お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。

2026年5月のある日。
お兄様のお墓のお片付けをご検討されているご相談者様から、私たちらくサポへ前日のお問い合わせのフォローのお電話を差し上げました。

「23日の調整はできましたので、対応させていただきますね」

このお電話は、前日のご相談を受けて作業日程の確定と、お見積りの詳細をお伝えするための 約14分の折り返しのお電話 でした。
お骨を別のお墓へお移しすること、入らない分は散骨にすること、そして古いお墓を撤去すること——3つのご要望をご予算30万円のなかでどう組み立てるかを、ご一緒に整理してまいりました。

ご相談のポイントを整理すると、次のとおりです。

項目 内容
ご相談者 お兄様のお墓のお片付けをご検討されている方
ご希望1 5名分のお骨を別のお墓へお移し(送られてくるお骨と合わせて納める)
ご希望2 新しいお墓に入りきらない分のお骨を散骨
ご希望3 古いお墓の撤去
作業予定日 お電話から約11日後の午前10時40分(自宅での仏事のあと)
ご予算 全部込みで30万円

この記事のお話

  • お客様のご事情:お兄様のお墓に納められた5名分のお骨を別のお墓へ移し、入らない分は散骨、古いお墓は撤去したい。ご予算は全部込みで30万円
  • らくサポがお伝えしたこと:お骨ご移動5名分4万円+散骨2名分4万6000円=合計8万6000円/お墓撤去は現地調査が必要/30万円におさまるよう努める
  • お電話の結末:お骨ご移動・散骨の8万6000円分は事前ご請求書方式で確定/お墓撤去は当日10時40分の現地調査でお見積り

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第1章:「自宅で仏事をやってから、10時40分にお墓へ」――当日の流れを確認

お電話の冒頭、担当者から作業日程の確定をお伝えしました。
当日は工事の都合もあり、できれば午前中の対応をお願いしたいというご相談でした。

ご相談者様からは、当日の流れをお話くださいました。

「10時から自宅で、仏事ごとをやりまして、終わってから墓に行くっていうことで、一応10時40分には考えてるんですよ」

ご自宅で仏事を済まされたあと、午前10時40分にお墓に集合する——という流れでした。
担当者からは、こうお応えしました。

「10時40分ですね、はい、わかりました。じゃあ、10時40分で。大丈夫だと思いますので。もし、ちょっと再調整が必要だったらご連絡差し上げてもよろしいですかね?」

ご相談者様にも、こうご了承を頂きました。

「なんとか午前中で、そのお墓の方を撤去については日を改めていただいたんですけれども、お骨だけの移動という形になりますので、それだけやってもらえれば」

当日のお作業を、お骨のご移動だけに絞る という整理になりました。
古いお墓の撤去工事は別日でお願いしたい——その後の章でお話しするとおり、当日は現地調査までを行い、お墓の撤去自体は別途お見積りのうえ、改めて日程を組ませて頂くことになります。

当日のお作業を整理すると、次のとおりです。

時間 内容 担当
10:00頃 ご自宅で仏事 ご相談者様
10:40 お墓に集合 当社/ご相談者様
10:40〜 5名分のお骨の取り出し・別のお墓へのご移動・ご納骨 当社
10:40〜 古いお墓の撤去のための現地調査・お見積り 当社

担当者からは、もう一点お伝えしました。

「遅くなる方ではなくてですね、早い方が調整がしやすいといった旨なんですね。9時台とかでしたら別に問題なかったんですけれども、ちょっと10時40分で大丈夫かどうかだけ。あの、大丈夫だと思いますので」

担当者の都合は午前中の早い時間が望ましかったところ、ご相談者様の当日の仏事のご予定が優先されることをご了承し、10時40分の集合で確定 といたしました。

第2章:「来るお骨と一緒に、別の墓に」――5名分のお骨をどう扱うか

ご相談者様のご希望は、お骨の扱いに関して少し特殊な事情がありました。
別のご親族のお手元にあるお骨が、当日までにご相談者様のもとへ送られてくる予定があり、そのお骨と、古いお墓に納められている5名分のお骨を 合わせて別のお墓に納めたい、というご意向でした。

