
「お墓の寸法や区画のサイズは分かっているのですが、それだけで見積もりは出せますか?」——現地までなかなか足を運べない方から、こうしたお問い合わせをよくいただきます。
結論からお伝えすると、区画のおおよその寸法や区画番号などの情報が揃っていれば、費用の概算はお出しできます。
ただし、重機が入るかどうかや通路の幅といった搬出経路は費用を左右するため、そこだけは別途ご確認をお願いすることがあります。
ここでは実際のご相談をもとに、寸法データがある場合の進め方を具体的にご説明します。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
寸法や区画情報が分かれば、概算はお出しできます
墓じまいの費用は、お墓そのものの大きさと、作業のしやすさで決まります。ですから、次のような情報が分かっていれば、現地を先に見なくても概算の見当をつけられます。
- 区画のおおよその寸法(間口と奥行き)や面積
- 墓石の数と、おおよその大きさ
- 区画番号や、墓石に刻まれたお家の名前・建立者のお名前
- 遺骨のおおよその数
一方で、重機が入る通路の幅・階段の有無・墓石を手で運ぶ距離といった搬出経路の条件は、写真や図面だけでは分からないことがあります。ここは費用が変わりやすい部分なので、私たちからお寺や管理事務所へ確認をお願いしたり、担当者が現地を一度確かめたりして、あとから追加費用が出ないように事前に整えます。
まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
いくつかの質問に答えるだけで、墓じまい費用の概算が分かる「墓じまい費用シミュレーター」をご用意しています。寸法や区画情報をお送りいただく前に、まず目安を確かめてみたい方はこちらをどうぞ。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:区画番号だけで概算をお返しした方
遠方で写真を撮ることも難しく、「情報だけで見積もりは無理では」とご心配のご相談でした。
らくサポからは、お墓のある市区町村・区画番号・墓石に刻まれたお家の名前が分かれば、担当者が現地を確認して概算をお返しできることをお伝えしました。
対応結果:一度も現地に行かず、区画情報だけを手がかりに概算をお返しでき、ご家族で落ち着いてご検討いただけました。
ケース2:正確な区画の広さを伝えて見積もりを取られた方
区画の面積を正確に測って教えてくださり、その数値をもとに見積もりを希望されたご相談でした。
らくサポからは、面積が分かれば見積もりの土台になること、ただし重機が入るかどうかや通路・階段の幅などの搬出経路だけは、念のためお寺へご確認をお願いしたいとお伝えしました。
対応結果:お伝えいただいた寸法をもとに見積もりを組み立て、搬出経路の条件も事前に整えたうえで、正式なお見積りをお渡しできました。
ケース3:寸法は分かるが規模が大きく、現地確認をご案内した方
区画の間口と奥行きを教えてくださいましたが、墓石が複数ある大きめの個人のお墓でした。
らくサポからは、その場で概算をお出しするのが難しい規模のため、分かったふりで金額を出さず、現地を確かめたうえで正式な見積もりに進む流れを正直にご説明しました。
対応結果:無理に概算を出さず現地確認へ進めたことで、あとから金額が食い違う心配のない見積もりをお渡しできました。
ケース4:おおよその面積から概算の幅を先にお伝えした方
立ち会いが難しく、まずはおおよその費用感だけでも知りたいというご相談でした。
らくサポからは、区画の面積と遺骨のおおよその数が分かれば概算の幅を先にお伝えできること、最終的な金額は現地確認で確定することをお伝えしました。
対応結果:先に概算の幅をお伝えしたことで安心してご検討に進まれ、現地確認を経て正式な金額へと進められました。
ケース5:写真と区画情報を先に揃え、現地確認が一度で済んだ方
何度も足を運ぶのが難しく、やり取りの回数を減らしたいというご相談でした。
らくサポからは、お墓の写真と区画番号を先に共有いただければ、担当者が一度の現地確認で必要な情報を揃えられることをお伝えしました。
対応結果:写真と区画情報が事前に揃っていたため、現地確認は一度で済み、お客様が何度も足を運ぶことなく見積もりまで進められました。
具体的にできること
- お墓の写真・区画のおおよその寸法や面積・区画番号・墓石の数を、分かる範囲でお知らせいただければ、概算の見当をつけられます
- 正確な寸法が分からなくても、区画番号やお家の名前などの手がかりがあれば、担当者が現地で確認できます
- 搬出経路(通路の幅・階段・重機が入るか)は費用に関わるため、分かる範囲でお伝えいただくか、私たちからお寺へ確認します
- 現地確認が必要な場合でも、原則としてお客様の立ち会いは不要です
まとめ
区画の寸法やサイズ、区画番号などの情報が揃っていれば、現地確認なしでも費用の概算はお出しできます。搬出経路など一部は別途確認が必要なこともありますが、そこも含めて私たちが段取りします。まずは費用シミュレーターで目安を確かめるか、分かっている寸法や区画情報をお送りください。「この情報だけで大丈夫かな」という段階から、一緒に整理させていただきます。

