お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。

項目 内容
ご相談地域 群馬県藤岡市
サービス 墓じまい(永代供養先への移行を含む)
お客様のご事情 後継ぎなし・単身世帯・67歳
お墓の概要 お寺の境内ではない場所にある、複数のお家ごとに区画されたお墓(畳6〜8畳ほどの広さ)
お伝えした概算 100万円までは行かないと思います」(現地調査前のお電話での目安)
お電話の長さ 約9分

2026年5月のある日。
群馬県藤岡市にお住まいの方から、私たちらくサポへ一本のお電話を頂きました。

「あのですね。ちょっとお墓のことで、ちょっとね。あの費用のことでちょっと伺いたいなあと思って、今」

ご相談くださったのは、後継ぎがおらず、単身世帯でいらっしゃる67歳の方でした。
先のことを考えると、お墓のことも今のうちに整理しておかないと、と考え始められたタイミングでのご相談です。

約9分間のお電話のなかで、私たちはお墓の状況を一つひとつお伺いしながら、現地を見ないと正確な金額は出せないことを前提に、それでも見当がつくよう「概算の上限の目安」をお伝えしました。

この記事のお話

  • お客様のご事情:群馬県藤岡市のお墓。後継ぎなし・単身世帯で、これからのことを見据えて墓じまいと永代供養への移行をご検討
  • らくサポがお伝えしたこと:お墓の規模・お墓石の数・搬出のしやすさを確認したうえで「100万円までは行かないと思います」という上限の目安/正確な金額は現地調査が前提
  • お電話の結末:継続のご相談はLINEで。お墓の写真や状況の情報を頂いてから、お見積りに向けて進めていく形に

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第1章:「もうそろそろそういうことを考えないとまずいと思って」――ご相談の背景

お電話の冒頭、お客様はご自身のお立場を、率直にお話しくださいました。

「自分が一応男であとあと後継ぎっていう感じなんですけど、自分にちょっと身寄りっていうか、家族がなくて今単身世帯なんですよね」

「年ももう67でも70近いんで、ちょっとね。もうそろそろそういうことを考えないとまずいと思って」

後継ぎがいらっしゃらないこと。
ご家族・ご親族の身寄りがなく、単身世帯でいらっしゃること。
ご年齢が67歳で、これからのことを考えるご準備のタイミングに入られていること――。

「墓じまい」というご相談の背景には、お一人おひとりに、人生の事情がある――。
私たちは、お電話の最初のひと言ふた言で、まずそのご事情を伺うことを大切にしています。
「お墓をどうしますか」というお話の前に、「なぜ、今、墓じまいをお考えになったのか」がわかると、ご一緒にお話しする論点の優先順位も自然と整っていきます。

このお客様のように、後継ぎがいらっしゃらない単身世帯の方からのご相談は、私たちのもとには毎日のように届きます。
お墓の継承者不在は、現代の日本において、もはや特殊な事情ではありません。

ご相談の前にご自身で整理しておくと、お話がスムーズに進む点をまとめると、次のようになります。

  • 後継ぎ・ご親族の状況(いらっしゃるか/いらっしゃらないか)
  • 現在のお墓の場所(市区町村レベルで構いません)
  • お墓の規模(区画の広さ・お墓石の数のおおよそ)
  • 今のお墓の管理形態(お寺の境内か/別の場所か)
  • これから新しい受入先(永代供養先など)をご検討かどうか

第2章:「畳六畳から八畳ぐらい」――お墓の規模を伺う

ご事情を伺ったあと、続けて担当者は、お墓そのものの状況を一つひとつお伺いしました。

「今、群馬県の藤岡市のところにちょっとお墓がありまして」

「お墓はお寺の境内にあるんではなくて、うちを離れた場所に、みんなそれぞれの名字のこういうまとまったお墓みたいのがあって、そこの中にあるんですけれどね」

お寺の境内のお墓ではなく、お寺と離れた場所にある、複数のお家ごとに区画された共同のお墓――地域によって形態はさまざまですが、こうしたお墓もよくあるかたちです。
担当者は「広さ的にはどれくらいでしょうか」と続けてお伺いしました。

「広さ的にはね。ちょっと畳六畳から八畳ぐらいの広さかな」

「大きいですね」

「ブロックで仕切って作って、そこへ」

「灯籠とか墓石が、いくつかあるからね。昔の」

ご一坪(畳2枚分ほど)が、お墓ひとつあたりの平均的な広さです。
それと比べると畳6〜8畳というのは、3〜4倍ほどの大きさになります。
区画はブロックで仕切られており、その中に灯籠や墓石が複数あるとのこと。
古くからのお墓では、よくお見かけする構成です。

