末

お電話も終盤に差しかかったところで、お客様からこんなお話を頂きました。

「対応は可能ということで、理解はして、私も他にも一軒やってる、今調べてるんですよ」

らくサポ以外の業者さんにも、同時にお問い合わせをされているとのことでした。

「そこのところですね、23日予定はちょっと無理だということで、で、ちょっと悩んでるところなんですよ。ですから、結論を出したいなと思ってるんですけど」

他社さんからは「23日には間に合わない」とのご回答だったご様子です。
お客様は、らくサポでも同じく「ギリギリ間に合うかどうか」というところで、最終的にどうご判断されるか、迷われている状況でした。

このような場面で、私たちらくサポが大切にしていることがあります。

お客様の比較検討を、ありがたくお受けすること

私たちが「うちにお任せください」「他社さんよりお安くします」と前のめりに営業することは、お客様にとっての本当のためにはなりません。
お客様が安心してご自身のペースで比較検討できるよう、必要な情報を正直に・必要なお時間でお伝えする。
それが、相談窓口としての私たちのお仕事だと考えています。

担当者からは、こうお返ししました。

「23日の件も合わせて、すぐにご連絡を差し上げるようにしますね。明日、ご連絡する予定です」

「電話いただけますかね?」

「はい、明日ご連絡する予定でございます」

「明日ご連絡します」――その日のうちに何か即決を迫るのではなく、お客様にお考え頂くお時間を確保し、こちらから翌日にあらためてご連絡を差し上げる。
23日の作業日程が現実的かどうかも含めて、翌日にきちんとお伝えする。
そういうお約束で、お電話を終えました。

そして、お電話の最後にもうひとつ、お客様からこんなご質問を頂きました。

「あ、どちら様ですか? もう一度、会社の名前をお願いします」

「はい、らくサポという会社でございます」

「らくサポ……楽しい?」

「ええと、らくサポでひらがなですね。らくらくサポートのらくサポです」

「らくサポさん、はい、わかりました」

「今、あの……どちら様ですか? あなたのですけれども」

「ああ、お名前ですかね? 私は担当の者と申します」

お客様からお名前を伺うところまで進めていながら、こちらから自分の会社名と担当者名をしっかりお伝えできていなかったことに、お電話の最後の最後で気がつきました。
本来であれば、最初のお電話の冒頭で、お客様にきちんと「らくサポの○○と申します」とお伝えするべきところです。

このお電話を振り返って、社内で反省点として共有した点でもあります。
ご相談を頂いたお客様に対して、いちばん最初に名乗ること――当たり前のお作法を、改めて大切にしてまいります、と。

このお電話で私たちがお伝えできた内容を整理すると、次のとおりです。

  • ご遺骨の移動を2段階に分けて整理した(第1段階:遺骨移動/第2段階:撤去)
  • 費用は20〜40万円・基礎の土台次第で変動すると正直に伝えた
  • お見積りには1週間が必要で、23日には間に合わない可能性があると伝えた
  • 他社への相見積もりを歓迎し、翌日に改めてご連絡をお約束した

費用が動く主な要因は、次のとおりです。

費用の変動要因 概要
墓石本体の大きさ・種類 小ぶりなら軽い作業で済む・種類で処分料が異なる
基礎セメントの範囲・深さ 広く深く打たれているほど撤去手間が増える
搬出経路 重機が入れる場所か・人手のみかで人件費が変わる

この事例の対応のポイント

  • 「2週間後までに」のご要望に、無理な「できます」のお約束はしない姿勢で向き合った
  • 20〜40万円という費用感を、基礎工事の不確実性込みで率直にご案内した
  • 他社相見積中のご相談に、「比較した選択肢のひとつ」でありたいというスタンスでお返しした
  • お電話の最後に「らくサポの担当」と名乗れていなかったことを社内反省点として共有した

おわりに――「時間が足りないご相談」にこそ、正直さで応える

このお電話の結末は、その場で成約には至りませんでした。
23日までという2週間の猶予のなかで、現地調査・お見積り・ご納得・作業日程の確定までを完了させるのは、私たちにとってもギリギリのスケジュールです。
お客様は他社さんへもお問い合わせ中で、ご自身が納得できるご判断を、翌日までにされる状況にありました。

私たち「らくサポ」が、こうした 「時間が足りないご相談」にこそ大切にしている のは、無理な「できます」のお約束をしないことです。
お電話だけで「23日には絶対に間に合います」と確定的にお伝えして、後で「やはり厳しかった」とご迷惑をおかけする――それがお客様にとっていちばんのご負担になるからです。

「ギリギリになる可能性があります」「お見積りには1週間ほど頂きます」「基礎の土台次第で金額が動くかもしれません」――こうした 不確実な部分を不確実なまま正直にお伝えする ことが、結果として、お客様にとっていちばん安心してご判断頂ける形になると、私たちは考えています。

そして、他社さんと比較してご検討頂くことを、ありがたくお受けすること。
「らくサポにお任せください」と前のめりにご案内するのではなく、お客様のお気持ちで、お客様のペースで、ご判断頂けるようにすること。

ご相談を頂いた皆様にとって、らくサポは「比較した選択肢のひとつ」でありたいと思っています。
そのうえで、選んで頂いたご相談には、適正な価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。

墓じまいのご相談はこちら

らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。

「期限が決まっているけど間に合いますか」「他社さんとも比較中ですが」「特殊な移動・移転です」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。

お墓じまいが初めてでよく分からない。
そんな方に選ばれているサービスです。

・お墓じまいの流れご説明
・費用相場のご案内

・お墓じまいの無料見積り

年中無休・24時間受付中

タップしてお電話ください

※スマートフォンでご覧の方はボタンをタップして友だち追加できます。