お客様対応事例

「家の裏や畑の奥に、先祖代々のお墓がある。撤去するとしたら、いくらかかるのだろう」——ご自宅の敷地内にあるお墓(個人墓地)のご相談は、実は少なくありません。霊園やお寺のお墓とは事情が少し違うため、費用の考え方も変わってきます。ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、敷地内のお墓ならではの費用の決まり方をお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

敷地内のお墓の撤去費用は、この3つで決まります

敷地内のお墓は、土地がご自身(ご家族)のものだからこそ、進め方に選択肢があります。費用を左右するのは、主に次の3点です。

  • 重機や車両が入れるか(母屋や畑を挟んだ奥、山の斜面などにあると、人手で運び出す区間が長くなり、人員と日数が増えます)
  • どこまで撤去するか(基礎まで解体して更地にするか、石塔だけ外して基礎を残すか——土地を手放さない敷地内のお墓だからこそ選べます)
  • ご遺骨の移し先(永代供養・納骨堂など。移し先の方針によって、粉骨などの扱いや手続きが変わります)

また、敷地内のお墓であっても、ご遺骨を移すには改葬許可の申請という行政手続きが必要です。古いお墓では戸籍集めが複雑になることもあるため、費用と一緒に手続きの段取りも確認しておくと安心です。

まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
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実際のご相談から(5つのケース)

ケース1:予算の上限を先に伝えて、収まるかを確かめた方

ご自宅の敷地内にあるお墓の撤去について、ご予算の上限と現地のお写真・寸法の資料を添えてご相談くださいました。

らくサポからは、お写真と寸法から見て墓石の数は問題なさそうであること、最終的な金額は車両や重機が通れるかという立地条件で左右されること、現地見積もりは無料で、見積もりを見た後のお断りまで無料であること とお伝えしました。

対応結果:車両の通行に問題がなければご予算内で撤去できる見通しをお伝えでき、同じ日のうちに現地見積もりの段取りまで進みました。

ケース2:山の上の個人墓地で、見積もりを二通りに分けた方

ご実家のお墓が山の上の私有墓地にあり、道が狭く、遠方で現地に行くのも難しいというご相談でした。

らくサポからは、基礎まで解体して更地にする場合と、石塔だけ撤去して基礎を残す場合の二通りでお見積もりできること、土地を所有されているからこそ選べる形であること とお伝えしました。改葬許可の手続きでは複数の役所への戸籍請求が必要になり、書類の手配もお手伝いしました。

対応結果:ご家族で話し合って石塔のみ撤去して基礎を残す形を選ばれ、閉眼供養から工事、ご遺骨のお届けまで立ち会いなしで完了されました。

ケース3:地図に出ないお墓を、写真で特定して進めた方

敷地内のお墓の一部だけを撤去したいというご相談でした。ご住所を地図で検索すると民家として表示され、周辺にお墓が見当たらない状態でした。

らくサポからは、敷地内のお墓は地図に出ないことが多いため建物とお墓のお写真で位置を確認できること、撤去の範囲(全体か一部か)で見積もりが大きく変わるため印を付けて教えていただきたいこと とお伝えしました。

対応結果:位置と撤去範囲の確認まで整いました。最終的には地元の業者へ依頼されるご判断となり、私たちはその決断を尊重してお見送りしました。

ケース4:山道の先のお墓で、費用が上がる理由を確認した方

トラックが途中までしか入れず、そこから坂道を登った先にお墓があるというご相談でした。

らくサポからは、人手で運び出す区間が長いと人員と日数が増えて費用が標準より上がること、正式な見積もりは現地確認のうえでお返しすること、粉骨などの扱いはご遺骨の移し先の方針で変わるため先にご確認いただきたいこと とお伝えしました。

対応結果:概算の目安と確認の順番を整理でき、移し先への確認と並行して落ち着いてご検討いただく形になりました。

ケース5:金額次第で「やめる」選択も持ちながら進めた方

重機が入りにくい山のお墓で、「金額によってはやめるかもしれない」と率直にお話しくださったご相談でした。

らくサポからは、見積もりを見てから見送るご判断でもまったく構わないこと、まずは費用を抑えた形のお見積もりからご案内すること とお伝えしました。

対応結果:無理のない形で見積もりに進み、金額を見てからご家族で決めるという進め方にご納得いただけました。

具体的にできること

事例からも分かるように、敷地内のお墓は「条件の伝え方」と「進め方の選び方」で、費用も安心感も変わります。

  • お墓の位置関係(母屋・畑・山の斜面との並び)と、車が入れるかどうかを写真で共有する——概算の精度がぐっと上がります
  • 撤去の範囲を決める(基礎まで更地にするか、石塔だけにするか)——二通りの見積もりを取って比べることもできます
  • ご予算の上限があれば先に伝える——その範囲でできる進め方を一緒に整理できます
  • ご遺骨の移し先(永代供養・納骨堂など)の候補を考えておく——移し先の方針で手続きや粉骨の要否が変わります
  • 複数社の見積もりを比べる——相見積もりは歓迎です。金額を見てから見送る判断も、もちろん構いません

まとめ

自宅の敷地内にあるお墓の撤去費用は、「重機が入るか」「どこまで撤去するか」「ご遺骨をどこへ移すか」の3つで決まります。まずは費用シミュレーターで目安を確かめるか、敷地とお墓のお写真をお送りいただければ、あなたのお墓に合わせた概算と進め方の選択肢をお返しします。金額を見てから決めていただいて大丈夫です。「地図にも出ない、うちだけのお墓」の最初の一歩を、一緒に整理させてください。