
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
目次
はじめに
2026年5月のある日。
福岡県福岡市城南区にお住まいのお客様から、一本のお電話を頂きました。
マンション一階のお部屋にお住まいで、専用庭に置かれている屋外用の物置を、その日のうちに片付けたい——というご事情でした。
「庭が、室内を通らないと出られないんですね、専用には」
「室内の廊下の幅とかがあるので。結局、解体しなかったらギリギリいいんではあるんですが」
専用庭は室内のお廊下を通らないと出入りできない構造。
物置の三辺合計は400センチほどで、お廊下の幅とほぼ同じくらい。
さらに長年の屋外使用で物置の劣化が激しく、ご自身での解体はとてもできないご状況でした。
約10分のお電話のなかで、私たちは現地でのお見積りに向けて、解体の要否・養生の段取り・お日にちの調整を、お客様とご一緒に整理していきました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 屋外用物置1基(タクボ製・高さ151cm・幅180cm・奥行81cm) |
| 設置場所 | マンション一階の専用庭 |
| 搬出経路 | 室内のお廊下経由(幅約80cm・曲がりあり) |
| 状態 | 屋外使用による劣化が激しい・ネジの取り外し困難 |
| ご希望 | お見積りの金額に折り合えば、すぐにでもお引き取りを |
この記事のお話
- お客様のご事情:福岡市城南区のマンション一階。専用庭の屋外物置(高さ151・幅180・奥行81cm/三辺合計約400cm)を、室内のお廊下を通って搬出する必要あり
- 私たちがお伝えしたこと:室内搬出には養生が必須/劣化が激しいため解体可否は現地判断/概算15,000円より高くなる可能性を率直に共有
- お電話の結末:明日・明後日の午後1時〜3時で現地お見積りに伺うことが決まり、ご成約に向けて段取りへ
第1章:「粗大ごみの方に、できませんよって言われたんです」
このお電話のきっかけは、その日の朝にあった出来事でした。
お客様は当初、お住まいの市の粗大ごみとして物置を出すおつもりで、引き取りに来てくださる方をお迎えしていらっしゃいました。
「今日、粗大ごみで出そうと思って、引き取りに来ていただいたら——ちょっと廊下、あのですね、マンションの一階なんですね、うちは」
「庭が、室内を通らないと出られないんですね、専用には」
ところが現地で確認したところ、専用庭から物置を運び出すには どうしても室内のお廊下を通る必要がある ことが分かりました。
さらに物置自体の劣化が進んでおり、行政の引き取り担当の方から「このネジはもう外せませんよ」とお話があったとのこと。
お客様ご自身での解体は難しく、結果としてその日のお引き取りは見送りに——というご経緯でした。
そこから「これは専門の業者さんにお願いしないと進まない」とお考えになり、インターネットでお調べになって、私たちへお電話を頂いたという流れです。
物置のお引き取りでよくある「粗大ごみで出そうとしたら断られた」というご事情の典型例でいらっしゃいました。
物置のお引き取りで、自治体の粗大ごみで対応が難しくなりやすい主なご事情は、次のとおりです。
- 屋外設置で劣化が進み、自力で解体できない
- 設置場所から搬出経路までに段差・狭い廊下・曲がり角がある
- 三辺合計が粗大ごみの規定サイズを超えている
- 集合住宅で共用部の通り抜けに養生が必要になる
第2章:「劣化が激しいので、解体はとてもじゃないけど」——お客様のご認識
お客様はすでにご自身で 物置の三辺・状態・搬出経路 を整理されていらっしゃいました。
お電話の冒頭で、こうお話しくださいました。
「高さが151、幅が180、奥行き81。ただ、もう劣化が激しいので、解体とかはとてもじゃないけどできないので、素人はですね」
三辺合計はおよそ400センチ。
お廊下の幅は「普通のマンションの80センチぐらい」とのことで、物置を横向きにして奥行き81センチ側を進行方向にすれば、ギリギリ通る可能性はある ものの、確実とは言い切れない寸法感でした。
ここで担当者から、料金についての率直なお話をさせて頂きました。
ホームページの料金表に 三辺合計400センチクラスで概算15,000円〜 という記載があるものの、今回のご事情ではそれよりお高くなる可能性が高い——ということです。
「お客様のお話聞く限り、お部屋の中を通るというところで、お部屋の中を傷つけるわけにはいきませんので、養生の作業とかですね。あとは、物置がちょっと古めとのことでしたかね? すぐに解体できるかどうか、ごめんなさい、見ないと分からないんですけれども、ちょっと15,000円は超える可能性はありますね」
お客様のお返事は、こうでした。
「それは覚悟の上なんですが」
「料金は思ったより上がる可能性がある」というお話を、お客様は受け止めてくださいました。
私たちが大切にしているのは、お見積りの段階で「概算より高くなる可能性」を率直にお伝えする ことです。
現地で見せて頂いたら大きく上振れしてしまった、というご経験を後から頂かないために、お電話の段階で見通しを共有させて頂きます。
第3章:「養生して傷つけないなら、解体しなくても通れるんじゃないか」
お話の後半で、お客様からこんなご質問を頂きました。
「業者に頼みたいなと思って電話をしてるので、養生をさえして傷つけないんだったら、解体しなくても多分通れるんじゃないかと」
「解体がなくなったら、だいぶ時間も料金も違うでしょ? 違わないんですか?」
