お客様対応事例

「うちは浄土真宗だけれど、墓じまいの進め方は他の宗派と違うのかしら」——ご自分の家の宗派によって手順が変わるのか、気になっていらっしゃいませんか。
結論からお伝えすると、墓じまいの基本の流れは、宗派が違っても大きくは変わりません。
お寺へのご連絡、魂抜き(閉眼供養)、改葬許可のお手続き、お墓の撤去、そして新しい納骨先の手配——この大きな順番は、どの宗派でも共通です。
ただし、供養の呼び方や作法、お布施の考え方など、細かな点は宗派やお寺ごとに少しずつ異なることがあります。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、宗派で変わること・変わらないことを、具体的な事例を交えてお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

宗派で「変わること」と「変わらないこと」

宗派によって進め方が全部違ってしまうのでは、と心配される方は多いのですが、実際には大きな流れは共通しています。整理すると、次のようになります。

  • 変わらないこと:お寺へのご連絡 → 魂抜き(閉眼供養) → 改葬許可のお手続き → お墓の撤去 → 新しい納骨先の手配、という全体の順番
  • 少し変わること:供養の呼び方や作法(宗派やお寺ごとの考え方があります)
  • 少し変わること:お布施やお礼の考え方・目安(お付き合いの経緯によっても変わります)
  • 宗派が分からなくても進められること:墓誌に彫られたお戒名の文字(位号・院号など)から、宗派のお見立てができます

「そもそも自分の家の宗派が分からない」という方も、どうぞご安心ください。お墓の右側などに建つ墓誌のお戒名の文字は、宗派を見立てる大きな手がかりになります。たとえば浄土真宗では、お戒名に「釋」の文字が使われることがあり、お写真を一枚お送りいただくだけで見当をつけやすくなります。宗派が分かれば、それに合った僧侶の手配や供養の段取りまで、ご一緒に整理していけます。

実際のご相談から(5つのケース)

ケース1:自分の家の宗派が分からなかった方

墓じまいを考え始めたものの、家の宗派がはっきり分からず、これでは進められないのではとご不安なご相談でした。

らくサポからは、墓誌に彫られたお戒名の文字(位号や院号の有無など)から宗派のお見立てができること、お墓のお写真を数枚お送りいただければ見当をつけられることをお伝えしました。

対応結果:お写真から宗派の見当がつき、魂抜きの手配など次の段取りへ安心して進めました。

ケース2:浄土真宗と思われるお墓で進め方を確かめたかった方

墓誌の文字から浄土真宗ではないかと感じており、宗派によって進め方が変わるのか知りたいというご相談でした。

らくサポからは、墓誌の「釋」の文字などから宗派をお見立てできること、宗派が分かれば供養の段取りや僧侶の手配をそれに合わせて整えられ、墓じまいの全体の流れ自体は大きく変わらないことをお伝えしました。

対応結果:宗派に合った進め方の見通しが立ち、迷いなく墓じまいのご準備を進められました。

ケース3:今のお寺とは別の僧侶に供養を頼みたかった方

今のお寺とのお付き合いが気重で、それでも墓じまいの前に魂抜き(閉眼供養)だけはきちんとしたいというご相談でした。

らくサポからは、今のお寺に頼まなくても別の僧侶を手配して閉眼供養だけを行えること、供養の日とお墓の撤去工事の日程をあわせて段取りできることをお伝えしました。

対応結果:別の僧侶による供養を済ませたうえで撤去へ進み、気持ちの区切りをつけて墓じまいを終えられました。

ケース4:宗派によってお布施の考え方が違うか不安だった方

長くお世話になったお寺に、魂抜きやお礼をいくらお包みすればよいか見当がつかず、宗派によって作法が違うのではと切り出せずにいたご相談でした。

らくサポからは、お布施の考え方のおおよその目安をご一緒に整理できること、封筒の選び方や表書きの作法までご案内できること、ご自身から言い出しにくいご希望は担当からお寺へお伝えする段取りもあることをお伝えしました。

対応結果:聞きにくかったお金と作法のことが整理でき、当日の心づもりができて落ち着いてお話を進められました。

ケース5:宗派もお寺も分からず、何から始めればいいか迷った方

遠方のお墓で宗派もお寺の窓口も分からず、そもそも最初の一歩が踏み出せないというご相談でした。

らくサポからは、宗派が分からなくても墓じまいの全体の流れは大きく変わらないこと、まずお墓のお写真から宗派を見立て、お寺のお調べや改葬のお手続きへ順を追って整理していけることをお伝えしました。

対応結果:何から手をつければよいかが見え、宗派の見立てからお寺への連絡まで、落ち着いて一歩ずつ進められました。

具体的にできること

宗派が違っても、墓じまいの進め方は怖いものではありません。私たちは「とにかく契約していただく」ことを目的にしていないので、ご自身で進めやすいところは正直にお伝えしながら、次のようなお手伝いができます。

  • 墓誌に彫られたお戒名の文字から、宗派のお見立てをします(お写真を数枚お送りいただくだけで大丈夫です)
  • 宗派に合わせた魂抜き(閉眼供養)の段取りや、必要に応じて別の僧侶の手配までご一緒に整えます
  • お布施やお礼の考え方の目安、封筒の表書きなどの作法もご案内します
  • お寺への連絡・改葬許可の書類・お墓の撤去・新しい納骨先まで、全体の流れをまとめてお預かりできます

まとめ

墓じまいの基本の流れは、宗派が違っても大きくは変わりません。供養の呼び方や作法、お布施の考え方など、細かな点で違いが出ることはありますが、そこはご一緒に整理していけます。「自分の家の宗派が分からない」「宗派によって手順が違うのでは」とご不安な方も、まずはお墓のお写真をお送りいただくか、お電話一本でご相談ください。宗派のお見立てから、あなたのご事情に合った進め方まで、正直にお伝えしながら一緒に整理させてください。