「来るお骨と一緒に、こう、別の墓に、そうしてもらいたいって形になるんですよね」

担当者は、改めてご意向を確認しました。

「そういうことですね、わかりました」

ここでご相談者様ご自身から、もう一つの課題が示されました。

「お骨について全部入れるってことは、多分無理だと思うんですよね」

新しいお墓の納骨スペースの大きさを考えると、来るお骨と5名分のお骨を全て納めるのは物理的に難しいかもしれない——という冷静なご見解でした。

これを受けて、担当者からは2つの工程を組み合わせるご提案を差し上げました。

  • 入る分のお骨は新しいお墓へご納骨
  • 入りきらない分のお骨は散骨

何名様分が入り、何名様分を散骨にするか——その配分は、実際にお骨を取り出してみないと判断できない ところです。

「取り出してみないと分かりませんけれどね」

ご相談者様もそのようにお話しくださり、当日のお骨の状況を見て配分を決める という運用で進めることになりました。

第3章:「1名様1万円から、5名様で4万円に」――お骨ご移動の料金交渉

お骨のご移動の料金について、担当者からはまず通常の概算をお伝えしました。

「今回ですね、5名様分のお骨でしたので、まあちょっと、もう概算という形で先にもう確定料金でお伝え差し上げようと思っていたんですが」

ご相談者様には、当日その場でお墓の状態を見ながらのお見積りではなく、お骨の取り出し・ご移動・ご納骨までの料金を 事前に確定料金でお伝えする 形でお話を進めました。

「ご移動の、あの、取り上げ・取り出して・ご移動して・あの、ご納骨、全て完了した作業の料金がですね、お一人様あたり1万円で対応させていただこうかと思っておりまして。今回5名様なので5万円という形で対応させていただこうかと思いますが、そちらはいかがですかね」

これに対して、ご相談者様からはこんなお気持ちが返ってきました。

「そこんところはもうちょっと安くしてもらえれば助かるんですけれども」

「5000円ぐらいじゃないんだけれども、7000円、8000円でもなんとかなりませんかね?」

5名分で5万円のお見積りに対して、「7000〜8000円ほど勉強してもらえないか」 というご要望でした。

担当者の対応は、率直なものでした。
その場で持ち帰ることなく、お応えしました。

「7000円・8000円安くするってことですかね? 分かりました。では、4万2000円はいかがですかね?」

ご相談者様からは、もう一歩のご要望がありました。

「できれば、4万円にしていただけませんか?」

担当者は、再度即答でお応えしました。

「4万円にしましょうか? はい、分かりました。ありがとうございます」

5名分で 4万円で確定 ——お骨ご移動のお見積りが、お電話のなかでお決まりいたしました。

お骨ご移動の料金を整理すると、次のとおりです。

項目 当初のお見積り 交渉後の確定額
お骨1名様あたり 1万円 8000円
5名様分の合計 5万円 4万円

ご相談窓口として、お値引きのご要望そのものは決して特別なお話ではありません。
私たちでは、適正価格でのお見積りを基本としつつ、ご事情やご予算に応じて お応えできる範囲のなかで お値引きを差し上げることもあります。
今回はご予算30万円の枠組みのなかでの3工程のお見積りでしたので、お骨ご移動のところで一定のご納得をお伝えできる形を取らせて頂きました。

第4章:「2名様の散骨で4万6000円」――入りきらない分のご供養

新しいお墓に入りきらないお骨は散骨に——というご希望に対して、担当者からは散骨の料金もお伝えしました。

「散骨量が別途かかってくるんですが、例えばですね、2名様を散骨して、3名様を納めるといったような、そういった形でですね、お見積りを差し上げてもよろしいですかね?」