「そういう石のお墓みたいな」

「灯籠とか墓誌があったりとか、昔の」

「自分も結構昔の人もあるんで、おそらく土葬も入ってると思うんですよね」

「ご両親ぐらいは骨壷かもしれないけど、おじいさんあたりになると、もうね」

土葬と火葬が混在しているお墓――こちらも、何代にもわたって受け継がれてきた古いお墓では、決して珍しい状況ではありません。

担当者は、お見積りに向けて整理が必要な情報を、頭の中で次のように組み立てていました。

確認項目 今回お伺いしたお話 お見積りへの影響
お墓の区画の広さ 畳6〜8畳ほど(一坪の3〜4倍) 撤去面積が広く、整地の手間が増える
お墓石・付属物の数 複数の墓石・灯籠・墓誌 一基ずつの撤去費が積み上がる
外枠のブロック塀 あり(区画を仕切るもの) ブロック塀の撤去費も加算
ご遺骨の状態 古い世代は土葬・近世代は火葬の可能性 お骨上げ作業の手間に影響
搬出経路 平坦地・重機搬入可(後述・第3章) アクセスが良いため費用は抑えやすい

第3章:「平坦で、重機も入りやすい」――搬出条件のご確認

お墓の規模を伺ったあと、続けて担当者は、お墓の周辺の地形と、重機の入りやすさについてお尋ねしました。
墓じまいのお見積りは、お墓そのものの大きさ以上に「現地まで重機が入れるかどうか」で大きく変わってきます。

「灯籠はあんまりね。あの山奥じゃないですよ」

「普通の平坦なところで」

「重機とか要は入りやすいんですよね。普通の」

平坦地で、重機が入りやすい場所――。
これは墓じまいの現場としてはかなり条件が良い部類に入ります。
お墓のなかには、山道を登った先にあるご先祖さま代々のお墓や、人ひとりがやっと通れる細い参道の奥にあるお墓もあり、そうした現場では人の手で運び出すしかなく、人件費が大きく増えます。

お客様のお墓は、その点でいうと撤去工事が比較的進めやすい立地でいらっしゃいました。

担当者は、お墓の規模と搬出条件を整理したうえで、お見積りの幅をお伝えしました。

「お墓ひとつだとですね、180,000から200,000円ぐらいで収まるとは思うんですけど、数があるからどうですかね?」

一基あたり18万〜20万円――これは、平均的な大きさの一基あたりの目安です。
今回のお客様のお墓は、その「一基」が複数まとまった構成でいらっしゃるので、合計金額をどうお見立てするかが、担当者の頭の中での組み立てでした。

「あれですかね? 人数も、五、六人ぐらい――いくらぐらいですか?」

「墓石の数と、灯籠など全部撤去するんですか?」

「これも全部、お墓じまいだから全部更地にするんですよ」

「更地にするんですよね。全部」

「更地にして、そこを永代供養の方に移動」

外枠のブロック塀も含めて、すべて撤去して更地にする――。
これがお客様のご希望でした。
担当者は「ブロックも全部、外枠の」と確認のうえ、お見積りの方向性をまとめました。

第4章:「100万円までは行かないと思います」――概算の上限の目安をお伝えする

ここで、担当者からお伝えした言葉が、このお電話の中でいちばん大切な部分です。

「全部見積もりはよかったら行きますし、100万円までは行かないとは思うんですけどね

「100万円いかないんですか?」

「行かないと思いますけどね」

「結構もっとかかるかと」

お客様は「100万円までは行かない」という担当者のお見立てに、驚かれたご様子でした。「もっとかかるかと思っていた」――ここに、墓じまいのご相談で多くの方が抱えていらっしゃるご不安が表れています。

巷では「墓じまいに200万、300万かかった」というお話を耳にされることも多いかと思います。
実際、当社にご相談くださる方のなかには、他社さんで100万円以上の見積もりを提示されてご不安になってお電話くださる方が、毎月いらっしゃいます。

私たちがお電話の段階で「100万円までは行かない」と申し上げるのには、はっきりとした理由があります。

一基あたりの撤去費(18〜20万円)、お墓石・灯籠などの数、外枠ブロック塀の撤去、整地――これらを積み上げても、平坦地で重機が入りやすい立地のご事情を踏まえれば、合計が100万円を超える可能性はかなり低い、という見立てが、担当者にはありました。

担当者はこう続けました。

「行かないと見当がちょっとまた、全然違ってたらわかんなくなって。まあ一応ね、現地調査としてね」

そう、最終的なお見積りは現地調査が前提です。
お電話のお話だけで「いくらです」と確定的に申し上げることはいたしません。
なぜなら、お電話だけで断定して、現地に伺ってから「実はもっと高かった」とお伝えするのは、お客様にとって最もご不安が大きい流れだからです。

その代わり、お電話の段階でも、ご予算の感覚を持っていただけるよう「上限の目安」はお伝えする――これが、私たちが心がけている誠実なご案内のかたちです。

「写真とかってお持ちでしょうか?」

「あったらこちらにお送り頂ければ、もう少し具体的にお伝えできるかと」

お電話のままお見積りを進めるのではなく、現地調査かお写真かのいずれかで、もう一歩具体性を上げてから正式なお見積りに入る――こうした順序を踏むことで、お客様の決断にも安心感を持っていただけるよう、ご相談の流れを組み立てています。

なお、藤岡市の周りには、当社と提携している地元の石材店もございます。
お客様の電話の繋がり先は愛知県ですが、墓じまいの現場対応は地域の提携先がうかがう体制を整えています、ともご案内しました。

