
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。
目次
- 1 はじめに
- 2 第1章:「『見に行ってから連絡します』と言われ、それっきりです」|お返事を待たれていた2週間と、最初のご連絡
- 3 第2章:「親族に確認致します」|お墓の特定と、お寺さまへのご相談についてのご事情
- 4 第3章:「全撤去ではなく、石塔だけの解体というのは認められるのでしょうか」|撤去範囲のご相談と、お寺さまへのご確認のお願い
- 5 第4章:「他社見積も取らせて頂きます」|ご親族との費用ご相談と、お相見積りのご相談
- 6 第5章:「暫しお時間を頂きたく」|継続ご検討中というご結末を、ありのままに
- 7 ご事情のペースに寄り添う。それが、らくサポが大切にしていること
- 8 お墓じまい・改葬のご相談はこちら
はじめに
「「お墓を見に行ってから連絡します」と言われ、それっきりです。」
これは、福島県二本松市にあるお墓のお墓じまいをご検討中のご相談者様が、初めて私たちへ状況をお伝えくださったLINEの一節です(お寺さまのお名前はマスキングのため伏せ字とさせて頂きました)。
役所のお手続きはご自身で済まされ、改葬許可も既に下りていらっしゃいました。
受入先となる東京のお墓も、ご親族でお決めになっていらっしゃいました。
残るは、福島・二本松のお墓の解体撤去とご遺骨の取り出しだけ——というところで、以前にお声がけされていた他の石材店さまからのお返事が2週間ほど止まっていました。
そんなご状況で、私たちへご連絡くださったのが、3月16日の夜のことでした。
- 最初のご相談:2026年3月16日(夜・改葬許可済・受入先決定済の状態でご相談)
- お見積りに向けたヒアリング:3月17日(お墓の特定情報・正面の刻字のご共有)
- 撤去範囲のご確認:3月25日/3月29日(全撤去か、石塔とお墓誌のみのご撤去か)
- お見積りメールでのご共有:4月1日〜2日
- ご検討期間へ:4月2日(ご親族との費用ご相談のためお相見積り、継続ご検討中)
最初のご相談から、4月2日時点で 約17日間。
お見積りはご提示しましたが、ご親族との費用ご相談のため、他社さまとのお相見積りも含めて継続ご検討中——その途中経過の全記録です。
事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ご相談者様のお住まい | (ご共有なし。お墓のあるご地域は福島県二本松市) |
| お墓のご所在 | 福島県二本松市のご縁のあるお寺さまの敷地内 |
| 役所のお手続き | 改葬許可申請まで完了済(ご相談者様ご自身でお手配) |
| ご遺骨の受入先 | 東京の永代供養先(ご親族でお決め済) |
| ご相談のきっかけ | 以前にお声がけされた他の石材店さまからのお返事が2週間止まっていた |
| 撤去のご希望範囲 | 当初「全撤去」→お話を経て「石塔とお墓誌のみのご撤去」へ |
| ご相談からお見積りまで | 約17日間(その後、お相見積りのため継続ご検討中) |
この記事のお話
- お客様のご事情:福島県二本松市にあるお墓のお墓じまいをご検討中のご相談者様。役所のお手続きと改葬許可は既に整え、東京の受入先も確保済み。以前にお声がけされた他の石材店からのお返事がそれっきりで、お困りのところからご連絡を頂いた
- らくサポがお伝えしたこと:全撤去ではなく石塔とお墓誌のみのご撤去という選択肢/お寺さまの離檀のお話はお客様が直接ご相談される進め方/お墓のご事情で別途お見積りが必要な理由のご説明
- LINEでのやり取りの結末:4月2日時点で、他社さまとのお相見積りも含めご家族と継続ご検討中(私たちはご検討の時間をお取りしてお待ちしています)
