お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正な価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。

はじめに

「本日、写真、遺骨引渡証明書届きました。ありがとうございました。」

これは、約2か月にわたるお墓じまいのご相談の最後に、ご相談者様からいただいたお言葉です。

2026年2月、千葉県柏市にお住まいのご相談者様から、東京都八王子市の都営墓地でのお墓じまいについてのご相談を頂きました。
お墓に納められていた3名のご親族のお骨、そしてご自宅でお守りされていたお父様のお骨1柱を、海洋散骨でお見送りしたい——というご家族のご決断でした。

お墓じまいに必要な名義変更の書類のご準備、ご自宅のお骨とお墓のお骨を分けて整理しての海洋散骨のお手配、お墓ご利用先指定の石材店との調整、現地での解体施工、そして完了後の写真と遺骨引渡証明書のお届け——一連の段取りをご一緒に進めていった、約2か月の記録をご紹介します。

事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。

項目 内容
お墓の場所 東京都八王子市の都営墓地
ご相談者様のお住まい 千葉県柏市
お骨の数 計4名分(ご自宅のお父様1柱+お墓内の3名のご親族)
ご依頼内容 お墓じまい(解体・撤去)+海洋散骨
期間 2月5日〜4月1日・約2か月(解体工事は3月24日)
結末 成約・完遂(写真と遺骨引渡証明書のお届けまで完了)

この記事のお話

  • お客様のご事情:千葉県柏市にお住まいのご相談者様。東京都八王子市の都営墓地のお墓じまいと、ご自宅・お墓に納められていた合計4名のご親族のお骨を海洋散骨でお見送り
  • らくサポがお伝えしたこと:名義変更に必要な書類一式のご案内/ご自宅のお骨と霊園のお骨を分けて整理したお手配/工期決定までの段取り
  • LINEでのやり取りの結末:3月24日にお墓じまいの解体工事完了。完了後の写真と遺骨引渡証明書をお手元へ郵送し、ご家族から「無事に終わりよかったです」のお言葉

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第1章:「よろしくお願いいたします」|お写真1枚から始まった、八王子市の都営墓地でのお墓じまい

最初のご相談は、2月5日のお昼すぎ。
LINEのお友達追加と同時に、ご相談者様からお墓のお写真と、私たちの担当者にあてた「よろしくお願いいたします」というお声がけが届きました。

——お写真1枚と、私たちへのお声がけ。
これが、約2か月のお話の出発点でした。

ご相談の中身は、東京都八王子市にある都営墓地のお墓じまいでした。
ご相談者様は千葉県柏市にお住まいの方で、お墓の管理を続けていくのが難しいご事情をお持ちでした。

私たちの担当からは、まずこうお返ししました。

お世話になります、お写真ありがとうございました それでは、お見積もり進めてまいります 現地へ伺ってから計算しますため1週間ほどお待ちくださいませ

お墓のお見積もりは、写真だけでも概算をお出しできますが、現地のお墓の状況(基礎の構造・搬出経路・隣接区画との位置関係 等)によって、解体作業の難易度が変わります。
そのため、正式なお見積書をお作りする前に、提携している現地の石材店に現地調査をお願いしています。

お墓じまいのご相談で、最初にお伺いするのは、次のような情報です。

  • お墓の場所(お墓の管理者)
  • お墓の写真(できれば全体・お墓全景の2枚)
  • お骨の数(納められているご親族の人数)
  • 今後の供養のご希望(永代供養・海洋散骨・お引越し 等)

ご相談者様の場合、お墓の管理者は東京都が運営するお墓——いわゆる都営の墓地でしたので、独自の名義変更のルールや書類提出の手順がございました。
これは、第2章でご紹介します。

第2章:「名義変更にかかる必要書類についてお伝え致します」|都営墓地ならではの、書類一式のご案内

お墓じまいを進めるためには、まず そのお墓を引き継いでいる方の名義 を整える必要があります。

ご相談者様の場合、お父様(故人)名義のままになっているお墓を、ご相談者様のお名前に承継してから、改葬・撤去の手続きを進めることになりました。

2月8日、私たちの担当からは、お電話でのご相談を踏まえて、名義変更に必要な書類一式をLINEでお送りしました。

先ほどのお電話の件、名義変更にかかる必要書類についてお伝え致します

  1. 申請者の実印と印鑑登録証明書(申請日において発行から3ヶ月以内のもの)
  2. 申請者の戸籍謄本(申請日において発行から6ヶ月以内のもの)
  3. 使用者(名義人)と申請者の戸籍上のつながりが確認できる戸籍謄本等
  4. 東京都が運営するお墓の使用許可証(紛失の場合は、直近のお墓の管理料の領収書、口座振替をしている場合は口座振替通知書)
  5. 手数料1,800円
  6. 郵送料として530円分の切手シート
  7. 承継使用申請書及び誓約書

