
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。
目次
- 1 はじめに
- 2 第1章:「見積もりのお電話、ありがとうございました」|電話先行から始まった確認のご相談
- 3 第2章:「閉眼供養にいい日ってあるんですか?」|お墓・仏壇・永代供養先まで一括のご依頼
- 4 第3章:「祖母の火葬届は別の市役所にありました」|書類取り寄せのために遠方まで出向いてくださったご家族
- 5 第4章:「永代供養先は4月9日10:00に行く事になりました」|役所・受入先・石材店の三方向の段取り
- 6 第5章:「片付けてたら、法事の時の提灯が出て来てしまって…」|仏壇処分後に出てきた品物への対応
- 7 第6章:「いろいろと不手際もあり申し訳ありませんでした」|らくサポ側のお詫びと、ご家族からのお返事
- 8 墓じまいのご相談はこちら
はじめに
「いろいろと不手際もあり申し訳ありませんでした」
これは、お墓じまい完了のご報告と一緒に、私たちらくサポからご相談者様へお送りしたメッセージです。
通常、こうした記事には「無事に完了しました」「ご満足いただきました」というご報告だけを並べたくなるものです。
けれど、私たちらくサポは、対応事例集を始めるにあたって、ひとつ決めたことがあります。自社の落ち度も含めて、ありのままに公開するということです。
本記事でご紹介するのは、奈良市にお住まいのご家族との41日間の全対話です。
ご依頼は3つ。
お墓じまい、ご実家の仏壇のお供養とお片付け、そして永代供養先のご手配。
3月7日のお電話から始まり、4月17日の完了報告まで、私たちはこの3つの悩みをご一緒に進めていきました。
その途中、お祖母様の火葬届を探してご相談者様が別の市役所まで足を運んでくださることがあり、仏壇処分後に法事の提灯が見つかってご相談者様を悩ませてしまうことがあり、そして私たちの側でも、ご案内すべきことを取りこぼしてしまう不手際が複数回ありました。
それでも最後に、ご相談者様からいただいたお言葉は「色々お世話になり、ありがとうございました」でした。
完璧な事例ではありません。
けれど、終活まわりのご相談がどんな道のりを辿るのか——その一例として、お読みいただけますと幸いです。
事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お墓の場所 | 奈良市内 |
| 3つのご依頼 | お墓じまい/ご実家の仏壇のお供養とお片付け/永代供養先のご手配 |
| 期間 | 3月7日のお電話〜4月17日の完了報告(41日間) |
| 特殊事情1 | お祖母様の火葬届を別市役所で取得する必要 |
| 特殊事情2 | 仏壇処分後に法事の提灯が見つかり追加処分 |
この記事のお話
- お客様のご事情:奈良市のご家族。お墓じまい・ご実家の仏壇のお供養とお片付け・永代供養先のご手配という3つのご相談を一括でご依頼
- らくサポがお伝えしたこと:3つのご相談を整理して進行管理/お祖母様の火葬届に関する行政手続きのフォロー/法事の提灯の追加処分対応
- LINEでのやり取りの結末:41日間で完了。途中、私たち側にも複数の不手際があり、率直にお詫び。最後に「色々お世話になり、ありがとうございました」のお言葉
第1章:「見積もりのお電話、ありがとうございました」|電話先行から始まった確認のご相談
ご相談者様からの最初のLINEメッセージは、お電話でお見積もりをお伝えした直後のものでした。
見積もりのお電話ありがとうございました。
確認なのですが、墓石解体工事、運搬処分で32万円、閉眼供養が33,000円、永代供養墓が奈良市内の永代供養先で1人5万円でいいですか?
