
「うちのお墓に、遺骨が何人分入っているのか正確には分からない」——納骨室を一度も開けたことがなければ、そう感じるのは自然なことです。
結論から申し上げると、お墓の中やお骨のお写真をお送りいただければ、そこから数を確認してお見積もりを進めることができます。
写真が撮りにくい場合でも、区画の情報などから概算をお出しでき、最終的な数はお墓を開ける当日に確認する形でも問題ありません。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、「遺骨の数の把握」と「お見積もり」の関係を具体的にお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
なぜ「遺骨の数」がお見積もりに関わるのか
墓じまいのお見積もりには、お墓の解体工事だけでなく、中のお骨の取り出し・お一人ずつのご供養・新しい納骨先への移送といった作業が含まれます。そのため、何人分のお骨があるかは費用に関わる大切な要素です。ただ、次のように「今すぐ正確な数が分からない」ことは、けっして珍しくありません。
- 納骨室を一度も開けたことがなく、骨壺の数が分からない
- 古いお墓で、お骨が骨壺に入っておらず土に還っている可能性がある
- ご自身で戸籍を調べた人数と、実際の骨壺の数が合わない
- お骨が別々の場所に分かれて保管されている
こうした場合でも、分かっている範囲の情報からお見積もりは進められます。お写真があればより正確に、写真が難しければ区画の情報から。そして最終的な数は、お墓を開ける当日に確認する形でも大丈夫です。私たちは「とにかく契約していただく」ことを目的にしていませんので、数がはっきりしないご不安も、まず一緒に整理するところから始めます。
まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
いくつかの質問に答えるだけで、墓じまい費用の概算が分かる「墓じまい費用シミュレーター」をご用意しています。遺骨の数がはっきり分からない段階でも、おおよその目安を確かめられます。まず目安を知りたい方はこちらをどうぞ。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:お写真でお骨の数を確認してからお見積もりに進んだ方
お電話でご相談いただいたあと、「メッセージで送れなかったので」とLINEでお墓の中のお写真を送ってくださったご相談でした。「見づらいですが」と添えられていましたが、骨壺の様子は確認できました。
らくサポからは、お写真から骨壺の数を読み取り、「お骨は何名様でいらっしゃいますね」と数を言葉にして確認し直したうえで、その人数を含めた概算をお返ししました。こちらで勝手に解釈せず、確認の一言をお伝えすることを大切にしています。
対応結果:写真で人数が確認できたことで、後から数が変わって費用が動くといった行き違いを防ぎ、安心してお見積もりに進まれました。
ケース2:お写真が撮りにくく、区画の情報からお見積もりを進めた方
遠方にお住まいで現地に足を運べず、「写真を撮ることができない」というご相談でした。お墓の中の様子も分からず、数の確認が難しい状況でした。
らくサポからは、写真がなくても、お墓のある市区町村・区画番号・墓石に刻まれた家名などが分かれば、現地の担当者が確認してお見積もりを進められることをご案内しました。お骨の数は、その現地確認の際に把握する形としました。
対応結果:ご自身は一度も現地に行かず、区画の情報だけでお見積もりを受け取ることができました。
ケース3:骨壺の数と戸籍で調べた人数が合わなかった方
ご自身で戸籍を取り寄せてお調べになったところ、把握していた人数と、実際の骨壺の数が食い違っていたというご相談でした。「本当は何名分なのか」を確かめたいというお気持ちがありました。
らくサポからは、ご相談者様がお調べになった情報を一つひとつそのままお預かりし、対象となる人数を一緒に整理したうえで、その前提でお見積もりに反映しました。ご検討のお時間の延長のご希望にも、急かさず対応しました。
対応結果:数の食い違いを一緒に整理できたことで、納得できる前提でお見積もりを受け取り、ご自分のペースで検討を続けられました。
ケース4:お骨が土に還っていて、開けるまで数が分からなかった方
古いお墓で、お骨が骨壺ではなく紙に包んで埋められており、「土に還っているかもしれない」というご相談でした。遺骨の有無も数も、事前にははっきりしない状況でした。
らくサポからは、遺骨の有無や数は立ち会い見積もりの際にご一緒に確認できること、重機や道具を使わない軽作業の範囲であれば確認そのものは費用をいただかずに対応できることをお伝えし、無理に事前確定させず当日確認でよいと整理しました。
対応結果:事前に数を確定させようと悩まずに済み、立ち会いと当日の確認で対応する形に整い、落ち着いて進められました。
ケース5:お骨が複数の場所に分かれて保管されていた方
ご親族のお骨が別々の場所に分散して預けられており、それをまとめて一つのお墓に納め直したいというご相談でした。数の把握と段取りがやや複雑な状況でした。
らくサポからは、分かれて保管されているお骨をどこから何名分お預かりするのかを整理し、その数をもとにお見積もりを作成しました。当日の受け取りと納め直しの段取りも、あわせてご一緒に確認しました。
対応結果:数と保管場所を先に整理できたことで、お見積もりがまとまり、当日の作業も混乱なく進められました。
具体的にできること
- お墓の中やお骨のお写真をLINEでお送りいただければ、そこから数を確認して概算をお出しします(「見づらいかも」と思うお写真でも、まずお送りいただいて大丈夫です)
- お写真が撮りにくい場合は、区画番号や墓石に刻まれた家名などから、現地の担当者が確認します
- 数が今すぐ分からなくても、お墓を開ける当日に確認する形でお見積もり・作業を進められます
- 骨壺の数と戸籍の人数が合わないなど、はっきりしないご事情も、分かっている範囲から一緒に整理します
- 遺骨の有無や数の確認は、重機を使わない軽作業の範囲であれば、費用をいただかずに対応できる場合があります(ご事情に合わせてご相談ください)
まとめ
遺骨が何人分あるかは、お見積もりに関わる大切な情報ですが、最初から正確に分からなくても心配はいりません。お写真があればそこから、写真が難しければ区画の情報から、そして最終的な数はお墓を開ける当日の確認で——進め方はいくつもあります。まずは費用シミュレーターでおおよその目安を確かめていただくか、お手元のお写真をお送りいただければ、あなたのお墓に合わせた概算と進め方を正直にお伝えします。「数が分からないと相談もできないのでは」という最初の心配を、一緒に整理させてください。