都営墓地は、東京都が運営しているお墓ですので、書類の有効期限(印鑑証明は3か月以内・戸籍謄本は6か月以内)や、手数料の金額返信用切手の同封まで、細かなルールが定められています。
これらは、東京都の公式サイトでも公開されている情報ですが、一覧で整理してお伝えするだけでも、ご家族のご準備のご負担はずいぶん軽くなります。

私たちの担当からは、続けてこうお返ししました。

7.承継使用申請書については、後日郵送されますため、中身を記入し、「実印」と「捨印」を押印ください 書類は郵送をお願いします、こちらは書類が届き次第別途ご案内いたします ご不明点等ございましたらご連絡ください

申請書は、お墓の管理者から後日ご自宅へ郵送される書式です。
ご家族のお手元に届いてから、実印と捨印を押印していただき、当社宛てに郵送いただく流れ——という段取りをご案内しました。

お墓ごとに、名義変更の書類は微妙に異なります。
代表的な書類は、次のようなものです。

書類名 役割
印鑑登録証明書 申請者ご本人であることの証明(3か月以内・原本)
戸籍謄本(申請者) 申請者ご本人の身分証明(6か月以内・原本)
戸籍上のつながりが分かる戸籍謄本 名義人(故人)と申請者がご親族関係であることの証明
お墓の使用許可証 お墓の使用権を承継するために必要(紛失時は領収書等で代替)
承継使用申請書・誓約書 お墓の管理者所定の申請書式(後日郵送)

「これだけの書類を、自分で集めて整理するのは大変そう」——お墓じまいを初めてご検討される方が、最初に立ち止まるポイントのひとつです。
私たちでは、書類のチェック・郵送のタイミング調整・お墓の管理者への提出までを、一括でお引き受けしています。

第3章:「ご自宅の海洋散骨の申し込みについて」|お墓のお話と並走した、ご自宅のお骨のお手配

2月10日に正式なお見積書をお送りし、2月21日には書類の郵送先(現地の石材店宛)と請求書をお送りしました。
お墓じまいの段取りは、ここから順調に進んでいきます。

そして並走するかたちで、もうひとつのお話を進めていました。ご自宅でお守りされていたお父様のお骨1柱の、海洋散骨のお手配です。

2月25日、私たちの担当からは、ご相談者様にこうお声がけしました。

お振込ありがとうございます ご自宅の海洋散骨の申し込みについて、送られる名義人さんとご住所を教えてもらえますでしょうか?

海洋散骨をご依頼いただく際には、提携の散骨会社にお骨を送付するため、発送元のお名前とご住所が必要になります。
最初は受取人のお名前のように読まれるご質問ですので、私たちの担当からも一度言い直して、ご家族にお伝えしました。

先ほどはすみません 発送元のお名前と住所でした なので、ご相談者様のお名前とご住所でしょうか

このような、お話のすれ違いや言い直しは、LINEでのやり取りではよく起きます。お電話と違って、文字だけで伝わる情報には限りがあるため、私たちの担当としても、言葉が足りなかったところは即座に補足を入れるようにしています。

2月28日、海洋散骨のお手配を進めるにあたって、ご家族からご確認いただきたい事項をお伝えしました。

ご自宅の散骨受け入れについてお待たせしております、追加でこちらお伺い出来ますでしょうか ご回答頂き次第、発送についてご案内致します 【ご確認事項】 ・故人様のお名前(フルネーム) ・ご命日 ・ご遺骨の現在の所在地 ・骨壷のサイズ(例:5寸・6寸・7寸など) ・粉骨の有無(未粉骨の場合は当方で対応します) ・骨壷処分の有無

海洋散骨のお手配で、提携の散骨会社から事前にご確認させていただく主な事項は、次のとおりです。

  • 故人様のお名前・ご命日(受入証明書のお作りに必要)
  • ご遺骨の現在の所在地(発送元の確認)
  • 骨壺のサイズ(粉骨の作業料金に関わる)
  • 粉骨の有無(未粉骨の場合は散骨会社で対応)
  • 骨壺処分の有無(散骨後の骨壺の取り扱い)

ご相談者様からは、その晩のうちに、丁寧なご回答が届きました。
お父様のお名前、ご命日(令和7年2月)、千葉県柏市内のご自宅にお骨があること、骨壺は高さ約14cm・縦横約8cm程度であること、骨壺は処分でお願いしたいこと——そして一つだけ、こんなご質問が添えられていました。


粉骨とは?