第1章:「『見に行ってから連絡します』と言われ、それっきりです」|お返事を待たれていた2週間と、最初のご連絡
ご相談者様からの最初のLINEは、2026年3月16日の夜。
お友だち追加と同時に頂いた、丁寧なご相談文でした。
初めてご連絡させて頂きます。
福島県二本松市のご縁のあるお寺さまにある墓仕舞いをしたいと考えており、石材店を探しています。
役所の手続きは完了し、改葬申請許可書も下りました。
安くて評判の良い石材店をご紹介頂けると有難いです。
——必要なご事情が、最初のメッセージにすべて整理されていました(お寺さまのお名前と詳細地番はマスキングのため伏せ字とさせて頂いております)。
ご自身で役所のお手続きを進められ、改葬許可も下りていて、あとは現地のお墓を解体してご遺骨を取り出してくれる石材店を探されている——お墓じまいをご検討中の方の中でも、ご準備の早いお客様でした。
私たちの担当が翌朝、お電話を差し上げましたが、お時間が合わずすれ違いに。
その日のお昼前、ご相談者様から、こんなご共有が届きました。
おはようございます。
本日PM3時以降にご連絡頂けるとのこと、承知しました。
なお、お寺さまに近い石材屋が良いかと思い、「他の石材店」に2週間ほど前にお電話したのですが「お墓を見に行ってから連絡します」と言われ、それっきりです。
私が然程急ぎませんとお伝えしたので、ゆっくりされているのかもしれませんが。
それ以外はどこにも声を掛けておりません。
——「2週間ほど前にお電話したのですが、それっきりです」(他社の石材店さまのお名前と、お寺さまのお名前はマスキングのため伏せ字とさせて頂いております)。
お墓じまいをご検討中の方の中には、「現地に近い石材店さまにお声がけするのが、いちばん安心では」とお考えになる方が多くいらっしゃいます。
実際、地元の石材店さまにお声がけされるのは、ひとつの自然なご選択です。
ただ、お墓じまいは石材店さまにとって、繰り返しのご商いではなく「一度きりのご対応」になることが多いお話です。
ご事情によっては、お見積りまでお時間が掛かることもあります。
ご相談者様は、急がれているわけではないとお話しされていましたが、それでも2週間お返事が止まっていると、「このまま待っていてよいのか、別の窓口にもお声がけしておくべきか」とお気持ちが揺れるのも、自然なご事情です。
私たちの担当からは、こんなお返事を差し上げました。
「他の石材店」さんの件、教えてくださりありがとうございます。
その対応ですと少し不安になりますよね。
こちらでも何かお手伝いできることがあるか、お電話の際にお伺いできればと思います。
私たちは、こうしたとき、お客様が以前にお声がけされていた他社さまをご批判するようなことは申し上げません。
お返事が止まっていることに、相手方の中にもご事情がおありかもしれませんし、それは私たちには分からないことです。
ただ、ご相談者様の「2週間お返事がない」というご状況に対して、私たちなら今すぐお見積りに動けることをお伝えすること——それが、私たちにできる誠実な応答だと考えています。
その日の夕方、改めてお電話でお話を伺い、お墓のご所在の特定に向けて、お写真と刻字情報のご共有をお願いしました。
第2章:「親族に確認致します」|お墓の特定と、お寺さまへのご相談についてのご事情
3月17日の夕方、私たちの担当からは、現地調査に向けたお墓のご特定のため、お墓のあるお寺さま敷地内の航空写真をお送りしました。
先程はお電話ありがとうございました お墓の情報について確認させて頂きます お写真のこの辺りの位置でお間違いございませんでしょうか?
