
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。
目次
はじめに
「私の妹(2029年3月で50回忌)の墓ですが、墓じまいを考えています」
最初のご相談のメッセージは、ご家族の節目とともに始まりました。
滋賀県内にお墓のあるご家族。
お母様の代から続くお墓で、亡くなった妹様の50回忌が3年後に迫っています。命日は3月28日——その日までに、ご家族として大切にできる形で、墓じまいを終えたい。
ご相談の途中で、お母様が別ルートで他社にも見積もりをご依頼されていたこと、たまたまらくサポと同じ石材店さんに当たっていたこと、ご家族の事情で過去にご縁のあったお寺様とは関わりを持ちたくないこと、お骨が古い時代の埋葬で「紙に包んで墓の四隅に埋めた」ものであること——一つひとつの特殊事情が、後から少しずつ見えてきました。
ここでは、約3か月にわたるご相談を、私たちらくサポがどう向き合ったかを、ありのままにご紹介します。
命日3月28日に向けた、ご家族とご一緒の3か月の全記録です。
この記事のお話
- お客様のご事情:滋賀県のご家族。50回忌を迎える妹様の命日3月28日までに墓じまいを終えたい。お骨は古くからの埋葬で四隅に紙包み
- らくサポがお伝えしたこと:他社相見積中でも引かずに適正お見積もりを提示/ご縁を切ったお寺を除外して別ルートで閉眼供養を手配/お骨確認の段取りを丁寧に
- LINEでのやり取りの結末:命日の前日3月27日に墓じまい完了。「無事完了し安心しました」とお返事いただきました
第1章:「私の妹の50回忌の墓じまい」|お骨の確認方法から始まったご相談
最初にいただいたメッセージは、12月の夕方。
お墓の場所と管理者、お父様がそのお墓を建てた経緯——必要な情報が、すでに整理されて記されていました。
そして、特に大事なご情報が一文添えられていました。
「お骨は土に帰っているかと思っております。墓の中には骨を収める場所なく、墓作成時、墓の四隅に紙に包んで埋めました」
紙に包んで墓の四隅に埋めた——古くからの埋葬の形のひとつです。
何十年も経った今、お骨がどう残っているのか、それとも土に還ったのか、ご家族にもはっきり分からないご状況でした。
私たちの担当からは、まずお墓の写真をお願いし、いくつかの確認のご質問をお返ししました。
お骨の取り出しが必要か、刻まれている文字、お墓の場所——お見積もりに必要な基本情報です。
ご相談者様からは、続けてもう一つの大事なご相談がありました。
「骨の有り無し確認が1番に必要かと思うのですが、その確認方法をどうすればいいか悩んでいます」
お母様のお話によれば、左の隅にはおそらくお骨がない、右側は墓石を動かさないと確認できない、という見立て。
確認するには専門の手が必要——そんなご状況でした。
私たちの担当からは、現場担当者に確認のうえ、見積もりの際に同行いただいてお骨の有無も合わせて見るかたちをご提案しました。
「お見積りなどにおける費用は全て無料でございます。遺骨の確認についても、重機や道具を使用しない軽作業であれば無料で対応致します」とお伝えしました。
ご相談者様は、土日に都合の良い候補日を3つ挙げてくださり、その中から1月17日土曜の午後13:30に見積もり立ち会いが決まりました。
事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 故人様 | 妹様(昭和54年没・3年後に50回忌) |
| お墓の場所 | 滋賀県内 |
| 特殊事情1 | お骨は「紙に包んでお墓の四隅に埋めた」古い埋葬 |
| 特殊事情2 | ご家族の事情でご縁を切ったお寺との関わりを避けたい |
| ご希望の納期 | 命日3月28日まで |
第2章:「他社の見積もりも探し中で」|らくサポ提携石材店と他社が偶然同じだったとき
12月25日、ご相談者様からこんなご連絡が届きました。
申し訳ありません。
LINE連絡に気づいたのが昨日24日でした。
日取りなどお手数おかけしております。
確認なのですが、〔ご紹介の石材店〕さんはどこの(住所)石材店になりますか?
