
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
2026年5月のある日。
愛知県小牧市にお墓をお持ちのお客様から、私たちらくサポへ折り返しのお電話を頂きました。
先日、ご相談者様にお出ししていた永代供養先3か所のお見積りを、お受け取り頂いた後のご連絡です。
「お値段的に納得いってるんですけど、紹介していただいた三つのところが――お一人十万円ぐらいですよね。合同っていうか、他人と入っても」
ご相談者様の率直なお声でした。他の方と一緒にお入りいただく合同型の永代供養で、ご遺骨お一人あたり10万円。
当初ご紹介した3か所はそれぞれご納得頂いていたものの、お骨が4人分という規模になると、合計はそれなりの金額になります。
このお電話のなかで、私たちらくサポがご一緒に整理させて頂いたのは、4人分のご遺骨を「父だけは別」と「残り3人」に振り分け、それぞれにふさわしい永代供養先をお考えになる、というご検討の道筋でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お墓の場所 | 愛知県小牧市の管理会社運営のお墓 |
| ご遺骨の数 | 4人分(全て袋に入った状態) |
| 当初ご提案 | 合同型の永代供養先3か所・お一人あたり10万円前後 |
| お手元の別案 | 管理会社運営のお墓内の合同墓・1体5万5000円 |
| 追加でご案内 | 千葉県の合同墓・お一人あたり2〜3万円 |
| お墓の解体ご希望時期 | 6月中目処 |
この記事のお話
- お客様のご事情:愛知県小牧市のお墓。4人分のご遺骨。お一人10万円の合同墓×4は割高に感じていらっしゃる
- らくサポがお伝えしたこと:お父様はご紹介済みのところへ/残り3人分には千葉県の合同墓2〜3万円の選択肢もご案内/お墓の解体はらくサポでお引き受け
- お電話の結末:お手元のパンフレットの管理会社に一度お問い合わせ→お断りの場合はらくサポで進める。6月中の解体目処で継続検討
目次
第1章:「お一人十万円ぐらいですよね」――合同墓4人分というご事情
お電話の冒頭、ご相談者様はお見積りへの率直な感想をお伝えくださいました。
「お値段的に納得いってるんですけど、紹介していただいた三つのところが――お一人十万円ぐらいですよね。合同っていうか、他人と入っても」
担当者はこう続けました。
「樹木葬と変わんないですよね。それだとね」
ご紹介していた3か所は、他の方とご一緒にお入りいただく合同型の永代供養。
お一人あたり10万円という料金は、その形態の永代供養先としては適正な水準です。
ただ、ご遺骨が4人分となると、合計はおよそ40万円。
「合同型でこの金額なら、樹木葬と大差ないのではないか」というご相談者様のお気持ちは、自然なものでした。
ご相談者様のお手元には、もう一つの選択肢もありました。
お持ちのお墓の管理会社(菩提寺の系列)から頂いたパンフレットに、1体5万5000円の合同墓のご案内が載っていたのです。
「そこが1体5.5万円なんですね。でちょっと色々今考えたんですけど、なるべく――やっぱり安く済ませたいので」
ご検討中の永代供養先を、料金面で整理すると次のようになりました。
| ご検討中の永代供養先 | 料金(1体あたり) | 形態 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 当社ご紹介の3か所 | 約10万円 | 合同型 | 当初ご案内 |
| お手元パンフレットの管理会社 | 5万5000円 | 合同型 | 菩提寺系列・ただし菩提寺経由が前提のご様子 |
| 当社ご紹介・千葉県の合同墓 | 2〜3万円 | 合同型・遠方 | 第2章でご案内 |
合同型の永代供養先をお選びになる際、当社では次の3点をご一緒にご確認しています。
- ご遺骨の数(お一人あたりの料金で総額が変わるため)
- ご親族との関係性(一緒にお入りになるのが自然な方/別がよい方の区別)
- 距離(ご自身のお参りのしやすさ・遠方なら散骨という選択肢も)
