
身内を亡くしたあと、お墓や仏壇、実家に残った家財など、いくつもの片付けが一度に目の前に現れて、どこから手をつければいいのか分からなくなってしまう方は少なくありません。
大切な方を見送ったばかりで、気持ちの整理もつかないうちに次々と判断を迫られ、心細く感じるのは当然のことです。
けれども、これらの片付けは必ずしも今すぐ全部を決めなければならないものではなく、順番を整理すれば一つずつ落ち着いて進められます。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、何から手をつけ、どういう順で進めればよいのかを、具体的な事例を交えてお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
まずは「急いで決めなくてよいこと」を切り分けましょう
身内を亡くした直後は、やるべきことが山積みに見えて焦ってしまいがちです。でも実際には、今すぐ決めなければならないことは、そのうちのごく一部です。まずは全体を落ち着いて整理することから始めると、気持ちがずいぶん楽になります。
- お墓や仏壇のことは、気持ちが落ち着くまで急いで結論を出さなくて大丈夫です(法要や相続など期限のあるものだけ先に確認します)
- まず「今決めなければならないこと」と「後でゆっくり考えてよいこと」を分けます
- お墓・仏壇・実家の家財などは、別々の業者に頼まなくても、一つの窓口でまとめて段取りを相談できます
- ご自身でできることと、任せた方が楽なことを分けて、無理のない範囲から手をつけます
実際のご相談から(6つのケース)
ケース1:何から手をつけていいか分からず、途方に暮れていた方
継ぐ人がいなくなった親族のお墓が遠方にあり、お寺とのやり取りをしたこともなく、「何から始めればいいのか全く分からない」というご相談でした。
らくサポからは、一つずつ整理しながら進めれば大丈夫であること、まずは菩提寺へ「今後どうすればよいか」を相談するところから始めるとよいこと、遠方でも手続きの代行やお手伝いができること、とお伝えしました。
対応結果:やるべきことの順番が見えたことで気持ちが落ち着き、遠方でも無理なく第一歩を踏み出せました。
ケース2:複数の場所に分かれた片付けを、どの順で進めるか迷っていた方
離れた場所にあるお墓と、別の場所に預けている遺骨があり、納骨を先にするか、お墓の片付けを先にするか、どちらが効率的か迷っているというご相談でした。
らくサポからは、先に新しい供養先・納骨先を決めておくと全体をまとめて動かしやすいこと、遺骨は郵送で一つにまとめられる場合があること、とお伝えしました。
対応結果:進める順番が決まったことで、あちこち同時に動く負担がなくなり、落ち着いて一つずつ進められました。
ケース3:お墓・供養先・仏壇まわりと、片付けが重なっていた方
身内を見送った後、お墓の遺骨の供養先に加えて、引き継いだ位牌など片付けたいものが重なっていて、できるだけ費用も抑えたいというご相談でした。
らくサポからは、費用を抑えられる供養の方法があること、位牌などは当社に限らず無料で引き取ってもらえる方法もあることを正直にご案内し、急がずご家族と相談してから決めて構わないこと、とお伝えしました。
対応結果:無理に契約を勧められることなく、ご家族と相談する時間を持ったうえで、納得して進め方を選べました。
ケース4:相続の手続きの途中で、決まっている部分だけ先に進めたかった方
相続の話し合いの中でお墓の片付けも検討することになり、新しい納骨先はまだ決まっていないが、決まっている部分だけでも早く見積もりが欲しいというご相談でした。
らくサポからは、すぐにお出しできる撤去工事や手続き代行の部分から先にご案内し、まだ決まっていない部分は後から段階的に進められること、とお伝えしました(お墓の写真を用意しづらいご事情にも配慮して進めました)。
対応結果:決まっている範囲から動き出せたことで、すべてを一度に決めなければならない負担がなくなりました。
ケース5:供養や魂抜きが必要かどうか、判断に迷っていた方
墓地に残っているのがお骨の入っていない小さな石塔だけで、撤去にあたって供養や魂抜きが必要なのか分からない、というご相談でした。
らくサポからは、お骨が納められていないものは供養を行わず撤去だけで済むこと、必要なものと不要なものを分けてご案内できること、とお伝えしました。
対応結果:やるべきことと、やらなくてよいことがはっきりし、迷いなく進められました。
ケース6:お墓・仏壇・実家の家財を、別々に頼むか迷っていた方
実家に大きな仏壇や家財が残っており、お墓のことと合わせて、それぞれ別の業者に頼むべきか分からないというご相談でした。
らくサポからは、お墓・仏壇・実家の片付けはひとつの窓口でまとめて段取りを相談できること、まとめて考えた方が全体の見通しを立てやすいこと、とお伝えしました。
対応結果:あちこちに問い合わせる手間なく、片付け全体の流れを一度に見通せました。
具体的にできること
事例からも分かるように、大切なのは「一度に全部」ではなく「順番に、無理なく」進めることです。らくサポは「とにかく契約していただく」ことを目的にしていないので、急がなくてよいことや、やらなくて済むことは正直にお伝えします。
- まず「今すぐ決めること」と「後でゆっくり考えること」を、一緒に仕分けします
- お墓・仏壇・実家の家財など、複数の片付けをひとつの窓口でまとめてご相談いただけます
- 遠方で現地に行けない場合も、手続きの代行やお手伝いで進められます
- ご自身でできる手続きはご自身で、任せたい部分だけお任せいただく分担も可能です
- お骨が入っていないものなど、供養が不要なものは正直にお伝えします
まとめ
身内を亡くした後の片付けは、一度に全部を決めようとすると、どうしても心細くなってしまいます。けれども、順番を整理して「今やること」と「後で考えること」を分ければ、一つずつ落ち着いて進められます。らくサポは、お墓のことも、仏壇のことも、実家に残った家財のことも、まとめて段取りを整理するご相談窓口です。何から手をつければいいか分からない——その最初の一歩を、一緒に整理させてください。急ぐ必要はありませんので、気持ちが落ち着いてからで大丈夫です。