また、お墓正面に刻まれております文字についてもご教示頂きたく、よろしくお願い致します
ご相談者様からは、刻字情報を含めて、丁寧にご共有頂きました。
先程は、ありがとうございました。
場所は赤丸の箇所で合っています。
お寺さまから(地域の小学校)に向かって上り坂になっているのですが、一番上の方で見晴らしが良い場所に「(ご家名)家之墓」が有ります。
墓誌に書かれているのは以下4名です。
(お祖父様) (お祖母様) (ご親族のお名前) (ご親族のお名前)
——4名のご故人様のお名前と、お墓の正面の刻字、お墓の見晴らしの良いご立地まで、ご記憶にある範囲ですべてご共有くださいました(ご故人様のお名前・お寺さまのお名前・周辺の施設名はマスキングのため伏せ字とさせて頂いております)。
私たちの担当からは、もう少し詳細なお位置のご特定のため、別のお写真でのご確認をお願いしました。
これに対し、ご相談者様からは、率直なご相談が返ってきました。
申し訳ありません。
私の記憶では精度に自信がないので、親族に確認致します。
ちなみに大変無礼な質問をお許し頂きたいのですが、現場を見に行かれた際、お寺さまのご住職にご確認頂く訳にはいかないでしょうか。
一ヵ月程前に改葬の意思を伝える電話をして、役所へ提出する書類のやり取りもしているので、(ご家名)の名前で分かる筈です。
なぜか番地を教えて頂けないのですが。
——「大変無礼な質問をお許し頂きたいのですが」。
ご相談者様は、ご自身からのご提案を、たいへん丁寧にご共有くださいました。
お寺さまには改葬のご意思を既にお伝えされ、役所への書類のやり取りもされているお間柄。
ご住職にお伺いすれば、お墓のお位置はすぐに分かるはず——というご相談者様のご提案は、ご状況からするとごく自然なお考えでした。
ただ、私たちの立場からすると、初めて伺うお寺さまに、お客様の事前のご了承なしにいきなりご住職へお墓のご特定をお願いするのは、お寺さまにとっても、ご相談者様とお寺さまとの関係においても、慎重に考えるべきお話でした。
特にお墓じまいの場面では、お寺さまとお客様の間に、離檀のお話や供養のお話など、私たちが立ち入るべきでない関係性がご存在します。
私たちが先にお寺さまへ詳細をお伺いしてしまうと、お寺さま側に「もう撤去の手配が始まっている」というご印象を与えかねず、ご相談者様とお寺さまの関係に、思わぬ影響が出る可能性があります。
私たちの担当からは、こんなお返事を差し上げました。
かしこまりました、それではなるべく現時点での情報で調査いたしますね 特定から入りますため、1週間〜2週間ほどお見積までお時間頂くかと思われますがご容赦くださいませ 引き続き宜しくお願いします
ご相談者様からは、現地でお探しいただく際の手がかりとして、周辺の地形(坂の登り切ったところ、見晴らしの良いお位置)を改めて補足くださり、「特段急ぎませんので、ご記載の納期で十分です」とのお返事を頂きました。
私たちは、こうした「現場の調査は私たちが、お寺さまとのお話はお客様ご自身で」という線引きを、お客様とお寺さまの関係を守るためのお作法として大切にしています。
第3章:「全撤去ではなく、石塔だけの解体というのは認められるのでしょうか」|撤去範囲のご相談と、お寺さまへのご確認のお願い
お墓のご特定の調査と並行して、お見積りに入る前のもう一つの大切なご確認がありました。
それが、撤去のご範囲のお話です。
お墓じまいのお見積りをご提示する前に、私たちの担当からは、こんなご確認をお送りしました。
お世話になります 見積もりを、提出するまえに確認がありまして、 石塔だけの解体処分、 全て解体処分、 のどちらの見積もりを提出いたしましょうか
ご相談者様からは、ご即答で「全て解体処分でお願い致します」とのお返事。
「全て綺麗にして退去しなければならない」というお気持ちが、ご即答の背景にありました。
私たちの担当も、ご相談者様のご希望に沿って「全撤去でお作りします」とお応えし、お見積りを準備しはじめました。
ところが、お見積り作成中に、現地調査をお願いした石材店さまから、こんなご共有が届きました。
「お墓のご立地的に、外枠から全て撤去すると土も崩れてくる恐れがある。石塔とお墓誌の撤去だけでもよろしいかどうか、お寺さまにお伺いされた方がよい。ご費用的にも変わってくる」
これは、ご相談者様にとっては全く想定外のご情報でした。
ご相談者様は「全撤去」のひと択でご即答くださっていたところを、私たちの担当からは、改めてこうお伝えしました。