「粉骨とは?」というご質問——お墓じまいや散骨をご検討される方の多くが、初めて耳にされる言葉です。
粉骨とは、お骨を細かい粒状にする作業のことで、海洋散骨をする際には、お骨をそのまま海へお戻しすることは法令上できないため、粉骨が必要になります。
骨壺のサイズ感(高さ約14cm・縦横約8cm)から、私たちの担当としては「未粉骨でも当方でお引き受け可能」と判断し、骨壺の処分もまとめてお引き受けすることをお伝えしました。

第4章:「お墓の三名のお骨の情報も海洋散骨に必要でした」|お墓に納められていた3名のお骨のお手配

3月2日、ご自宅のお骨の発送先のご案内を差し上げました。

頂いた情報で受入の手配を進めさせていただきましたのでご遺骨の発送についてご案内いたします ご遺骨は以下住所へ発送をお願い致します 〔提携の散骨会社のご住所(愛知県内)〕 お客様確認のため発送が完了しましたら、【ゆうパックの追跡番号】をお知らせください。

3月4日、ご相談者様から、ご自宅のお骨の発送をご報告いただきました。

本日遺骨ゆうパックで送りました。
宜しくお願いします。
追跡番号は右上↗️のお問い合わせ番号だそうです。

ご自宅のお骨は、無事に提携の散骨会社へお届けされました。
続いて、お墓に納められていた3名のご親族のお骨も、海洋散骨でお見送りすることになっていましたので、こちらの情報のお伺いを差し上げました。

3月5日、私たちの担当からは、追加のご確認をお願いしました。

お墓の三名のお骨の情報も海洋散骨に必要でした ・故人様のお名前(フルネーム) ・ご命日 お願いできますでしょうか

ご相談者様からは、その晩のうちに、3名のご親族のお名前とご命日をお送りいただきました。
私たちの担当からは、こうお返ししました。

こんばんわ 遅い時間にどうもありがとうございました

ご家族のお気持ちを考えると、ご親族のお名前を改めて書き出すお時間は、決して短くない時間だったと思います。
お墓に納められていた3名のご親族のお骨は、お墓じまいの解体工事の際に、提携の石材店が取り出し、提携の散骨会社まで責任を持ってお届けする段取りです。

お墓じまいと海洋散骨を 一括でお引き受け することの大きな価値は、ご家族にとって、お骨の移動を心配しなくてよい という点にあります。
お墓からお骨を取り出し、粉骨し、海洋散骨でお見送りするまでの一連の段取りを、ご家族の手から離れて、私たち専門家のネットワークで完結させる——これが、私たちが大切にしている「最後まで責任を持つ」という姿勢の体現です。

お墓じまいと海洋散骨を一括でお引き受けする際の流れ

  • 名義変更の書類のご準備(ご家族・当社でチェック)
  • ご自宅のお骨(粉骨前)→ 提携の散骨会社へ郵送
  • お墓のお骨→ 解体工事の際に提携の石材店が取り出し、散骨会社へ
  • 散骨会社で粉骨後、合同の海洋散骨へ
  • 骨壺は散骨会社にて処分(ご希望に応じて)

第5章:「お墓じまいの工期ですが3月24日の予定となりました」|現地施工日のご案内と、ご相談者様の「よろしくお願いします」

3月11日、私たちの担当からは、お墓じまいの解体工事日のご案内を差し上げました。

お世話になります お墓じまいの工期ですが3月24日の予定となりました また変更等ありましたら連絡いれます よろしくお願いします

ご相談者様からは、シンプルなお返事。

よろしくお願いします。

——2月5日の最初のご相談から、約1か月半。
書類の整理・お骨の情報の整理・散骨会社への発送——一つひとつの段取りを積み重ねて、ようやく現地施工日が決まった日でした。

