
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。
目次
- 1 はじめに
- 2 第1章:「不安が多く、少し恥ずかしく」|初めてのご相談を、LINEで打ち明けてくださったご家族
- 3 第2章:「面倒な客ですよねー」|詐欺への不安をお持ちのご相談者様と、業者名を明示してお返ししたこと
- 4 第3章:「最後に身内も一緒に見届られて、嬉しい」|閉眼供養のお立会を望まれた叔父様のお気持ち
- 5 第4章:「きっちり40万で、お願いできましたら」|生活保護を受給されている叔父様のための、お値引きのご相談
- 6 第5章:「墓石の撤去に関するところもご本人さまに」|お墓のルールが判明した日
- 7 第6章:「今回は残念ですが、こちらで頑張りたい」|お引き受けに至らなかったご縁と、それでもご相談を寄せてくださったご家族
- 8 墓じまいのご相談はこちら
はじめに
「本当に感謝しています。いろいろアドバイスをいただき、助かりました。」
これは、23日間のご相談の終わりに、ご相談者様からいただいたお言葉です。
本記事は、私たちらくサポが 対応事例集を始めるにあたって、初めて公開する「成約に至らなかった事例」 です。
「ご相談はいただいたけれど、最終的に当社にはお任せいただけなかった」——そんな事例も、ご相談に至るまでのお話の中身も含めて、ありのままにご紹介する。
これが、私たちらくサポが対応事例集を通じてお伝えしたい姿勢のひとつです。
ご相談者様は、横浜のお墓のお話で、生活保護を受給されている叔父様を想ってご相談くださったご家族でした。
叔父様は身体が不自由で、お墓参りに動けるご家族も少しずつ減っていく——そんなご状況のなか、ご相談者様(叔父様の姪)が窓口に立ってくださり、3月25日のLINEメッセージから23日間、ご家族のためにお話を進めてくださいました。
最終的に、お墓のご利用先の規約により、私たちらくサポにお引き受けいただける範囲が大きく縮小することになり、ご相談者様のご判断で、ご自身でお進めいただくかたちとなりました。
それでも、ご相談者様からいただいた「本当に感謝しています」というお言葉が、私たちにとってはひとつのお返事でした。
お引き受けの可否ではなく、ご相談の中身を、23日間の対話そのものをお伝えします。
事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お墓の場所 | 横浜のお墓 |
| ご相談者様 | 叔父様の姪 |
| 特殊事情1 | 叔父様は生活保護受給・身体が不自由 |
| 特殊事情2 | お墓ご利用先の規約で、墓石撤去業者は指定石材店のみ |
| 期間 | 71メッセージ・約23日間 |
| 結末 | 失注(らくサポへのご依頼範囲が海洋散骨のみとなり、ご家族の判断でご自身でお進め) |
ご相談者様とのやり取りの23日間で、ご家族にご紹介できた選択肢は次のようなものでした。
| 選択肢 | 概要 |
|---|---|
| 共同墓への永代供養 | お墓を撤去後、合祀型の永代供養先へ |
| 海洋散骨 | お骨を粉骨してご一緒に海へ |
| 新しい個別お墓への改葬 | 既存お墓を撤去し別のお墓へ |
この記事のお話
- お客様のご事情:横浜のお墓のお話。生活保護を受給されている叔父様を想うご家族。「不安が多く、少し恥ずかしく」とLINEからご相談
- らくサポがお伝えしたこと:見積もり内訳の正直なご案内/横浜のお墓ご利用先のルール確認/海洋散骨の選択肢のご提示
- LINEでのやり取りの結末:お墓ご利用先の規約上、らくサポへのご依頼範囲が海洋散骨のみとなったためご家族の判断でご自身でお進めいただくかたちに。それでも「本当に感謝しています」のお言葉
第1章:「不安が多く、少し恥ずかしく」|初めてのご相談を、LINEで打ち明けてくださったご家族
最初のご相談メッセージは、3月25日のお昼すぎ。
はじめまして、、、 まだ検討中なのですが、横浜のお墓があります。
今後、お墓参りに行けるものがいなくなっていくので、どのくらいの費用がかかるのかを知りたいです。
あと高齢のものが多く、あまり動けないこと。
生活保護を受けているため、あまり費用もかけられないこと。
不安が多く、少し恥ずかしく、、、 まずはLINEで相談しています。
——お墓参りに行ける方が、ご家族の中で少しずつ減っていく。
ご高齢の親族の方が、お墓まで動かれるのも難しくなってきている。
費用の面では、生活保護を受給されているご親族(叔父様)のご事情もある。
だからこそ、「お墓のことをどうにかしないと」というお気持ちが、初めて行動として表れた一通だったのだと思います。