後は家の仏壇の供養と撤去の値段がわかれば教えてください。
電話でお伝えした金額を、ご相談者様が箇条書きで整理してご確認くださいました。
お墓じまいに加えて、仏壇の供養と撤去まで、一括でご依頼いただきたいというご意向です。
私たちの担当からは「間違いないです」とお返事し、仏壇のサイズを伺いました。
縦120cm、横50cmほど——お写真も合わせて送ってくださいました。
「お墓の閉眼供養と撤去、仏壇の供養と撤去は早かったらいつ位に出来ますか?」とのご質問にも、「あすになりますが、確認しますね」とお返事。
同時に「弊社で確定としての流れでよろしかったでしょうか」とご確認すると、「はい。よろしくお願いします」とのこと。
電話で口頭でお伝えしていた内容を、LINEで文字として整理し、お互いに同じ前提に立ったところから——ここがスタートになりました。
その日の夜、奈良市内の永代供養先の合祀料が、3名で15万円であることをお伝えしました。
同時に、お申し込みに必要な書類のご案内を申し上げました。
改葬許可申請書と、ご相談者様と〔ご家系の方〕の繋がりの分かる戸籍が必要なようです。
閉眼供養は4月のいつぐらいが良いかを教えてほしいそうです。
ご相談者様からは、立て続けにご質問が届きました。
「閉眼供養にいい日ってあるんですか?」「10日まで位に出来ますか?」「改葬許可申請書は市役所に行けばいいのですか?」「戸籍謄本でいいんですよね?」——。
一つひとつ、これから動かれることへの不安と、確認しておきたいというお気持ちが伝わってきました。
第2章:「閉眼供養にいい日ってあるんですか?」|お墓・仏壇・永代供養先まで一括のご依頼
翌朝、私たちの担当からお返事を差し上げました。
「閉眼供養の日程は住職と調整致しますので改めてご連絡致します」「奈良市の市役所で手続きができます。オンライン受付にも対応しているようなので、詳しくはこちらをご参考ください(URL)」——。
ご相談者様は「戸籍謄本もいるのでしたら市役所に行ってきます。用意が出来たら、また連絡します」とのお返事。
数日後、お寺様との日程調整がついたことをご報告しました。
仏壇とお墓の閉眼供養の日時が決まりました。
4月7日 午前11時 仏壇 引き続き、らくサポでご手配したお寺で供養となります。
仏壇のお布施15,000円です、これは当日、お寺さんに手渡しでご用意お願いします。
お墓じまいのお布施代は請求書に全て入っております。
仏壇の撤去は7・8・9くらいで手配します。
お墓じまいと仏壇供養を、同じお寺様で連続して執り行えるよう調整できたのは、ご相談者様にとってもご負担が少ない形でした。
当日のお布施もお墓じまい分は請求書に含まれており、仏壇分のお布施のみご家族でご用意いただく形——お金の流れが整理されたところからスタートできました。
ご相談者様のお名前、ご住所、仏壇の引き取り住所をお伺いし、仏壇の撤去日も4月8日 午前9時で確定。
仏壇処分費は18,000円、当日現金での集金、担当者の名前もお伝えしました。
このあたりで、ご相談者様はもう一つの大きな調べものに動き始めておられました。
第3章:「祖母の火葬届は別の市役所にありました」|書類取り寄せのために遠方まで出向いてくださったご家族
3月13日の夜、ご相談者様からこんなメッセージが届きました。
こんばんは。
先日から問題になってた祖母の火葬届は〔別の市の市役所〕にありました。
17日に行って再発行してもらいます。
それから奈良市役所に行って改葬許可申請書書いてきます。
お祖母様の火葬届——改葬手続きには欠かせない書類です。
どこの市役所に保管されているか、ご家族にも当初は分からない状態でした。
「先日から問題になってた」というお言葉どおり、ご相談者様がご親族にも確認しながら、所在を探し当てていらっしゃったご様子でした。
しかも、その火葬届は 別の市の市役所 にありました。
ご家族のご事情と、何十年も前のお手続きの記録——お祖母様の人生の出来事を、ご相談者様が一つひとつ辿りながら、書類を集めていく作業でした。