ご質問は的を射ていらっしゃいました。
解体作業が必要かどうかで、作業時間も料金も変わる のは事実です。
担当者は「おっしゃる通りです。解体作業がなければ、その分は料金もお安くなります」とお応えしました。
ただ、通るか通らないかは現地を見ないと判断できない のも事実です。
お廊下が曲がっているという点も、確実に通すには 斜めに通す技術 や 持ち上げて運ぶ判断 が必要になる可能性がありました。
「廊下が曲がってるんですよ、室内から」
「壁とかを傷つけるリスクがあるので、なるべく——」
担当者からは、現地で次の3点を見せて頂いたうえで、解体の要否を判断させて頂く旨をお伝えしました。
| 現地で確認すること | 内容 |
|---|---|
| お廊下の通過可否 | 物置を横向き/斜めにして、曲がり角を通せるか |
| 養生の必要範囲 | 壁・床・玄関まわりで養生すべきお部屋の範囲 |
| 解体の難易度 | ネジの状態・劣化の程度・取り外せる順序 |
「解体しないで運べるかどうか」「養生をすれば室内を通せるかどうか」——この2点は、お写真だけでは判断しきれないところでした。お客様のご負担を抑えるためにも、現地で見せて頂いたうえで料金を確定する のが、いちばん安心のいくお進め方だとお伝えしました。
マンションのお部屋を通って搬出する物置で、現地お見積りに切り替える目安
- 専用庭・ベランダから搬出する経路が必ず室内のお廊下を通る構造
- 物置の三辺合計がお廊下幅とほぼ同じ寸法(横向き/斜めで通せるか微妙)
- 屋外使用でネジが固着・劣化しており、自力での解体が難しい
- お部屋の壁・床に養生が必要で、写真だけでは養生範囲が判断できない
第4章:「午後1時から3時なら、必ずいます」——お日にちの調整
お電話の終盤は、現地お見積りのお日にちのご相談でした。
お客様は、来週の火曜日に 別の業者さんがもうお越しになることが決まっている とのこと。
そのため、明日・明後日のうちにご判断をしたいというご事情でいらっしゃいました。
「明日も明後日も、1時からなら、1時から3時ぐらいなら必ずいます」
「電話していただければ、いるようにするので」
お客様のご都合は 明日・明後日の午後1時〜3時。
担当者は「お電話を差し上げてから、合わせてお伺いします」とお応えし、まずは担当作業者のスケジュール確認に入りました。
お電話のなかで、もうひとつご質問を頂きました。
「ちょっと、いやらしい話ですけど、2割引きになるとか書いてあるので、これでいいの?」
ホームページのキャンペーンの値引きについてのお尋ねです。
担当者は「そのあたりも含めて、現地でのお見積りでご案内します」とお応えしました。
値引きの適用条件は物置の状態・作業の内容によって変わるため、現地で物置を見せて頂いたうえで、最終のお見積り金額に反映する ご整理の仕方を取っています。
現地お見積りまでの段取りは、次のとおりです。
- 私たちから担当作業者のスケジュールを確認し、お客様のご希望時間帯と擦り合わせる
- 確定したら、お客様のお電話番号へ私たちからご連絡を差し上げる
- 当日は 物置の劣化状態・搬出経路・お部屋の養生範囲 を見せて頂いてお見積り
- 金額にご納得頂ければ、その場で作業日を確定(金額が折り合えばすぐにでもお引き取り希望)
マンションのお部屋を通って搬出する物置で、現地お見積りに切り替える目安
- 専用庭・ベランダから搬出する経路が 必ず室内のお廊下を通る 構造
- 物置の三辺合計が お廊下幅とほぼ同じ寸法(横向き/斜めで通せるか微妙)
- 屋外使用で ネジが固着・劣化 しており、自力での解体が難しい
- お部屋の壁・床に 養生が必要 で、写真だけでは養生範囲が判断できない
おわりに——「お部屋を通る物置のお引き取り」を、ご一緒に整理する
マンション一階の専用庭に置かれた物置のお引き取りは、戸建てのお庭にある物置のお引き取りとは 進め方が大きく異なる ご事情です。
まず、搬出経路が室内のお廊下に限定 されるため、養生の段取りが欠かせません。
お部屋の壁や床を傷つけないご配慮が、お見積りの金額にも反映されます。
次に、屋外用の物置は経年で劣化が進み、ネジが固着していたり、外板が外れにくくなっていたりするご事情があります。
粗大ごみの引き取り担当の方や、ご自身では「これはもう解体できない」とご判断されることが多いお品物です。
そして、お廊下の幅・曲がり角の有無・物置の三辺 という3つの数字を見比べないと、「解体せずに通せるか」は判断しきれません。
お写真と寸法だけでお見積りをお出しすると、「現地で見せて頂いたら大きく違った」という後悔のご経験をお客様にお持ち頂くことになりかねません。
私たちは、こうしたご事情のお客様にこそ、現地で見せて頂いてからお見積りを確定する ご整理の仕方をおすすめしています。
お見積り自体は無料で、お電話のお問い合わせから現地確認まで、お客様にご負担頂くお時間以外の追加費用は頂きません。
もし、ご自宅のマンション一階・専用庭に置かれた物置のお引き取りでお困りのご事情がおありの方は、まずお電話一本でご相談ください。
お廊下の幅・物置の三辺・劣化のご状況をお伺いしながら、現地お見積りに伺うべきかどうかを、ご一緒に整理させて頂きます。
お電話が難しい方は、LINEからもお問い合わせ頂けます。
物置のお写真と寸法をお送り頂ければ、現地お見積りに伺う前の見通しもご案内できます。
マンションのお部屋を通って搬出する物置のご事情は、他の対応事例でも繰り返しご紹介しています。