「不安が多く、少し恥ずかしく」というお言葉に込められていたのは、お墓じまいというお話が、初めての方にとってどれほど未知の領域か、という現実でした。
費用がいくらかかるのか、何が必要なのか、誰にどう相談すればいいのか——。
一つひとつの基本的な情報を確かめるのに、お電話だと気が引けてしまう。
だからまずLINEで——というご決断でした。
私たちの担当からは、まずこうお返ししました。
ご不安な中、お気持ちを打ち明けてくださり感謝いたします。
決して恥ずかしいことなどございませんよ。
将来のことを考え、今こうして動かれていることは、ご家族にとっても非常に大切な一歩だと思います。
ご相談者様は、お墓を継承される直系のご親族ではなく、叔父様の姪としてご相談に動かれていました。
叔父様はご高齢で、ご身体も不自由なご状況。
ご相談者様がご家族の中で、お話の窓口を引き受けてくださっていました。
叔母が亡くなり、これを機に横浜のお墓には納めず、海洋散骨を考えています。
その際、横浜のお墓に入っている納骨も一緒に海洋散骨することが、今後迷惑をかけずにすむかと思っているのです。
——亡くなられた叔母様のお骨を、横浜のお墓に納めるのではなく、お墓に既に入っているご親族のお骨と一緒に海洋散骨する、というお考え。
これは、将来の管理者がいないことを見越したご決断でした。
私たちの担当からは、海洋散骨の料金、ご予算(25万円ご希望)に対する現実的なレンジ(35万円程度まで)、お骨の数のご確認、お墓のサイズによる料金変動など、一つひとつをお返ししました。
お墓のサイズや種類は、ご相談者様もまだ把握されていないご状況。
叔父様にご確認していただきながら、お墓の管理番号や記載されているお名前、お骨の数を、少しずつご共有くださいました。
第2章:「面倒な客ですよねー」|詐欺への不安をお持ちのご相談者様と、業者名を明示してお返ししたこと
3月30日に郵送先のご住所をお伺いし、4月4日にお見積書を書面にてお送りしました。
お見積書を受け取られたご相談者様から、こんなご質問が届きました。
あと墓石解体業者と海洋散骨の業者名は教えていただけますか⁉️ このご時世なので、詐欺も多く不安もありまして、、、 御社は愛知県と記載されていますが、仲介会社と解釈してよろしいでしょうか、、、 細々とお聞きして失礼かと思いますが、金額が大きいので、すみませんが確認させてください。
——終活まわりの費用は、ご家族にとってまとまった金額のお話になります。
「このご時世なので、詐欺も多く不安もありまして」というお言葉は、ご相談者様にとって率直なお気持ちでした。
書面のお見積書には、当社の所在地(愛知県内)が記載されています。
ご相談者様にとっては、横浜のお墓のお話を、愛知県内の当社が担当することへの、業界構造的なご質問でもありました。
「仲介会社と解釈してよろしいでしょうか」というご確認です。
直後、ご相談者様からもう一通。
なんだか面倒な客ですよねー 本当にすみません
——ご自身を「面倒な客」と表現される、ご相談者様の慎ましさ。
一方で、確認すべきことは確認しておきたい、というご家族としての責任。
両方が同じメッセージに込められていました。
私たちの担当からは、翌朝こうお返ししました。
いえ、大丈夫ですよ 今回お墓の施工を担当するのは、横浜市の現地の石材店です 海洋散骨は提携の散骨会社でございます 当社は愛知県にございます 墓じまいは関係者や手順が複雑なためそれらの一括とりまとめとして各業者への調整を含めた仲介をしております
——業者名・所在地・らくサポの立ち位置を、率直にお伝えしました。
「仲介」という形は、ご家族にとっては「中間マージン」のイメージで捉えられることもあります。
私たちらくサポが大切にしているのは、お墓じまいに関わるお寺様・石材店様・行政手続き・郵送・新しい受入先など、複数の関係者との調整を 一括でとりまとめる役目 を引き受けることです。
ご家族にそれぞれの関係者と個別に交渉していただくと、ご負担も大きくなりますし、関係者間の調整にも時間がかかります。
「仲介」のかたちが、ご家族にとってどんな価値を持つか——その透明性をお伝えすることが、ご質問への誠実なお返しでした。
ご相談者様からは「ご丁寧にどうもありがとうございます。母と叔父にも相談してみたいと思います」というお返事。
ここからは、ご家族で前向きに検討してくださることになりました。
第3章:「最後に身内も一緒に見届られて、嬉しい」|閉眼供養のお立会を望まれた叔父様のお気持ち
4月6日、ご相談者様からこんなご質問が届きました。
前向きに検討しております。
少し質問、よろしいでしょうか、、、 解体前、お坊さんに唱えていただくなどの流れはありますか?