私たちの担当からは「よかったですね。ちゃんとどこかには、あるんですね」とお返事しました。
これは終活まわりのご相談では、よくいただくお話です。
何十年も前の埋葬・火葬の記録が、現在のお住まいとは別の場所に保管されている、というケースがあります。
改葬許可申請には、亡くなられた方一人ひとりの死亡情報が必要になりますので、必要書類の保管場所を辿る作業が発生することがあります。
ご相談者様は、3月17日に別の市役所に行って火葬届を再発行していただき、そのあと奈良市役所で改葬許可申請書を作成。
3月17日の午後にいただいたメッセージは、こうでした。
こんにちは。
改葬許可書の発行と戸籍謄本も取れました。
妹と相談して石材店さんに連絡しておきます。
書類を一気にお揃えくださり、妹様ともご相談されながら次の段取りへ。
ご家族としての連携を保ちながら、進めてくださっていることが伝わってきました。
| 書類名 | 取得場所 | 備考 |
|---|---|---|
| 火葬届(再発行) | 別の市の市役所 | お祖母様の火葬当時の本籍地管轄 |
| 改葬許可申請書 | 奈良市役所 | 記入後に担当課へ提出 |
| 改葬許可証 | 奈良市役所(担当課発行) | 永代供養先への納骨に必要 |
第4章:「永代供養先は4月9日10:00に行く事になりました」|役所・受入先・石材店の三方向の段取り
3月15日の夜、私たちの担当から、奈良市内の永代供養先(受入先)でのお手続きについて整理してお伝えしました。
改葬許可申請書は奈良市役所の担当課に提出いただくと許可証が発行されます。
許可証は次の永代供養先で必要となります。
受入先での申し込みで必要な物は、ご相談者様とご家系3名の関係が分かる戸籍、ご相談者様のマイナンバーか免許証のコピー、認め印(シャチハタ不可)。
また、ご相談者様が受入先に行かれる予定日をお知らせください。
受入先で今回担当する石材店の担当者が、ご相談者様に合わせて待機します。
——役所・受入先・石材店、3つの方向のお手続きを、ご相談者様自身に動いていただきながら、私たちが裏で日程・段取りを合わせていく形です。
3月25日の夜、ご相談者様から次の連絡が届きました。
こんばんは。
永代供養先は4月9日10:00に行く事になりました。
らくサポさんへのお支払いは今月中に振り込みますね。
役所での書類が揃い、永代供養先での受入日も決定。
ご相談者様が4月9日に永代供養先へ行かれて、石材店の担当者と直接お会いし、お骨を引き渡す段取りです。
3月27日、ご相談者様からお振込み完了のご連絡。
353,000円——お墓じまい工事と仏壇供養のご請求分を、ご入金いただきました。
4月5日には領収書をお送りし、ご相談者様からは「受け取りました」とお返事。
そして4月6日、私たちの担当から、翌日の閉眼供養を執り行ってくださるお寺様についてお知らせしました。
明日の仏壇とお墓の魂抜きには、らくサポでご手配したお寺のご住職が行きます。
よろしくお願いします。
ご相談者様からは「了解しました。よろしくお願いします」とのお返事。
役所の書類、受入先のお手続き、石材店との待ち合わせ、お寺様の手配——すべての方向の段取りが、4月7日と4月9日に向けて整いました。
役所・永代供養先・石材店の三方向の段取りを整理すると、次のようになります。
- 奈良市役所:改葬許可申請の提出と許可証の受け取り
- 永代供養先:4月9日に石材店担当者と待ち合わせ・お骨の引き渡し
- 石材店:4月7日(閉眼供養・仏壇撤去)・4月8日(仏壇引き取り)・永代供養先での受付代行
第5章:「片付けてたら、法事の時の提灯が出て来てしまって…」|仏壇処分後に出てきた品物への対応
4月7日の午前11時から、お寺様による仏壇とお墓の閉眼供養(魂抜き)を執り行いました。
翌4月8日には、仏壇の引き取りも完了しました。
ところが、4月11日。
仏壇のお片付けを進めていらしたご相談者様から、こんなご連絡が届きました。
こんにちは。
先日仏壇の処分に来てもらったのですが、今片付けてたら、法事の時の提灯が出て来てしまって…それはどうしたらいいですか?
