
「遺骨の移動は自分たち家族でやるので、お墓の撤去だけお願いしたい」——そんなふうに、できるところはご自身で進めて、必要な部分だけ頼みたいとお考えの方は少なくありません。
結論から申し上げると、墓じまいは作業ごとに分けてご依頼いただけます。
遺骨の取り出しや移動をご親族で行い、墓石の解体・撤去だけを業者に頼む——そうした進め方もできます。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、どこまでご自身でできて、どこを頼めばよいのかを具体的にお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
墓じまいは「作業ごと」に分けて頼めます
墓じまいは一つの大きな工事のように思われがちですが、実際には次のような作業の集まりです。どれも必ず同じ業者にまとめる必要はなく、ご自身でできる部分と頼む部分を分けられます。
- 魂抜き(閉眼供養)——お寺様にお願いするご供養の儀式。石を動かす前に行うのが基本です
- 遺骨の取り出し・移動——古いお墓から遺骨を取り出し、新しい納骨先やお手元へ移します。ご親族で行うことも可能です
- 墓石の解体・撤去・整地——重機や手作業で墓石を撤去し、区画を更地に戻して返還します。ここは専門の作業になります
- 行政の書類(改葬許可など)——ご自身で窓口に出せば、代行費用を抑えられます
ですから、「遺骨の移動はご家族で、墓石の撤去だけ業者に」という分け方は、ごく自然な選び方です。私たちは、ご自身でできることは正直にお伝えし、頼んでいただいた方が安心な部分だけをお預かりするようにしています。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:ご親族が遺骨の移動を引き受け、撤去だけ別途相談に
お打ち合わせで墓じまいと遺骨の移し替えまでお決めになっていたところ、後日ご親族で相談したら、お墓のお世話に慣れたご親族が「自分が遺骨の移動をやる」と申し出てくださった、というご連絡でした。
らくサポからは、それでしたら遺骨の移動分はいったん取り下げてご家族で進めていただき、お墓本体の解体・撤去だけを改めてご相談ください、とお伝えしました。
対応結果:遺骨の移動はご家族で担う形に切り替え、撤去だけを別途ご相談いただく段取りに整理できました。
ケース2:手続きと遺骨の取り出しはご自身で、解体だけ依頼
役所の手続きと遺骨の取り出しは自分でやりたい、その分費用を抑えたい、というご相談でした。
らくサポからは、書類の手続きも遺骨の取り出しもご自身でできること、その場合は解体・撤去だけのお見積りになること、あわせて「全部お任せ」「解体だけ」など分担のパターンごとに金額を分けてご提示しました。
対応結果:ご自身でできる工程はご自身で進め、解体・撤去だけを依頼する形にまとまり、費用を抑えて検討を進められました。
ケース3:一部の遺骨だけご家族で持ち帰り、残りとお墓は業者に
取り出した遺骨のうち、一部だけは手元に持ち帰りたい、残りとお墓の撤去はお任せしたい、というご相談でした。
らくサポからは、遺骨はお持ち帰りになる分とお預けになる分を分けてお選びいただけること、お墓の撤去とあわせて段取りできること、とお伝えしました。
対応結果:遺骨の一部はご家族で持ち帰り、残りの供養とお墓の撤去は業者に、という分担で気持ちよく整いました。
ケース4:自分でできることは正直に伝え、分担で費用を抑えた方
何から手をつければいいか分からず時間だけが過ぎている、できれば安く済ませたい、というご相談でした。
らくサポからは、書類の手続きや遺骨の取り出しはご自身でも十分できること、無理にすべてを引き受けるより分担した方が費用を抑えられること、を率直にお伝えしました。
対応結果:ご自身でできる部分はご自身で進め、専門の作業だけを頼む形にして、納得して一歩を踏み出されました。
ケース5:逆に「全部まとめてお任せ」を選ばれた方
分担も考えたものの、遠方で手が回らないので手続きから遺骨の引越し先まで全部任せたい、というご相談でした。
らくサポからは、分担しても全部お任せでもどちらでも選べること、ご負担が大きいなら入り口からまとめてお引き受けできること、とお伝えしました。
対応結果:ご事情に合わせて全部お任せの形を選ばれ、手続きから撤去まで滞りなく完了されました。
具体的にできること
- 遺骨の取り出し・移動はご親族で行い、墓石の解体・撤去だけを依頼する
- 取り出した遺骨を、お持ち帰りになる分とお預けになる分に分ける
- 改葬許可などの書類はご自身で窓口に出し、代行費用を抑える
- 「全部お任せ」「解体だけ」など、分担のパターンごとに見積りを分けて確認する
- ご負担が大きいときは、入り口から一括でお預けにする
まとめ
墓じまいは、魂抜き・遺骨の移動・墓石の撤去・書類手続きといった作業の集まりです。遺骨の移動はご家族で行い、撤去だけを業者に頼む——そうした分担は自由にお選びいただけます。ご自身でできることは正直にお伝えし、頼んでいただいた方が安心な部分だけをお預かりします。まずはお墓のお写真やご状況を公式LINEでお送りいただければ、どこまでご家族で・どこを頼むのがよいか、費用の目安とあわせて一緒に整理させてください。