第2章:「うちの一番安いところは千葉県」――遠方でもご納得頂ける選択肢のご案内
ご相談者様のお気持ちには、もう一つご事情がありました。
「えっと、今入ってる4人が――父だけは母と一緒のところで、紹介して頂いたところで10万円払ってでもお願いしたいんですけど、今回の3人は、きっと施設の母も一緒に入りたくないと思うので。色々あったので。なので、その3人は本当にもう私ももう全然――関係ないと思ってる人で」
4人分のご遺骨のうち、お父様だけはお母様と一緒のところに入っていただきたい。
一方、残りの3人については、ご家庭のご事情があり、お客様としてもお母様としても「一緒のところには入りたくない」というお気持ち。
「その方たちはもう本当に申し訳ないんですけれども、安いところで――別々とか、みたいなことはできますかね?」
ご相談者様のお気持ちを受け、担当者は当社でご紹介できる別の選択肢をお伝えしました。
「うちの一番安いところは、ちょっと千葉県なんですけど――20,000円だったかな? 30,000円だったかな? あるんですけど」
お一人あたり2〜3万円の千葉県の合同墓。
確かにご遺骨をお預かりする先としては遠方ですが、料金は管理会社のパンフレットの案よりさらにお安い水準です。
担当者はこう続けました。
「遠い所の人でね、自分のご両親でないとかだったら、まあ自分のご両親採用で、散骨にしちゃう方もいるし」
ご遺骨をどう扱うかは、ご親族との関係性によってもお考えが変わるご事情です。
「ご自身のご両親ではない方のご遺骨」については、合同墓だけでなく散骨という選択肢も、当社では別途ご案内ができます。
ご遺骨の振り分けと、それぞれにふさわしいご検討先を整理すると、こうなりました。
- お父様(1人分):お母様と将来同じところに入って頂ける合同型永代供養先(お一人10万円・当社ご紹介の3か所のいずれか)
- 残り3人分:千葉県の合同墓(お一人2〜3万円)/または別途ご相談で散骨という選択肢
- お手元のパンフレットの管理会社(1体5万5000円):菩提寺経由が条件の可能性が高いため、ご相談者様ご自身で一度お電話してご確認
第3章:「全員、袋に入ってるんですよ」――骨壺ではなく粉骨袋のご遺骨
お電話の途中、ご相談者様からはご遺骨の状態についてのご相談もありました。
「お父さんのって、骨壺の時じゃないですよね。その骨っていうか、お父さんのって分かりますよね、多分?」
「袋にみたいなのに入ってるんですよ」
「ああ、晒(さらし)の袋――ですか」
担当者はご遺骨の状態を確認しました。骨壺ではなく、4人分すべてが布の袋に入っている状態――ということでした。
「全員、フクロウなんですね。骨壺じゃなくて」
「あの、開けてみると全員袋ですね」
「あ、そうなんですね。あるのかな? どうだろう」
ご相談者様のご心配は、「素人が見て、どれが誰のご遺骨か分かるかどうか」――でした。
「なんか、最初には何も書いてないですよね?」
「どうでしょうね、ちょっと見てみないと。そうか、何かいい方法というか――でも一緒は嫌ですもんね」
ご相談者様のお気持ちは、こうでした。
お父様だけはお母様と一緒の合同墓へお移しし、残り3人は別の合同墓へお移ししたい。
そのためには、4人のご遺骨をお父様分とそれ以外に区別する必要があります。
担当者はこうお伝えしました。
「きっと見ると分かりますよね、わかる人が見れば。じゃあ一応、石材店さんにも分かるものなのか聞いておきますね」
ご遺骨の見分けについては、当社側でご手配する石材店さんに、専門家として判別ができるかご確認することになりました。
お電話のなかで結論を急がず、確認の宿題として持ち帰る形です。
第4章:「ラクサポさんでお願いするつもりなので」――ご検討の道筋とお時期のご整理
お電話の終盤、ご相談者様は次のステップについてお話しくださいました。
「ちょっと一応あの、菩提寺さんの頂いたパンフレットのところには一応電話してみます」
担当者はこうお応えしました。
「そうですね、一回。普通になんかチラシが出てるとこだったらね、その――ホームページとか広告とかで直接電話できるようなとこだったら可能かと思いますけど。一回、普通に聞いてみて」