また解体日は日が合えば、見学させていただけたりするのでしょうか、、、
——閉眼供養(魂抜き)の流れ、そして解体日のお立会についてのご質問。
ご相談者様は、当初のお見積もりには閉眼供養が含まれていない(横浜のお墓の管理者へのお寺様のご手配や、お布施は別途)ことをご確認の上、改めて当社経由でお坊様の手配が可能か、お布施の金額がいくらか、をお伺いくださいました。
私たちの担当からは、お布施代33,000円のご案内とともに、「ご希望であれば見ていただいて結構ですが、安全には十分ご注意下さいませ」とお返事。
その翌日、ご相談者様からこんなお言葉が届きました。
いろいろ相談に乗ってくださり、とても助かっています。
お坊さんの供養の件ですが、これで最後になるため、一緒に拝むことはできるでしょうか、、、難しいかしら、、、
——「これで最後になるため」。
何十年も続いてきたご家族のお墓を、これでお閉まいすることになる。
そのお閉まいの儀式に、ご家族で一緒に立ち会いたい——叔父様にとっても、ご相談者様にとっても、ご家族の節目としての大切なお気持ちでした。
私たちの担当からは:
住職の供養とお立会をご希望ですね、かしこまりました。
故人様にとっても看取って頂けるのは喜ばれると思います。
そして、ご相談者様のお返事:
最後に身内も一緒に見届られて、嬉しいです。
——お墓じまいというお話を、ただの「お墓の撤去」としてではなく、ご家族の歴史の節目として捉えていらっしゃるご相談者様のお気持ち。
一通のメッセージから、ご家族のお墓へのお気持ちの深さが伝わってきました。
ご家族でご相談を重ねていただきながら、私たちはお寺様との調整を進める段取りに入りました。
閉眼供養(魂抜き)の当日にご家族にご準備いただく主な事項は、次のとおりです。
- お墓の管理事務所への閉眼供養の申し込み・お立会いのご連絡
- お花・お線香・ろうそくなどの持参(お墓の管理者様のご指示に従う)
- お布施のご準備(らくサポ手配のお寺様分は当日または事前お振込み)
- 当日のお立会いのご都合と、お帰りの見込み時間の共有
第4章:「きっちり40万で、お願いできましたら」|生活保護を受給されている叔父様のための、お値引きのご相談
4月7日、ご相談者様から、もうひとつ大きなご相談がありました。
金額の面ですが、先日の見積もり金額にお布施代33,000円を足した金額になるのでしょうか、、、本当に図々しく、このご時世なので、無理を承知での確認になりますが、お値引きは難しいですか🙏
——お値引きのご相談。
私たちらくサポは、基本的に値引きを先回りでご提示することはいたしません。
これは、ご家族にとっても、当社にとっても、長期的によい関係につながらない、と私たちが考えているからです。
値引きを安易にお出しすると、適正価格でのご提示ができなくなり、ご家族にも「最初から下げられた額があったのでは」というご不信が残ります。