実際の配分は当日のお骨の状況を見ての判断になりますが、仮に2名様分を散骨する場合のお見積り をお出しすることになりました。

「散骨数2名様分でいいますとですね、こちらが1名様あたり2万3000円になるんですね。お二人分なので、4万6000円になります」

お骨のご移動分とあわせると、合計のお見積りはこうなります。

「先ほどのお骨のご移動分と散骨と合わせるとですね、8万6000円ですかね?」

ご相談者様からは、もう一段のご要望がありました。

「まあ、それも、勉強できませんかね」

担当者のお返事は、丁寧でしたが正直なものでした。

「先ほど勉強した分から、さらに勉強ということでいらっしゃいますか?」

このお返事のなかには、「お骨ご移動の部分は既にお値引きをしている」「散骨は1名様2万3000円が標準料金である」 という事実をお伝えする意図がありました。
お値引きを重ねてしまうと、適正価格の根拠が曖昧になってしまいます。
お電話のなかでは具体的な追加お値引きの数字は出ず、お話は次の論点——お墓の撤去料金——へと進んでいきました。

当日にお見積りする工程と、お電話で確定する工程の整理は、次のとおりです。

  • お骨1名様あたりのご移動料金:8000円(4万円÷5名様)
  • お骨1名様あたりの散骨料金:2万3000円(仮に2名様の場合4万6000円)
  • お骨関連の合計お見積り:8万6000円(お骨ご移動5名様分+散骨2名様分)
  • お墓の撤去料金:当日の現地調査でのお見積り

第5章:「30万円におさまるように」――お墓の撤去のご予算

お骨のご移動と散骨でお見積りが8万6000円になったところで、ご相談者様から大切なお話を頂きました。

「8万6000円も入れて30万円なんですよ。たくさんのお金がね、30万円しかないもんで」

ご予算は、3工程すべて込みで30万円 ——つまり、お骨のご移動・散骨・古いお墓の撤去の合計を、30万円の枠内におさめてほしい、というご要望でした。

ご予算のご事情について、ご相談者様はこのようにお話しくださいました。

「実は、私の墓ではなく私の兄の墓なんですよ。それをなくするのも、私の墓にそのお骨を持ってくるって形になるもんで、子供たちもいるもんで」

お兄様のお墓を整理して、お骨をご自身のお墓へお迎えする——という、ご家族のなかでのご決断のお話でした。
30万円というご予算には、ご家族内での合意があり、その枠の意味は重いものでした。

「10万円、20万円の誤差はしゃーないと思うけれども、なんとか30万円におさめていただければ助かります」

これに対して、担当者からはこうお返しいたしました。

「30万円になるべく収めさせて頂くようには対応させていただきます」

ただ、ここで担当者がもう一つ正直にお伝えしたのは、お墓の撤去料金は現地を見ないと確定的にはお伝えできない ということでした。

「お墓はですね、見ないと分かりませんので、込み込みでのお値段はちょっとお伝えしづらいところなんですけれども」

「基礎のサイズがどのようなものか、これがポイントになります」

ご相談者様のお墓は、お話によれば古いタイプのお墓でした。

「基礎は、もう70年経ちの墓ですので、もう洗いきそうになってます」

「下に、これにセメントに乗ってるって感じで」

「私見る限り、そう大した量はないとは思ってるんですよね」

「あの、昔の墓で、あの石がですね、1メートルもないんですよ」

70年前のお墓で、石は1メートル未満、基礎はセメントの上に乗っているような構造——ご相談者様ご自身が把握されている範囲のお墓の状態をお話しくださいました。
担当者からは、最終的に 当日の現地調査でお墓の状態を確認したうえで お見積りを差し上げる、という流れをお伝えしました。

お墓の撤去料金が変動する主な要因

  • 墓石の大きさ・種類(1メートル未満の小ぶりなお墓は比較的軽い作業)
  • 基礎のセメントの範囲・深さ(広く深いほど撤去手間が増える)
  • 墓石の搬出経路(重機が入る場所か・人手のみかで人件費が変わる)
  • 墓石の年数・劣化状況(70年経過のお墓は基礎が劣化していることもある)

第6章:「当日いきなりご請求することはありません」――お見積りとお支払いの順番

ご相談者様からは、ご予算に関するご不安をもう一度お話頂きました。

「23日に人が来ないってことがあれば、当然、もし40万、50万もかかるとなると」

「当日になって、思った以上の金額をご請求されたらどうしよう」——というご不安は、お墓の撤去をご検討される方の多くが抱かれるお気持ちです。
担当者からは、当日いきなりご請求することはない とお伝えしました。