母も墓じまいの見積もりを他で探し中で、昨日守山市の〔別ルートの石材店〕で1/11に遺骨確認含め立ち会い見積もりが決まりました。
同じ石材店なら大変勝手ないい分で申し訳ありませんが1月17日見積もり及び立ち会いはキャンセルでお願いします。
違う市町の〔ご紹介の石材店〕さんで同じ系列でなければ見積もりだけ(遺骨確認不要)お願い可能でしょうか?
——お母様が、別ルートで他社にも見積もりを依頼していたとのこと。
そして偶然、同じ石材店さんに当たっていました。
確認したところ、本当に同じ石材店さん同士でした。
私たちは、1月17日の立ち会いをキャンセルさせていただきました。
ここで私たちの担当からお伝えしたのは、次のことでした。
「お骨の確認された際にどんな状況だったのか、教えてもらえますでしょうか?それは、弊社の提携先の石材店で他社も調べております。なので、状況をお聞かせもらえますと、弊社からも見積り金額を呈示できますので、よろしくお願いします」
——他社にお見積もりをご依頼されること自体は、当然のことです。
終活まわりのお話は、ご家族にとって一生に何度もないご決断です。
複数のお見積もりを比較されるのが、ご家族として誠実な進め方だと、私たちは考えています。
ですから私たちは、他社のお見積もりが進んでいる状況であっても、「ではらくサポはここで一旦お引きします」とは申し上げません。
同じご相談を別の提携先の石材店にもお伝えして、らくサポとして適正なお見積もりをお出しする——それが私たちの仕事の進め方です。
「他社さんは…」という比較ではなく、「同じご相談に対して、らくサポではどうご案内できるか」をお出しする。
最終的にどの石材店にお願いされるかは、ご家族のご判断にお任せする——それが、ご相談を寄せてくださったご家族への誠実なお返しだと、私たちは考えています。
ご相談者様は「本当にお手間を取らせてしまい申し訳ございませんでした」とご丁寧なお返事。
「1月11日の骨の確認状況をまたご報告いたします」とお約束いただきました。
第3章:「そのお寺は除外でお願いします」|お寺との縁にまつわるご事情と、別のお寺のご手配
1月12日、ご相談者様からこんなお知らせがありました。
「滋賀県内のあるお寺は過去に縁があったのですが、色々あって現在、縁を切っています。そのお寺は除外でお願いします」
私たちはこのご事情を確認し、別のルートで閉眼供養(魂抜き)をしていただけるお寺様を探しはじめました。
しかし、その途中で、私たちの担当からこんなご相談を差し上げました。
石材店さんが供養していただくお寺さんと会う機会があって、今回の墓じまいの話をしたところ、〔縁を切ったお寺〕を完全に離壇しているかどうか教えてほしいとの事でした。
〔縁を切ったお寺〕も若い40歳代に変わられているから話もしやすいかもしれないので閉眼供養も受けてくださるかもしれないとの事です。
一度、〔縁を切ったお寺〕とお話をして戴けますでしょうか
——お寺様の世界では、檀家・離檀の整理が、後にお骨を受け入れていただくお寺様にとって大切なご確認事項になることがあります。
ご相談者様からは、丁寧なお返事をいただきました。
〔そのお寺〕との完全離檀出来ていないと別のお寺さんにご迷惑がかかりますか?
母曰く元々から〔そのお寺〕の檀家ではないと言っています。
お参りや、集会、法要などのお付き合いも一切なく、〔そのお寺〕からも何も連絡などもありません。檀家とはどのような定義でしょうか?