それでも、ご相談者様からのこの一言には、私たちも丁寧に向き合いたい——という気持ちがありました。
見積もり金額とお布施代を含めて、416,500円になるかと思います。
きっちり40万で、お願いできましたら、ありがたいです🙏 叔父さんは生保利用者で、金銭面では厳しい状況にあります。
ただ今後お墓を管理するものがいなくなるため、そのままというのは避けたいと考えています。
ご相談者様のお言葉には、叔父様のご事情、ご家族としてお墓を放置できないというお気持ち、そして「無理を承知で」というお詫びが、すべて込められていました。
私たちの担当からは、こうお返ししました。
かしこまりました、総額でのお値引きなら何とか調整させて頂きます
416,500円から、税込40万円への調整。
差額の16,500円分を、当社側で吸収するかたちで承りました。
「ご事情があるご家族には、できる範囲で歩み寄る」——これは、らくサポが理念として大切にしているお話ですが、毎回お値引きをお出しすることはいたしません。
ご相談者様のご事情と、お話の進め方、ご家族としてのご決断の重さ——それらを総合して、私たちの側でできる調整がある時にだけ、お話を進めさせていただきます。
ご相談者様からは「叔父さんの承諾を得ましたら、早々に正式な申し込みをしたいと思います」というお返事。
4月10日、叔父様のご了解もいただかれ、正式なお申し込みのご意向をいただきました。
先日、総額40万円でとなりましたが、追加料金が発生することは心配しなくて大丈夫でしょうか、、、そして、支払いに関してですが、このご時世、詐欺が非常に多いので、もしできましたら、作業完了あとにお願いできたら安心ですが、どのようなかたちでしょうか、、、
「追加料金が発生しないか」「後払いが可能か」——ご家族にとって、当然のご不安です。
私たちの担当からは:
それでは税込40万円にて再度ご請求書をお作り致します。
追加料金が発生しないよう、確定金額でご請求とさせていただきますね。
支払いは作業完了後の後払いで結構ですが、お申込書を頂きます。
——後払い対応も、当社では通常お受けしない形ですが、ご相談者様のご事情・ご家族の慎重な進め方・前金後払いの確認が複数回繰り返されてきたお話の流れを踏まえて、お受けすることになりました。
ご相談者様からはご住所をお送りいただき、私たちもお申込書のご送付の準備を進めていました。
第5章:「墓石の撤去に関するところもご本人さまに」|お墓のルールが判明した日
4月11日のお昼すぎ、私たちの担当からご相談者様にこんなご報告を差し上げることになりました。
お世話になります、閉眼供養の件について、横浜のお墓に確認を致しました
結論、閉眼供養およびお骨の取り出しは横浜のお墓にて執り行うルールのようで、当社から手配することが出来ませんでした
供養とお骨の件、ならびにお立会の調整は横浜のお墓の管理事務所へお願い出来ますでしょうか?