「当日ですね、いきなりご請求するということはないのでご安心ください。必ず事前にお見積りしてですね、お見積書という形で——あるいは金額でご案内を差し上げて」

「工事は別にその日当日にやるわけではございませんので」

つまり、当日10時40分は お骨のご移動の作業と、お墓の撤去のための現地調査 までを行う日です。
お墓の撤去工事自体は、現地調査のあとに事前のお見積りをお出しし、ご納得を頂いてから別日に行う——という順番です。

ご相談者様からは、ご納得のお応えがありました。

「8万6000円は先に納めるわけですから、それで一つの組でつけるってことですよね?」

「おっしゃる通りです。もうこれは作業が確定してしまいますので」

確定済みのお骨ご移動・散骨の8万6000円分は、作業前のお振込みでお手続きさせて頂きます。
お墓の撤去料金は、当日の現地調査後に改めてお見積りをお出しして、ご納得を頂いてから別日のお手続き——という二段構えになりました。

お手続きの順番を整理すると、次のとおりです。

ステップ 内容 タイミング
1 お骨ご移動・散骨のご請求書をご自宅へご郵送 お電話の翌日以降
2 8万6000円をお振込み(銀行・ATM対応可) 当日のお作業前
3 当日10時40分に集合・お骨のご移動・現地調査 約11日後
4 お墓の撤去のお見積書をご案内 現地調査後
5 ご納得後、別日に撤去工事 お見積りご納得後

担当者からは、最後にこうお伝えしました。

「ご入金のご対応いただきまして、ご確認次第、日程の方も確定させて頂きますので」

ご相談者様からも、安心したお声でお応え頂きました。

「予約、中身、詳しくわかりました。ありがとうございます」

この事例の対応のポイント

  • お骨ご移動5名様分のお値引きご要望に、その場で5万円→4万円までお応えした
  • 散骨のお値引きご要望には、適正価格の根拠を保つため追加の数字を出さずに別工程へ話を進めた
  • お墓の撤去料金は、お話だけで断定せず当日の現地調査でのお見積りにしてご請求順を二段構えに整理した

おわりに――「3工程・ご予算30万円」というご要望に、できるところから確定で応える

このお電話の結末は、お骨のご移動と散骨の8万6000円分が確定 し、お墓の撤去料金は当日の現地調査でのお見積り という、二段構えのご案内でお応えする形になりました。

私たち「らくサポ」が、こうした 複数工程をご予算枠でご相談頂くお話で大切にしている のは、お電話だけで全てを確定的に「30万円におさめます」と即断しないことです。
お墓の状態は実際に見てみないと正確には判断できません。
70年経過のお墓・1メートル未満の石・セメントの基礎——お話を伺った範囲ではある程度の見立てはできても、確定的な金額はお墓を見たうえでお出しするのが、お客様にとっていちばん誠実な進め方だと考えているからです。

そのうえで、お骨のご移動と散骨の部分は事前に確定料金をお出しできました。
さらに、お骨のご移動については、ご要望をお伺いしてその場で4万円までお応えする——というお返しもできました。
お電話のなかで決められることは決め、お墓を見ないと決められないことはその旨を正直にお伝えする。「決められるところ」と「決められないところ」を分けて整理する ことが、ご予算枠でのご相談にお応えする上で大切なところだと考えています。

「決められるところは決め、お墓を見ないと決められないところは正直にお伝えする」——このお電話の進め方そのものが、私たちのお仕事の輪郭でした。

ご家族の合意のなかで決められたご予算30万円というお気持ちを、私たちは丁寧にお預かりしながら、お骨のご移動・散骨・お墓の撤去という3つのお仕事を、ご一緒に整理してまいります。

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らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
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「ご予算の枠内でどこまでできるか相談したい」「お骨のご移動と散骨を組み合わせたい」「古いお墓の撤去もまとめてお願いしたい」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。

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