
「改葬許可の申請で、家系図まで用意しないといけないの?」と身構えてしまう方は少なくありません。
結論からお伝えすると、家系図そのものが必ず求められるわけではありません。
ただ、改葬許可申請はご遺骨お一人につき一枚が原則で、亡くなった方とご家族との続柄を整理する場面があるため、続柄を分かりやすくまとめる目的で家系図を作っておくと、手続きが進めやすくなることがあります。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、家系図や戸籍が必要になる場面と、その進め方を具体的にお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
改葬許可の申請と「続柄の整理」の関係
改葬(お墓のお引越し)の許可申請では、誰のご遺骨を・どこから・どこへ移すのかを公的な書類で示します。このとき、ご遺骨とお申し込みになる方との関係が問われる場面があり、続柄を整理する過程で家系図が役立ちます。次のような条件のときに、続柄や戸籍の確認が必要になりやすいです。
- ご遺骨が複数ある(申請書は原則お一人につき一枚。誰がどなたかの整理が必要)
- 直系でないご親族が含まれる(続柄の証明を求められることがある)
- 何代も前のご先祖で、本籍やお名前が分からない(書類の空欄の扱いを確認する必要がある)
- 戸籍が複数の自治体にまたがる(取り寄せ先ごとに書類の種類が異なる)
家系図が必須の書類というわけではありませんが、続柄をひと目で分かる形にしておくと、ご自身の整理にも、役所や書類代行のやり取りにも役立ちます。分からない欄がある場合は、まずお墓のある自治体の窓口に「不詳と記載して受理できるか」を確かめるのが近道です。私たちは、この続柄の整理や戸籍の取り寄せを、お客様のご負担にならない形でお手伝いできます。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:ご自身で家系図を作って続柄を整理された方
複数のご遺骨があり、続柄が入り組んでいて、申請書の書き方に迷っているというご相談でした。
らくサポからは、続柄を整理するために簡単な家系図にまとめていただけると手続きがスムーズになること、必要な戸籍の取り寄せはこちらで代行できることをお伝えしました。
対応結果:ご相談者様が作ってくださった家系図をもとに関係性を整理でき、改葬許可の申請まで無理なく進みました。
ケース2:直系でないご親族の戸籍で「理由書」を求められた方
ご遺骨の中に直系ではないご親族が含まれ、通常の戸籍請求では取りにくく、役所から続柄を示す書類を求められたというご相談でした。
らくサポからは、直系でない方の戸籍は理由書の提出で取得できる場合があること、その文面の書き方まで提携の行政書士とともにご案内できることをお伝えしました。
対応結果:改葬許可申請のためという趣旨で理由書を整えたことで必要な戸籍がそろい、続柄の証明ができました。
ケース3:本籍もお名前も分からず、申請書が空欄になってしまった方
何代も前のご先祖で本籍やお名前がたどれず、「空欄のままでは書類が通らないのでは」とご不安なご相談でした。
らくサポからは、分からない欄はまず役所に「不詳と書いて受理できるか」を確認いただくのが先決であること、必要なら除籍の郵送請求で調べられることをお伝えしました。
対応結果:窓口で受理の可否を確かめたうえで次の動きが定まり、行き止まりだった手続きが前へ進みました。
ケース4:市役所の説明が曖昧で、記入方法に迷った方
複数のご遺骨がある申請書について、窓口で曖昧な回答しか得られず、記入を間違えたくないというご相談でした。
らくサポからは、情報が確実に分かる方を一枚目に書き、他の方は別紙に分かる範囲で記入する形をご案内し、改葬理由や年月日の書き方まで一つずつお伝えしました。
対応結果:迷っていた欄が具体的に埋まり、書類を仕上げて窓口へ提出できました。
ケース5:戸籍が複数の自治体にまたがっていた方
ご遺骨ごとに本籍地が異なり、古い戸籍はデータ化されておらず取得できるか分からない、というご相談でした。
らくサポからは、どの書類をどの自治体に請求すればよいかを整理してお伝えし、取り寄せの代行と、取得できない古い記録の代替の進め方をご案内しました。
対応結果:複数の自治体をまたぐ戸籍集めを一つずつ進め、続柄を整理して改葬許可が整いました。
具体的にできること
- ご遺骨とご家族の続柄を整理し、家系図の形にまとめるお手伝いができます
- 改葬許可申請書の記入方法を、欄ごとに具体的にご案内できます
- 複数の自治体にまたがる戸籍や除籍の取り寄せを、種類・請求先ごとに整理して代行できます
- 直系でないご親族の戸籍で理由書が必要な場合、提携の行政書士とともに文面をご案内できます
- ご自身で取得できる範囲は無理に代行せず、正直にお伝えします
まとめ
改葬許可の申請で、家系図が必ず必要になるわけではありません。ただ、ご遺骨が複数あるときや直系でないご親族が含まれるときには続柄の整理が必要になり、家系図にまとめておくと手続きが進めやすくなります。分からない欄は自治体の窓口で受理の可否を確かめるのが近道ですが、戸籍集めや書類の書き方に迷ったら、一人で抱えずご相談ください。あなたのお墓のご事情に合わせて、必要な書類と進め方を一緒に整理させていただきます。