お墓じまいの工期決定までには、次のような調整が並走で進んでいます。

工程 内容
名義変更の手続き お墓の管理者への申請書の提出と承認
解体工事日の確保 現地の石材店のお見立てと、お墓の管理者との日程調整
お墓のお骨の取り出し段取り 解体工事当日のお骨の取り出し・梱包・散骨会社への発送
ご自宅のお骨の発送 ご家族にて提携の散骨会社へ郵送
海洋散骨の合同開催日 散骨会社の合同便への組み込み

ご家族にとっては、「気持ちの中で区切りがつく日」が、現地施工日です。
3月24日というお日にちが決まった時点で、ご家族のお気持ちの整理も、ひとつの節目を迎えていただけたのではないかと思います。

そして3月29日、私たちの担当からは、こうお伝えしました。

無事、お墓じまいも終わりました 解体後の写真が届いております ひとまず、メールに添付します お預かりしていた書類と共に郵送します 住所は千葉県柏市内のご自宅でよろしいでしょうか

ご相談者様からは:

ありがとうございました。
住所、間違いないです。
よろしくお願いします。

私たちの担当からは:

わかりました あす、送りますので

この事例の対応のポイント

  • 都営墓地の独自ルールに沿った名義変更の書類一式を、ご家族のお手元で整理しやすい形でご案内した
  • ご自宅のお骨と、お墓に納められていた3名のご親族のお骨を、別ルートで提携の散骨会社にお届けする段取りをご一括でお引き受けした
  • お父様のご命日からほぼ2か月後に、解体後の写真と遺骨引渡証明書のお届けまでを完了し、ご家族のお気持ちの節目に寄り添った

第6章:「無事に終わりよかったです」|お墓じまいの解体後の写真と、遺骨引渡証明書のお届けまで

4月1日の夜、ご相談者様から、こんなお言葉が届きました。

こんばんは。
本日、写真、遺骨引渡証明書届きました。
ありがとうございました。

——お墓じまいの解体後のお写真と、海洋散骨のためにお墓から取り出されたお骨の引渡証明書が、ご家族のお手元に届いた日。

私たちの担当からは:

こんばんわ わざわざありがとうございます 無事に終わりよかったです お世話になりました

2月5日の最初のお写真1枚から、4月1日の遺骨引渡証明書のお届けまで、約2か月のお話でした。

千葉県柏市にお住まいのご相談者様が、東京都八王子市の都営墓地でお守りされていたお墓を、ご親族3名のお骨ごとお閉まいする。
そして、ご自宅でお守りされていたお父様のお骨も、ご一緒に海洋散骨でお見送りする——4名分のお骨をひとつのお話として整理し、一括でお引き受けしたかたちでした。

「お墓じまい」と「海洋散骨」は、ご家族の心情としてはひとつの大きなお別れのプロセスですが、行政手続き・現地施工・散骨会社の手配——それぞれは別の専門家のお仕事です。
私たちらくサポが間に入って一括でお引き受けすることで、ご家族はそれぞれの専門家とお話を分けて進める必要なく、ひとつの窓口でお話を進めていただけます。

特に、ご自宅のお骨とお墓のお骨を別ルートで散骨会社へお送りする段取りや、お墓ごとの独自ルールに沿った名義変更の書類整理は、お一人で進められると相応のご負担になります。
「ご家族のお気持ちの節目」に集中していただけるよう、事務的なお手配の部分を、私たちが受け持つ——これが、私たちが大切にしている「最後まで責任を持って」の中身です。

そして、ご相談者様にとっても、お父様のご命日(令和7年2月)からほぼ2か月後の4月1日に、すべての段取りが完了するというお時間軸でのお見送りができたこと。
これは、私たちにとっても嬉しいお話の結びでした。

ご相談者様、約2か月にわたるご相談を、私たちにお任せいただきありがとうございました。
お父様、そしてご親族のみなさまの海洋散骨が、穏やかにお見送りされましたことを、心からお祈り申し上げます。

墓じまいのご相談はこちら

らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。

「都営墓地など、独自のルールがあるお墓でお困り」「ご自宅のお骨とお墓のお骨をまとめて海洋散骨したい」「遠方に住んでいるためお墓じまいに動けない」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。

お墓じまいが初めてでよく分からない。
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