仏壇の中、または周辺の収納から、法事の時に使う提灯が出てきたとのこと。
仏壇の処分というのは、いざお片付けを始めるとさまざまな品物が出てくることがあります。
法事の道具、過去帳、おりんとお花の道具、写真——「これはどうしたら?」という品物が、片付けを進めるなかで次々と現れるのが、終活まわりのお片付けのあるあるです。
私たちの担当からは「先日伺った担当から、電話が入ると思いますので、よろしくお願いします」とお返事し、すぐに当日の担当者からご相談者様にお電話をお繋ぎしました。
その後、ご相談者様からは:
電話もらいました。
料金が発生するらしいので、他の物を処分する時に一緒に頼む事にしました。
提灯の追加処分は、追加料金が発生するため、ご相談者様は「他の物を処分する時にまとめて」とご判断されました。
ご家族のご判断としてはとても自然な選択肢です。
一つひとつの追加処分には費用がかかります。
お片付けを進めながら出てきた品物については、「次の機会にまとめて」というかたちも十分に賢明なご判断です。
お片付けの過程で品物が出てきた際の主な選択肢は、次のとおりです。
- ご家族でお手元に残す
- 次のお片付けの機会に、まとめて追加でご依頼頂く
- 当日その場で追加処分(追加料金が発生する場合があります)
私たちの担当からは「すみません、よろしくお願いします」とお返事。
事前に「お片付けの過程で他の品物が出る可能性があります」というご案内が不足していたことへの、率直なお詫びでした。
この事例の対応のポイント
- お墓じまい・仏壇のお供養・永代供養先の手配という3つのご相談を一括でご整理した
- お祖母様の火葬届について、別市役所での取得が必要な事情をご一緒に確認した
- 仏壇処分後に法事の提灯が見つかった際、追加処分にも柔軟に対応した
- 私たち側の複数の不手際を率直にお詫びし、ありのまま記事に公開した
第6章:「いろいろと不手際もあり申し訳ありませんでした」|らくサポ側のお詫びと、ご家族からのお返事
4月17日の朝、私たちの担当から、お墓じまいのビフォーアフターのお写真3枚と一緒に、こんなメッセージをお送りしました。
おはようございます。
お世話になります。
お墓じまいのビフォーアフターの写真を送ります。 いろいろと不手際もあり申し訳ありませんでした。
——「不手際もあり」。
今回のご相談では、たしかにいくつかの不手際がございました。
ガイドブックのご案内がご相談者様の呼び出し後になったこと、お仏壇のサイズを一度伺ったあとに同じご質問をしてしまったこと、お片付けの過程で他の品物が出る可能性を事前にお伝えしていなかったこと、永代供養先での必要書類のご案内が複数回に分かれたこと——どれも、ご相談者様にとっては小さなご負担をおかけしてしまった点でした。
ご家族で書類を取りに動いていただき、ご親族とも何度も連携しながら進めてくださっていたなかで、私たちの側で先回りしてご案内できていれば、もう少しスムーズにできていた部分があります。
それでも、ご相談者様からのお返事はこうでした。
「色々お世話になり、ありがとうございました。
後は永代供養先に納骨が残ってますが、手続きに1ヶ月位かかりそうで5月になりそうです。」
——温かいお言葉でした。
「不手際もあり」というお詫びに、責めるお返事ではなく「色々お世話になり、ありがとうございました」とお返しいただけたこと。
最後まで一緒に進めてくださったこと。
私たちにとって、感謝しかないご縁でした。
ご家族の中で、お祖母様の火葬届を別の市役所まで取りに行き、戸籍を揃え、永代供養先で受入の段取りをし——ご相談者様自身が大きな役目を果たされた1か月半でした。
私たちらくサポができたのは、その動きの中で「お寺様の手配」「石材店との段取り」「請求書と領収書の整理」を、ご家族のご負担にならない範囲で引き受けることでした。
不手際があった事例こそ、ありのままにご紹介する——これが私たちらくサポの透明性のかたちです。
ご相談者様のご家族は、これから5月にかけて、奈良市内の永代供養先へお祖母様を含むご家族のお骨を納めに行かれます。
お母様の代から続いてきたお墓のお役目が、ここで一つの形を整えました。
墓じまいのご相談はこちら
らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。
- お電話でのご相談:050-5794-7378
- LINEでのご相談
「お墓と仏壇を同じタイミングで」「書類が複数の市役所にまたがっていそう」「永代供養先の手続きが分からない」——どんな段階のご相談でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。