ご相談から正式なお見積りまでの流れを整理すると、次のようになります。

段階 内容
1. お電話・LINEでのご相談 状況をお伺いし、上限の目安としての概算をお伝え
2. 写真・現地調査 より正確なお見積りに必要な情報を取得
3. 正式お見積り 撤去費・整地費・ご供養費などを内訳でご提示
4. お寺さま・行政手続きのお打ち合わせ 離檀・改葬許可申請(お墓のお引越しに必要な手続き)について整理
5. ご契約・施工 工事日程・お骨上げ・撤去・整地・新しい受入先への移送

第5章:離檀料・お布施――「お寺さまには永代供養はないんですよね」

お電話の終盤、お客様とご一緒に整理した、もうひとつの大切なテーマがお寺さまとの関係性でした。

担当者からのご質問は、こうでした。

「そこのお寺さまの檀家でいらっしゃるんですか?」

「自分はそのお寺の檀家ですね」

「そうすると、そこも墓じまいにあたって整理されることになるんですよね」

ご相談者様は、地域のお寺さまの檀家でいらっしゃいました。
お盆・お正月にはお寺に集まる――そんな昔ながらのお付き合いが続いている地域です。

担当者が続けてお伺いしたのは、お布施と離檀料のお話でした。

「お布施は何万円ぐらいですか?」

「基本があの、お盆が3,000円、正月は2,000円ですね。気持ちでもっとお出ししてもいい、5万でも10万でもいい、ということです」

「制限はないからね。基本があってお気持ちで、ということですね」

そして、もうひとつ――離檀料についてのご質問です。

「離檀のお話のときに、離檀料のお話は出てきそうですか?」

「離檀料はないかも」

「お寺さまには永代供養はないってことは、言われているんですよね」

ご相談者様は、すでにご自身のお寺さまには永代供養の制度がないことをご確認済みでいらっしゃいました。
だからこそ、墓じまいに加えて、新しい永代供養先を探してそちらに移行するという方針が、最初からはっきりしていらっしゃったわけです。

私たちでは、この「新しい受入先を探す」というステップを、お客様ご一緒に整理させて頂きます。

  • ご予算(永代供養先によって5万円台から数十万円までさまざま)
  • ご希望のエリア(藤岡市内・近隣・離れた場所での散骨など)
  • 宗派のご都合(同じ宗派にこだわるか、宗派を問わないか)
  • ご見学のしやすさ(お一人で行かれるか、ご一緒に伺うか)

このように選択肢を整理しながら、お客様にとってご納得のいく形を、ご一緒に探していきます。

この事例の対応のポイント

  • 後継ぎなし・単身世帯というご事情を最初にお伺いし、お墓のお話の前にお客様の人生の事情を整理した
  • 畳6〜8畳という大きめのお墓・複数の墓石・外枠ブロック塀と、平坦地で重機が入りやすい立地条件を一つひとつ確認したうえで「100万円までは行かない」という上限の目安をお伝えした
  • お電話の段階では「上限の目安」までにとどめ、正確なお見積りは現地調査・お写真を前提として、断定を避けた

おわりに――「上限が見える」というご安心

約9分間のお電話のなかには、墓じまいというご相談で大切な論点が、丁寧に詰まっていました。
後継ぎがいらっしゃらない単身世帯というご事情、畳6〜8畳という大きめのお墓の規模、平坦地で重機が入りやすいという搬出条件、そしてお寺さまには永代供養がないために新しい受入先が必要というお話――。

そのなかで、私たちがいちばんお伝えしたかったのは、「100万円までは行かないと思います」というお見立てでした。

世間で耳にする「墓じまいに200万、300万かかった」というお話に、これからご検討を始められる方が必要以上にご不安を抱かれることのないように。
電話の段階でも、ご予算の上限の見当がつくことが、最初の一歩を踏み出すご安心につながる――そう考えてご案内しています。

正確なお見積りは、お写真または現地調査をふまえてから正式にお出しします。
お電話の段階でお伝えするのは、あくまで「上限の目安」。
それでも、その目安が見えるかどうかで、「やっぱり墓じまいは無理かもしれない」と諦められてしまうか、「これなら検討できる」と次の一歩に進まれるかは、大きく変わると思っています。

私たち「らくサポ」が大切にしているのは、お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考えること
後継ぎがいらっしゃらず、お一人で先のことをご準備されているお客様には、ご一緒に整理しながら前に進んでいく相談窓口として、伴走させて頂きます。

ご検討の段階で、まずはお電話一本、またはLINEからお気軽にお問い合わせください。
お墓のお写真をお送り頂ければ、より具体的なお見積りのお話に、すぐに入らせて頂けます。

墓じまいのご相談はこちら

らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。

「後継ぎがいないので、自分の代で整理したい」「お墓が大きくて、いくらかかるか想像もつかない」「他社さんで100万円超と言われて不安」——そんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。

お墓じまいが初めてでよく分からない。
そんな方に選ばれているサービスです。

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