おはようございます 見積もりは、水曜日くらいまでにはお出しできますが、石材店の方からお寺さまは離檀料が必要になるようですので、そちらの金額も確認しておいた方がいいと言われました また、全撤去になりますとお値段も高くはなります
——「全撤去になりますとお値段も高くはなります」。
ご相談者様からは、率直なご質問が返ってきました。
ご連絡ありがとうございます。
今更ながらの確認で恐縮ですが、全撤去ではなく、石塔だけの解体というのは認められるものなのでしょうか。
全て綺麗にして退去しなければならないと思い、あまり深く考えずにお返事してしまいましたが、違いが今ひとつよく分かっておりません。
お寺さまと相談になるでしょうか。
また、離檀料につきましても事前情報ありがとうございます。
これも色々調べたのですが、正直法的には支払義務は無いものと考えていますが、どうなのでしょう。
あまり揉めたくは有りませんが、当たり前のように請求されるのは違和感が有ります。
他の方々はどうされているのでしょうか。
差し支えない範囲でご教示頂けますと幸いです。
——お墓じまいをご検討中の方が、最も悩まれるご事情のお二つが、ご相談者様の中でも同時に立ち上がっていらっしゃいました。
私たちの担当からは、率直なご共有を差し上げました。
石材店がいうには、お寺さまに外枠から全て撤去だと土も崩れてくる恐れもあり、石塔とお墓誌の撤去だけでもよろしいかと聞いた方がいいですとのことでした 値段的にも変わってくるので
離檀料も支払わないお寺もありますが、お寺さまはあるようです
言われる金額を素直に支払うと高く言われるかも知れないとのことでした 話し合いで金額も変更しそうでした
離檀料の話とどこまでの撤去を希望されるのか聞いた方がよいかもしれません
私たちは、お寺さまとお客様の間の離檀のお話には、原則として立ち入りません。
お寺さまには、それぞれのご事情とお考えがおありで、ご相場通りで運用されているお寺さまもあれば、お話し合いで柔軟にご対応くださるお寺さまもあります。
これは、お客様とお寺さまの間で、直接お話し合い頂くべきご事情です。
撤去のご範囲についても、お墓のあるお寺さまの敷地内の規約・慣習によって変わるお話です。
お寺さまによっては、ご区画の外枠まできれいに撤去することをご希望されるところもあれば、石塔とお墓誌の撤去だけでよく、外枠は次のご利用者様が引き継がれるところもあります。
石塔とお墓誌のみのご撤去でもよいか、まずはお寺さまにお伺いしてみてください。——私たちが、お客様にお寺さまへ直接ご確認頂きたかったのは、この一点でした。
私たちからは、お寺さまへお伺い頂きたい項目を、3点に絞ってご共有しました。
- お墓のご撤去のご範囲は、石塔とお墓誌のみのご撤去でよろしいかどうか
- 外枠(ご区画の縁石)まで撤去する必要があるかどうか
- 離檀のお話が必要な場合、その金額のお話し合いをいつ・どのように進めればよいか
ご相談者様は、その日のうちにお寺さまへ直接お電話くださり、こんなご報告を頂きました。
ありがとうございます。
今しがたお寺さまのご住職と話をして、石塔とお墓誌だけ撤去してくれれば良い(外枠まで撤去する必要はない)とのことでした。
私がよく確認せずにお答えしてしまい、大変失礼致しました。
離檀料については電話で交渉することではないと思いましたので、遺骨を取り出す際に出向いた時に話をすることにします。
——お寺さまとお客様の間で、撤去のご範囲が「石塔とお墓誌のみ」で確定。
離檀のお話は、ご遺骨を取り出されるためにお出向きになる際に、対面でお話し合いされる、というご結論になりました。
ご相談者様ご自身が、お寺さまとのご相談を直接お進めくださったことで、撤去のご範囲が変わり、お見積りのお値段にも影響するご整理ができました。
私たちが「お寺さまにお伺いしてみてください」とお伝えしたことで、ご相談者様が動き、ご結論まで辿り着かれた——お墓じまいのご相談で、よくあるご事情の整理パターンのひとつです。
事例を整理すると、ご相談の中で動いたお話は次のようになります。
| ご相談前 | 第3章のご相談を経て |
|---|---|
| 撤去範囲:全撤去でお見積り依頼 | 石塔とお墓誌のみのご撤去で確定 |
| 離檀のお話:電話で交渉するイメージ | ご遺骨取り出し時に対面でお話し合い |
| お寺さまへのご相談:未着手 | お墓の撤去範囲をお寺さまへ直接ご確認済 |
| お墓のご特定:詳細位置の調査が必要 | 周辺地形の補足情報のご共有で進行可能に |