よくわからないのですが…今回、墓じまいする墓は昭和54年になくなった妹の墓ですが、妹が無くなった当時、母も若く、分からないことだらけで母の父(私の祖父)が連れてきた方が〔そのお寺〕の住職さんでした。
葬儀の後は何回忌か法要ごとに参って頂いただけの一次的なそれだけのお付き合いでした。この前の私の伝え方が悪かったかもしれませんが、〔そのお寺〕は除外して頂きたいといったのは〔そのお寺〕の方は何も悪くありません。
理由は数年前から母と母の実弟(後とりで〔そのお寺〕とお付き合いあり)の仲が悪いです。
弟と関連ある〔そのお寺〕には母はどうしても関わりを持ちたくないとの意思固くなんともなりません。
——ご家族にしか分からないご事情。
私たちが踏み込んでお話しできる領域ではありません。
私たちの担当からは「あす話してみますので、また連絡しますね」とお返事し、翌日には別のお寺様で閉眼供養を執り行えるよう、ご手配を整えました。
「らくサポさんで予定して頂いたお寺さんにお願いしたいです」というご相談者様のご意向に沿った形で、進めさせていただくことができました。
| 課題 | 私たちの対応 |
|---|---|
| 縁を切ったお寺は除外してほしい | 別のルートでお寺様を探し始めた |
| 「離檀できているか確認してほしい」とのご要望 | 丁寧に経緯を伺ったうえで、ご判断をご家族にお返しした |
| 別のお寺様での閉眼供養手配 | 「らくサポで手配したお寺にお願いしたい」とのご意向に沿った |
第4章:「閉眼法要後、立ち会いで掘ってみます」|紙に包んでお墓の四隅に埋めたお骨の確認
1月18日、私たちの担当から、当日の段取りをご相談者様にお伝えしました。
お骨の件ですが、以前に、紙に包んでお墓の四隅の浅い場所に埋めたとお聞きしたので、閉眼法要終了後に、お骨があると思われる場所を、ご相談者様の立ち会いで掘ってみます。
もし見つかった場合、ご相談者様がそのままお持ち帰りになられると配送費用も要りませんので、法要終了後20分ほどお残り下さりますか?
お骨を入れる骨壺や骨袋は石材店様が持参しますので、お骨が出てお持ち帰りになる際には、当日現金でのお支払いで結構です。
骨壺・骨袋・白小巾(風呂敷)3点セットで2,000円になります。
ご相談者様からは「閉眼供養、母と共に参ります。法要後、残るのも可能です。母と共に骨の確認に立ち会います」とお返事。
骨壺やお持ち帰りの段取りまで含めて、当日の流れをひとつずつ詰めていきました。
2月21日には、ご相談者様からこんなご質問が届きました。
2月28日当日、石材店さんは墓の位置がわからない感じでしょうか?
お寺さんを駐車場で待ち案内するのがいいのかなと思ってますがどうでしょう?
また、お供えにはお花は含まれてますか?
私たちの担当が、石材店様にこのご質問をお伝えしたところ、こんなお返事をいただきました。
お墓は現地に見に行きましたので大丈夫です。
お寺さんにも〔お墓〕の写真を見ていただきましたので、お寺さんも迷わず来てくださいます。
ただお布施を渡すタイミングを考えると、ご相談者様が駐車場でお迎えになりお墓までご案内されるのも良いかと思います。お供えはお寺さんに伺い、お菓子、果物、仏花を考えております。
また、お線香1束と和ロウソクも当店でご用意いたします。ご相談者様が遠方から何度も足を運ばれるようでしたら、代わりにお掃除をしておきますので、ご遠慮なくお申し付け下さい。
——石材店様も、ご相談者様のご負担を考えて、できることをお申し出くださいました。
ご相談者様からは「それほど遠方でもなく掃除もできますので大丈夫です」とのお返事。
当日に向けての段取りが整いました。
第5章:「お墓は現地に見に行きましたので大丈夫です」|命日3/28に向けての石材店との連携
2月28日、らくサポがご手配した滋賀のお寺様で閉眼供養(魂抜き)が執り行われました。
ご相談者様とお母様も立ち会われ、法要のあと、お骨の確認のため、お墓の四隅を石材店様が掘る作業を行いました。
3月18日、ご相談者様から次のようなご連絡がありました。
お陰様で2月28日に閉眼供養をして頂きました。
ありがとうございました。
墓石撤去等の工事の進捗はどのような感じでしょうか?
未だ完了の連絡なくどうなっているかなと思っています。
命日の3/28が命日までに完了可能でしょうか?
