お客様対応事例

「お墓に眠っているご遺骨が何名様分かあるのですが、供養の費用はどう決まるのでしょう?」——墓じまいのご相談で、とてもよくいただくご質問です。ここでは、供養や納骨の費用が「柱数(ご遺骨の数)」でどのように変わるのか、その仕組みと、数が多い場合の考え方を、実際のご相談をもとにお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

供養の費用は「柱数(ご遺骨の数)」を単位に積み上がります

墓じまいにともなう費用には、「ご遺骨1柱(お一人様分)ごとに数える費用」と「お墓1基ごとに数える費用」が混ざっています。この2つを分けて見ると、お見積りの全体像がぐっとつかみやすくなります。

  • 柱数で変わる費用:お骨のお取り出しとご供養、粉骨・散骨(1名様ごとに加算)、永代供養や合葬墓など納骨先の受入費用、改葬の書類(1柱ごとに申請が分かれる場合があります)
  • お墓1基単位の費用:墓石本体の解体・撤去・整地の工事
  • 便数で変わる費用:ご遺骨の輸送や郵送(まとめて運べば効率化でき、送り先が別々ならその数だけ梱包・発送が必要になります)

ですから、同じ「お墓1基の墓じまい」でも、中に眠っている方が1名様か5名様かで、供養にかかる費用は変わってきます。まず何名様分のご遺骨があるかを確かめることが、正確なお見積りの出発点になります。

まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
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実際のご相談から(5つのケース)

ケース1:写真から「5名様分」と確認してお見積りに進んだ方

お電話の後に「見づらいですが」とお骨の写真を送ってくださった方のご相談でした。写真から、ご遺骨が5名様分あることが確認できました。

らくサポからは、「お骨は5名様でいらっしゃいますね」と数を言葉にして確認し直したうえで、5名様分のご供養を含めてお見積りすること、散骨の場合は粉骨・散骨それぞれ1名様ごとに費用が加算されること とお伝えしました。

対応結果:数の行き違いのない前提が最初に固まり、「よろしくお願いします」と安心してお見積りの準備へ進まれました。

ケース2:3柱をまとめて遠方の共同墓へ移したい方

一つのお墓に3柱が納められており、遠く離れた共同墓へ全員をお移ししたい、手続きと費用の考え方を知りたいというご相談でした。

らくサポからは、書類・お骨の取り出し・納骨先の受入費用は「柱数」で数え、墓石の解体は「1基単位」、輸送は「1便単位」で数えるという内訳の枠組みを整理し、3柱まとめて1便で運べば段取りを効率化できること とお伝えしました。

対応結果:何が柱数で変わり、何が変わらないのかが整理でき、ご家族で持ち帰って検討しやすい形になりました。

ケース3:ご先祖6名分をまとめて墓じまいした方

一つのお墓にご先祖6名分のご遺骨が眠っており、書類の手続きから撤去・納骨まで一度に進めたいというご相談でした。

らくサポからは、墓石の撤去とお骨上げ・閉眼供養・書類の代行といった項目ごとに内訳を分けてお見積りすること、6名分のご遺骨のお移り先を先に決めておくと段取りが迷わず進むこと とお伝えしました。

対応結果:6名分のご遺骨が同じ納骨先に静かに納まり、工事完了後の写真をご確認いただいたうえでのお支払いで、納得して完了されました。

ケース4:骨壺4体をそれぞれ別の送り先へ届けたい方

遠方にお住まいで立ち会いができず、骨壺4体をそれぞれ別の送り先へ送ってほしい、行政の手続きも任せたいというご相談でした。

らくサポからは、骨壺のお送りは1体ごとに梱包と発送の段取りがあるため、送り先が4か所なら発送も4回分としてお見積りすること、ご遺骨の数と送り先の数はお見積りの大切な情報であること とお伝えしました。

対応結果:数と送り先を先に整理したことでお見積りの輪郭が明確になり、ご事情によりご検討の時期は改められましたが、急かさずお返事をお待ちする形でお預かりしました。

ケース5:骨壺の数とご家族の人数が合わなかった方

お墓の中に骨壺が5個見えるのに、ご自身が把握しているご家族の人数と合わない——というご相談でした。ご相談者様は戸籍を取り寄せて、お一人ずつ丁寧にお調べくださいました。

らくサポからは、お調べいただいた内容をそのままお預かりし、ご事情によりお骨の入っていない骨壺が1個あると整理できたため、ご供養の対象は4名様分として確定すること、空の骨壺もお取り出しの作業には含めること とお伝えしました。

対応結果:「何名様分として数えるか」という費用の起点が確定し、ご家族のペースでゆっくりご検討いただける形でお見積りをお渡しできました。

具体的にできること

ご遺骨の数が費用の単位になるからこそ、次のような準備で、お見積りの精度をご自身で高めることができます。

  • お墓の中やお骨の様子を写真に撮って送り、骨壺の数を確認してもらう(見づらい写真でも大丈夫です)
  • 数が分からないときは、戸籍を取り寄せてご家族の人数を確かめる方法もあります
  • 「柱数で変わる費用」と「お墓1基単位の費用」を分けて、内訳を見せてもらう
  • ご遺骨の送り先が複数になる場合は、その数も先に伝えておく
  • 数が多い場合も、まとめてお願いすると輸送などの段取りを効率化できる場合があります

まとめ

供養や納骨の費用は、「柱数(ご遺骨の数)」を単位に積み上がる部分と、お墓1基単位の部分に分かれます。まず何名様分のご遺骨があるかを確かめることが、費用を正確に知る第一歩です。墓じまい費用シミュレーターで目安を確かめるか、お骨やお墓のお写真をお送りいただければ、柱数を一緒に確認したうえで、あなたのご事情に合わせた概算を正直にお伝えします。数が多くて不安な方も、数が分からない方も、まずはそのままの状況をお聞かせください。一緒に整理するところから始めましょう。