第4章:「他社見積も取らせて頂きます」|ご親族との費用ご相談と、お相見積りのご相談
撤去のご範囲が「石塔とお墓誌のみ」に整い、3月29日に「お見積りは水曜日(4月1日)くらいまでには」とお伝えしてから数日。
4月1日の午前中、お電話が繋がらず、私たちの担当からはメールでお見積りのお値段をご共有しました。
ご相談者様からは、丁寧なご返信を頂きました。
電話に出れずに申し訳ございません。
見積ありがとうございます。
メールで頂けましたら幸いです。
ご相談者様のメールアドレスへ、お見積りをお送り。
翌4月2日には、お見積りのお値段が高くなる背景のご説明も、改めてお送りしました。
見積金額の高くなる理由ですが、 場所が上部で悪くクレーンの届く所まで割って持っていかなければならない 1日作業では終われない 3名ほどかかる人件費 処分場が遠方 などが理由とされました
——お墓のご立地(見晴らしの良い坂の上)が、ご作業のしやすさという観点では、クレーン車のお届かないご事情になっていらっしゃいました。
お見積りのお値段を構成している主なご事情は、次の4点でした。
- クレーン車のお届かない場所のため、石塔を割って運び出さなければならない
- 1日のお作業では終わらない規模感(複数日のご作業が必要)
- 3名ほどの人件費(運び出しに人数が必要)
- 処分場が遠方のため、お運びのご移動コストがかかる
お値段の根拠を、隠さずに率直にご共有することも、私たちのお作法のひとつです。
ご相談者様からは、率直なお返事が返ってきました。
ご連絡ありがとうございます。
承知しました。
なお、費用は親族と共同負担となる為、大変恐縮ですが他社見積も取らせて頂きますので、どうかご理解願います。
なお、貴社にお願いする場合、石材店はどちらになるのでしょうか。
——「他社見積も取らせて頂きます」。
お墓じまいのご費用は、決して小さくないお金です。
特にご親族と共同でご負担される場合は、お一人のご判断では決めにくく、複数のお見積りをご比較されるのは、ごく自然なご事情です。
私たちの担当からは、こうお応えしました。
はい、相見積り頂いても結構です
当社は提携の石材店複数社から最も安い見積りで提示しますので、現時点ではまだ決まっておりません
費用負担がご心配でしたら、他社見積金額を教えて頂きますとそれよりも安くご案内いたしますので、お申し付け下さい 引き続きよろしくお願い致します
私たちは、お相見積りをご希望されるお客様を、引き留めません。
むしろ「ご親族でご比較しやすいよう、お役立ち情報をお出ししますね」というご姿勢でお応えします。
ご相談者様からは、こんなお気持ちも頂きました。
承知しました。
貴社のHPを親族に共有しており、23万円から35万円の事例が出ていた為、予算はそのイメージでおりました。
少し検討の時間を頂きたく存じます。
——HPの事例ページをご親族でご共有くださっていて、ご予算のイメージをお持ちいただいていました。
私たちのお見積りが、そのご予算からお出になっていたのも事実です。
私たちの担当からは、ご予算が立てづらいことへのお詫びを添えて、率直にご共有しました。
分かりづらく申し訳ございません お墓の撤去は1件1件大きさも立地条件も異なり、それに係る人件費や重機使用料も全く異なります そのため、必ず現地調査をしてからお見積り差し上げております
費用概算が立てづらいことはご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご理解頂けますと幸いです
——お墓じまいのお見積りは、お墓のお大きさ・ご立地・お墓のあるお寺さまの慣習・お墓のお数・お墓誌のお数によって、お一件お一件全く異なります。
HPの事例は「同じご相場で必ずお見積りできる」というお約束ではなく、「過去のご事例ではこういうご対応もありました」というご参考情報です。
ご相談者様からは、丁寧なお返事を頂きました。
丁寧なご説明ありがとうございます。
承知致しました。
暫しお時間を頂きたくよろしくお願い致します。
——4月2日の夕方、ここでお話は一度、ご相談者様のご親族とのご相談へと移されました。「お相見積りも含め、ご家族でご検討」——お墓じまいのお話としては、ごく自然な進み方です。
第5章:「暫しお時間を頂きたく」|継続ご検討中というご結末を、ありのままに
この記事を作成している時点(4月2日のやり取りの後)で、ご相談者様からのお墓じまいに関する次のご連絡は、まだ届いておりません。
