お客様対応事例

お墓から取り出した遺骨について、納骨先や役所から「洗浄と乾燥をしてから持ってきてください」と言われて戸惑う、というご相談をよく頂きます。
長く土や石の中に納められていた遺骨は、骨壺に湿気や泥が入っていることがあり、そのままでは次の場所に納められない場合があるためです。
一方で、同じように見えるご事情でも「骨壺の外側を綺麗にしてもらえれば中はそのままで構いません」と言われることもあり、必要かどうかは一律ではありません。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、洗浄や乾燥がなぜ求められるのか、どう確かめればよいのか、費用はどう扱われるのかをお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

必要かどうかは「納骨先の決まり」で変わります

遺骨の洗浄や乾燥は、全国どこでも必ず行う決まったものではありません。受け入れる側が「どういう状態で納めてほしいか」を決めているため、まずそこを確かめるのが先になります。実際のご相談では、次のような場合に求められていました。

  • 合同でお納めする形の納骨先——他の方の遺骨と一緒にお納めするため、土や湿気を持ち込まない状態を求められることがあります
  • 骨壺に入っていなかった場合——土に近い形で納められていた遺骨は、泥で汚れていることがあり、洗浄と乾燥が必要になりやすいです
  • 長く雨水が入っていた骨壺——内側が湿っていたり泥が入っていたりすると、そのままでは納められないと言われる場合があります
  • 手続きの前提になっている場合——役所から「洗浄と乾燥が終わる日が分かってから手続きに来てください」と案内されることがあります

逆に、ずっとお手元に置いていた遺骨や、骨壺の中が乾いている遺骨については「必要ありません」と言われることもあります。ですから、先に納骨先へ「どのような状態で納めればよいか」を確かめていただくのが、いちばん無駄がありません。確かめ方が分からないときは、何をどう聞けばよいかも含めてご一緒に整理します。

費用の扱いについても、先にお伝えしておきます。洗浄や乾燥は、墓石の解体撤去や遺骨の取り出しといった通常のお見積りには含まれていません。遺骨の数に応じた別のお支払いになりますので、必要になりそうな場合は数を伺ったうえで、はじめから分けてお見積りにお入れします。後から思いがけない形で加わることがないよう、先に分けてお見積りいたします。

実際のご相談から(6つのケース)

ケース1:納骨先の案内に「洗浄してから」と書かれていた方

お墓をしまって合同でお納めする形を検討中で、候補の納骨先の案内に「泥がついたままでは納められない」と書かれていた。遺骨も複数あり、何をどこまでやればよいのか分からない、というご相談でした。

らくサポからは、洗浄や乾燥は納骨先の決まりによって要否が変わるので候補を絞る前に確かめた方がよいこと、これらは通常のお見積りには含まれず遺骨の数に応じた別のお支払いになること、対応できる先を当方で確認してお知らせできることをお伝えしました。

対応結果:納骨先を決める前に、必要になる作業と費用の区分が見通せ、落ち着いて比べて頂けました。

ケース2:役所から「終わる日が分かってから」と言われた方

役所に問い合わせたところ、遺骨を取り出して洗浄と乾燥をしないと合同の納骨先には納められない、それが終わる日が分かってから手続きに来てほしいと案内された、というご相談でした。

らくサポからは、洗浄と乾燥にかかる日数と費用を確認してお知らせすること、工事の時期が先になる場合でも遺骨の取り出しだけを先に進める段取りが取れる場合があることをお伝えしました。

対応結果:作業の見込みの日程が分かり、役所の手続きと工事の段取りをつなげて進められました。

ケース3:骨壺に入っておらず泥の汚れが心配だった方

お墓の中の遺骨が骨壺に入っていない様子で、泥で汚れているかもしれない。取り出しまでは見積りに入っていると聞いたが、汚れていた場合の扱いと費用の目安を知りたい、というご相談でした。