3月28日——亡くなった妹様の命日。
その日までに、お墓を整える形で終えたい。
ご家族として大切な節目への、率直なお気持ちです。
私たちの担当からは、即日石材店様に確認し、翌日にこんなご連絡を差し上げました。
3月24日(火)に墓じまいに伺います。
お天気次第では翌日になります。
概ね一日で完了する予定ですが、コンクリートの補強部分が大きい場合はもう半日程度必要になると思います。
命日(3/28)に間に合うスケジュール。
ご相談者様からは「ご確認ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします」とのお返事。
そして3月27日、命日の前日。
墓じまいが完了しました。
お写真を送ります。
この度はご用命いただき、ありがとうございました
私たちの担当から、墓じまい完成のお写真3枚と共に、完了のご連絡を差し上げることができました。
この事例で複数のご事情が絡み合った対応の流れをまとめると、次のとおりです。
- 他社相見積中でも、らくサポとして適正なお見積もりをご提示した
- ご家族のご事情によるお寺とのご縁には踏み込まず、別ルートで供養を手配した
- 命日3月28日を逆算して、3月27日に完了させた
この事例の対応のポイント
- 他社相見積りが並行中でも引かず、らくサポとして適正なお見積もりを提示する姿勢で向き合った
- ご家族の事情でご縁を切ったお寺は踏み込まず、別ルートで閉眼供養を手配した
- 「紙に包んでお墓の四隅に埋めた」古いお骨を、ご相談者様の立ち会いで丁寧に確認する段取りを整えた
- 命日3月28日というご家族の節目に向けて、施工日程を逆算して進めた
第6章:「無事完了し安心しました」|命日3月28日の前日、お墓は静かに整いました
3月27日夜、ご相談者様からこんなお返事が届きました。
「ご連絡ありがとうございます。無事完了し安心しました。色々お世話様になりありがとうございました。」
3か月の対応を振り返ると、相見積もりのご比較・縁を切ったお寺への関わりを持たないとのご意思・命日3月28日に向けた日程調整――いずれもご相談者様ご自身が主体的に動かれた墓じまいでした。
私たちの担当からは、お返事として:
1月のご相談から長丁場になり失礼致しました、無事完了し安堵しております。
今後ともご縁がありましたら何卒よろしくお願いいたします
——12月20日の最初のご相談から、3月27日の完了まで、約3か月のご縁でした。
亡くなった妹様の命日は、3月28日。
その前日、3月27日——お墓は静かに整いました。
途中、他社さんとのお見積もりの重複があり、お寺様のご事情があり、お骨の確認方法の段取りがあり、命日への日程調整がありました。
一つひとつ、ご相談者様とご家族のご意向を伺いながら、ご一緒に進めてきた3か月です。
「お骨があった場合は…」「他社さんでも見積もりを取られていて…」「縁を切っているお寺は除外で…」「閉眼供養の日程は…」「命日の3/28までに完了可能でしょうか?」——一つひとつのご相談に、私たちは事実をお伝えしてご相談者様のご判断を待つ、という姿勢で向き合ってきました。
他社さんの見積もりが並行で動いていたとき、私たちは「ではここでお引きします」とは申し上げず、らくサポとして適正なお見積もりをお出しすることに徹しました。
お寺様とのご事情が複雑だったとき、私たちは踏み込みすぎず、ご家族のご意向に沿った別のお寺様をご手配しました。
「紙に包んで墓の四隅に埋めた」古い埋葬のお骨を確認するときは、ご相談者様の立ち会いで、丁寧にお墓を掘る段取りを整えました。
ご家族にとって、お墓は故人と家族をつなぐ大切な場所です。
50回忌を迎える妹様への思いと、ご家族の現在のご事情と、お母様のご意思——それぞれを尊重しながら、墓じまいというひとつの大きなお役目を、お母様と一緒にお迎えいただけたことを、私たちも安堵しております。
命日の前日に、お墓を整える。
それは、ご家族の3か月のご検討と、ご相談に向き合った私たちらくサポの3か月の伴走が、ぴたりと重なった瞬間でした。
墓じまいのご相談はこちら
らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。
- お電話でのご相談:050-5794-7378
- LINEでのご相談
「他社さんでも見積もりを取りたい」「お寺との関係でご事情がある」「命日や法事に合わせて進めたい」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。