私たちの対応事例集では、成約・キャンセル・他社へのお決め・継続ご検討中・お返事保留——すべてのご結末を、ありのままに記事化することを大切にしています。
これは、私たちが「都合の良い事例だけを並べる窓口」ではないことを、皆さまにお伝えするための、私たちなりのお作法です。
今回の事例も、お見積りまでをご共有し、そこからご親族とのご相談・お相見積り・継続ご検討へとお話が移されたところで、いったんペースが落ち着いています。これは、お墓じまいのご検討中のお客様にとっては、ごく自然なご事情です。
| お話の段階 | ご相談者様のご状況 |
|---|---|
| 最初のご相談 | 他の石材店さまからのお返事が2週間止まっていて、お困りのご事情 |
| お墓のご特定〜撤去範囲のご整理 | お寺さまとのご相談を経て、石塔とお墓誌のみのご撤去で確定 |
| お見積りのご共有 | ご親族でご共有くださり、ご予算とのご比較ご相談へ |
| 現時点(4月2日) | お相見積りを含め、ご家族で継続ご検討中 |
私たちからは、ご検討の時間をお取りしてお待ちしています。
ご相談者様からの「暫しお時間を頂きたく」というお言葉に、私たちは「いつでも続きをお話しできます」というお気持ちでお応えしています。
お墓じまいのご相談は、お一度きりのお話ではありません。
ご親族のご事情、お寺さまとのご関係、ご予算のご整理——複数のご事情が組み合わさるご相談だからこそ、ご検討にお時間がかかるのは、むしろ自然なことです。
私たちは、こうしたご事情のお客様に、「早くご決断ください」と申し上げることはありません。
お客様が安心してご家族とお話し合いされるための時間を、お取りすることも、私たちのお仕事の一部です。
この事例の対応のポイント
- 他の石材店さまからのお返事を待たれていた間にご相談を頂き、お見積りの段取りをすぐにスタートした
- 全撤去とは限らず石塔とお墓誌のみのご撤去も選択肢になることを、お寺さまとのご相談前にお伝えした
- ご親族との費用ご相談のためにお相見積りをご希望された際も、率直にご承諾し継続ご検討の時間をお取りした
ご事情のペースに寄り添う。
それが、らくサポが大切にしていること
ここまで、福島県二本松市にあるお墓のお墓じまいをご検討中のご相談者様の、17日間の途中経過を振り返ってまいりました。
要点を改めて整理すると、以前にお声がけされていた他の石材店さまからのお返事が2週間止まっていたご事情からご相談を頂き、お墓のご特定では「お寺さまには私たちから直接お伺いせず、ご相談者様とお寺さまの関係を守る」線引きを大切にしてお見積りに向かいました。
撤去のご範囲では「全撤去」というご即答から「石塔とお墓誌のみのご撤去でもよいか、お寺さまに直接お伺い頂く」ご提案へとお話を整え、お寺さまとのお話し合いの結果、ご撤去のご範囲が確定。
お見積りのご共有後、ご親族との費用ご相談のため、お相見積りも含め継続ご検討中——というところで、お話は一度、ご家族のお時間へと移されました。
お墓じまいをご検討中の方にとって、お見積りのお値段は、ご家族でご相談される最も大きなご事情のひとつです。
HPでご覧になった事例のご予算と、お一件お一件のご事情によって変わるお見積りのお値段に、差が生じることもあります。
私たちは、お相見積りを取られることを、引き留めません。
むしろご親族でご比較・ご判断しやすい情報をお出ししながら、ご検討のお時間をしっかりお取り頂くことを大切にしています。
もし、同じように「以前にお声がけした石材店さまからのお返事が止まっていて、別の窓口にもお声がけしておきたい」「お墓じまいの撤去範囲(全撤去か、一部撤去か)をお寺さまにどうお伺いすればよいか分からない」「離檀のお話をどうご相談すればよいか迷っている」というご事情をお持ちの方は、まずはお電話一本でご相談ください。
お電話が難しい方は、LINEからもお問い合わせ頂けます。
ガイドブックも無料でお送りしております。
お墓じまい・改葬のご相談はこちら
らくサポでは、お墓じまい・改葬・ご遺骨のお預け替えのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。
- お電話でのご相談:050-5794-7378
- LINEでのご相談
「以前にお声がけした石材店さまからのお返事が止まっている」「全撤去か一部撤去か、お寺さまにどう聞けばよいか分からない」「ご親族との費用ご相談のため、お相見積りを取りたい」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。