ご相談者様もこう仰いました。
「多分、私は、ここを通さない限りは無理だと思ですけど――管理会社って書いてあるんで」
「と思うけど、まあ一回名前言わずに聞いてみて」
ご相談者様ご自身で、お手元のパンフレットの管理会社へまずお問い合わせ。
そこで「菩提寺経由でないとお受けできない」とのご回答であれば、当社で永代供養先(残り3人分は千葉県の合同墓・お父様分はご紹介済みの3か所のいずれか)をご手配する、という流れになりました。
「まあ、ラクサポさんでお願いするつもりなので」
ありがたいお言葉と共に、お墓の解体ご時期についてもご相談しました。
「急ぎで今月中とかってわけではないですか? あの解体とか」
「もう今ちょっと、仕事行ってないものですから、するまでにやっておきたいなあと思って動き始めたので――めちゃめちゃ急いではないですけど、急いではいます」
「いつぐらいまでに?」
「事が進むなら、6月中ぐらいには」
6月中目処でのお墓の解体ご希望。
今がまだ5月中旬ですので、お時期としては十分間に合うスケジュールでした。
お電話の宿題は、当社側・ご相談者様側それぞれにお持ち帰りいただく形になりました。
| 次のステップ | ご担当 | 内容 |
|---|---|---|
| 管理会社へのお問い合わせ | ご相談者様 | パンフレットの1体5万5000円の合同墓について、菩提寺経由が必要かご確認 |
| 石材店さんへの確認 | 当社 | 4人分のご遺骨(袋入り)を、お父様分とそれ以外に判別できるか |
| 残り3人分の永代供養先のご手配 | 当社 | 千葉県の合同墓(お一人2〜3万円)または散骨でのご対応 |
| お父様分の永代供養先の確定 | ご相談者様+当社 | ご紹介済み3か所のいずれかへお父様をお預け |
| お墓の解体のご手配 | 当社 | 6月中目処 |
この事例の対応のポイント
- 4人分のご遺骨を、お父様お一人と残り3人に振り分けるご検討の道筋を一緒に整理した
- 当初ご紹介の3か所(お一人10万円)に加え、千葉県の合同墓2〜3万円という別の選択肢を率直にお伝えした
- 「ラクサポさんでお願いするつもり」というお言葉に甘えず、お手元のパンフレットの管理会社へのお問い合わせをまずお勧めした
おわりに――「お一人ずつ振り分ける」というお仕事
このお電話の結末は、その場での成約ではありませんでした。
ご相談者様には、まずお手元のパンフレットの管理会社へお問い合わせ頂き、そこでの回答を踏まえて改めてご検討頂く流れに。
私たちらくサポは、石材店さんへのご遺骨の判別確認という宿題を持ち帰りました。
私たちが、このお電話のなかでご一緒に整理させて頂いたのは、「4人分のご遺骨を、お父様お一人と残り3人に振り分ける」というご検討の道筋でした。
ご家族のなかで、長く積み重ねてこられたご事情があります。
それを率直にお話しくださったご相談者様に対して、当社からは「ご紹介済みの3か所だけがご選択肢ではありません」と、千葉県の合同墓2〜3万円という別の選択肢もお伝えしました。
料金だけを比較すれば管理会社のパンフレットの方がお手元には残っていらっしゃいますが、ご手配のしやすさ・ご遺骨の判別・お墓の解体までの一括対応まで含めて、ご相談者様ご自身が最良とご判断頂けるところへお進めいただければと思います。
ご相談者様の「ラクサポさんでお願いするつもり」というお言葉に甘えず、私たちはまず、ご相談者様自身でご確認頂きたい一手をお勧めしました。
ご自身でご確認頂いて納得された上でご依頼頂くほうが、お墓じまいというご決断には、ふさわしい順序だと考えています。
墓じまいのご相談はこちら
らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。
- お電話でのご相談:050-5794-7378
- LINEでのご相談
「複数のご遺骨をどう振り分ければいいか分からない」「合同墓と樹木葬の違いを整理したい」「6月中にお墓の解体を済ませたい」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。