らくサポからは、骨壺に入っていない遺骨は泥で汚れていることがあり、その場合は洗浄と乾燥が必要になること、これは通常のお見積りとは別のお支払いで遺骨の数によって変わること、目安を確認してお伝えすることをお伝えしました。

対応結果:追加になりうる費用を先に把握でき、取り出し当日に慌てずに済みました。

ケース4:確かめてみたら洗浄が要らなかった方

お見積りをお伝えした際、納骨先での遺骨の納め方をまだ聞いていない、というご相談でした。納め方によって必要な作業が変わる段階でした。

らくサポからは、納め方によって洗浄や乾燥が必要になり費用も変わるので、先に納骨先へ確かめて頂きたいことと、聞いて頂く内容をお伝えしました。後日「骨壺の外側を綺麗にしてもらえれば中はそのままで構わない」とご回答があり、その旨を工事を行う石材店にも共有しました。

対応結果:確かめたことで洗浄と乾燥が不要と分かり、費用を増やさずに進められました。

ケース5:お手元の分とお墓の分で扱いが分かれた方

お手元に置いている遺骨と、お墓に納められている遺骨の両方を同じ納骨先へまとめたい。どちらも洗浄と乾燥をするものなのか分からない、というご相談でした。

らくサポからは、納骨先への確認の結果として、お墓に入っていなかった遺骨はそのままお持ち頂いて差し支えなく、お墓から取り出す遺骨は洗浄と乾燥をしてからになること、必要な分だけをお見積りにお入れすることをお伝えしました。

対応結果:必要な遺骨の分だけに絞り込めて、費用と手間の両方を軽くできました。

ケース6:遠くへ移すため、お届けまでまとめて相談された方

お墓を撤去して遺骨を離れた土地の納骨先へ移す予定で、移す前に洗浄のような手入れが必要だと聞いた。魂抜きはお付き合いのあるお寺様に頼むつもりだが、その先が分からない、というご相談でした。

らくサポからは、遺骨を取り出して洗い、乾燥させ、梱包してお届け先まで送るところまでを一続きの段取りとしてお見積りにまとめられること、遺骨の数が分かればその数でお出しすることをお伝えしました。

対応結果:行政の手続きと合わせた全体の段取りが一枚で見えるようになり、判断しやすくなりました。

具体的にできること

洗浄や乾燥は、やるべきかどうかを先に確かめるだけで、費用も手間も変わります。私たちは「とにかくお申し込み頂く」ことを目的にしていないので、必要のない作業はしなくてよいと正直にお伝えします。

  • 納骨先へ「どのような状態で遺骨をお納めすればよいか」を確かめる——その聞き方からご一緒に整理します
  • 遺骨の数と、骨壺に入っているかどうかをお知らせ頂ければ、洗浄と乾燥の要否と費用を分けてお見積りにお入れします
  • 作業にかかる日数の見込みを確認してお伝えします——改葬許可申請の段取りに合わせやすくなります
  • 工事の時期が先になる場合は、遺骨の取り出しだけを先に進める段取りをご相談頂けます
  • 遠方の納骨先へ移される場合は、取り出しから梱包、お届けまでをひと続きでご相談頂けます
  • 納骨先が遺骨を細かくすることを求めている場合も、洗浄や乾燥とは別の作業として分けてご案内します

まとめ

取り出した遺骨の洗浄や乾燥は、どこでも必ず行うものではなく、納骨先の決まりによって変わります。骨壺に入っていなかった遺骨や、長く湿気が入っていた遺骨では求められることが多く、反対に「骨壺の外側が綺麗であれば中はそのままで構わない」と言われることもあります。まずは納骨先に納め方を確かめ、そのうえで必要な分だけを費用に入れる——これがいちばん無駄のない進め方です。遺骨の数と今のご状況をお知らせ頂ければ、要否と費用の区分、日数の見込みまでお伝えします。お墓のこと、仏壇のこと、ご実家の片づけまで、段取り全体のご相談としても承ります。「言われたことの意味が分からない」という段階で構いませんので、どうぞお気軽にお聞かせください。

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