また、これに際して当社ご請求のお見積もり金額が減額となります 内容としては、墓石撤去に関わる料金・海洋散骨料に関わるのみとなります 閉眼供養ならびにお骨の梱包・郵送料はかかって参りません
——横浜のお墓の管理者様は、閉眼供養とお骨の取り出しを、ご利用者様ご自身でお手配いただくルールでした。
お墓じまいを進める上では、お墓ごとに「どこまでが当社で手配可能か」「どこからがご利用者様ご自身でお動きいただく必要があるか」というルールがあります。
多くの場合、当社で一括手配ができるのですが、お墓によっては、独自のお手配ルールがあるところがあります。
事前にお問い合わせをして確認するのですが、横浜のお墓の管理者様のルールが当初の想定と異なり、お骨の取り出しと閉眼供養はご利用者様ご自身でお手配いただく必要があることが、ここで判明しました。
私たちの担当としては、ご相談者様のご負担を増やしてしまう形でのご報告でした。
ご相談者様からのお返事は、こうでした。
お知らせ、どうもありがとうございます。
う〜ハードルが高くなってきました。
手続きに関しては、こちらで行わなければならないのですね。
どうしましょう💦 とりあえず、週明けに問い合わせてみますね。
できればこのまま放置は避けたいので、頑張ってみたいと思います。
——「ハードルが高くなってきました」というお気持ち。
ご家族として、ここで諦めずに前に進む選択をしてくださいました。
私たちの担当からは:
お手間をおかけし申し訳ありません、こればかりは管理者のルールでどうしようもなく 進める中でご不安やご質問があればサポートさせて頂きますので、何かあればお知らせ下さいませ
ご相談者様からは「いえいえここまでいろいろとアドバイスをいただき、とても感謝しています」とのお返事。
——お引き受けの形が変わっても、ご家族へのサポートは続ける。
それが、私たちにできる誠実なかたちでした。
横浜のお墓のご利用先のルール確認から分かった、お墓ごとに異なる手続きの例として、次の点があります。
- 閉眼供養・お骨の取り出しはご利用者様自身でお手配が必要なケース
- 墓石撤去業者はご利用先の指定石材店のみ対応のケース
- 海洋散骨は当社から受入証明書の発行が必要なケース
- 撤去工事前に、業者との契約書写しをご利用先へ提出するケース
この事例の対応のポイント
- 「不安が多く、少し恥ずかしく」と最初に打ち明けてくださった気持ちを受け止める対話から始めた
- 横浜のお墓ご利用先の規約を確認し、当社にお任せいただける範囲を正直にお伝えした
- 結果的にご家族の判断でお引き受けに至らなかったが、「成約しなかった事例」もありのまま公開する
- 失注事例こそ「ご家族にとっていちばん良い形」を尊重したかたち
第6章:「今回は残念ですが、こちらで頑張りたい」|お引き受けに至らなかったご縁と、それでもご相談を寄せてくださったご家族
4月17日、ご相談者様から最後のメッセージが届きました。
連絡が遅くなってしまい、すみませんでした。
横浜のお墓に問い合わせたところ、墓石の撤去に関するところもご本人さまにお願いしたく、業者に問い合わせて、見積もりしてもらい、きまりましたら契約書の写しを持ってきてくださいと言われました。
となるとお願いする部分は、海洋散骨の部分だけとなり、それでは申し訳ないと思いまして、、、 今回は残念ですが、こちらで頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました
——閉眼供養とお骨の取り出しだけでなく、墓石の撤去業者の手配もご相談者様ご自身で進めなければならないことが、横浜のお墓への直接のお問い合わせで判明しました。
当社にお願いいただく範囲が「海洋散骨のみ」になるのであれば、ご家族として一括でお願いできる形ではなくなる——「それでは申し訳ない」というご相談者様のお気持ちでの、ご決断でした。
私たちの担当からは:
ご確認ありがとうございました 施工業者についてはご安心ください、お墓ご利用先指定の石材店と調整の上お見積りをしております
ご相談者様からは:
こちらで手続きに行く際に墓石撤去工事の契約書の写しと海洋散骨の受入証明書を持っていかなければならないようなんです。
手続きはお願いできないようですし、こちらでやろうかと思います。
いろいろありがとうございました本当に感謝しています。
いろいろアドバイスをいただき、助かりました。
——お引き受けには至りませんでしたが、3週間のご相談を「感謝」のお言葉で締めくくってくださいました。
私たちの担当からは:
承知しました、スムーズに進むことをお祈り致します
——ここで23日間のご縁は、ひとつの形を整えました。
3月25日、「不安が多く、少し恥ずかしく」と打ち明けてくださったご相談者様。
23日の間に、ご家族と話し合い、叔父様にも確認し、お値引きをご相談くださり、後払いをご希望くださり、最後には「こちらで頑張りたいと思います」と前を向かれた。
そして最後にくださったお言葉が、こちらでした。
「本当に感謝しています。いろいろアドバイスをいただき、助かりました」
らくサポとしてお引き受けには至らなかったご縁です。
お見積書も書面でお出ししました。
お値引きも調整させていただきました。
後払い対応もご了解しました。
それでも、お墓のご利用先のルールにより、私たちにお任せいただける範囲が「海洋散骨のみ」と縮小し、ご家族が一括でお願いできる形ではなくなりました。
「成約しなかった」のではなく、「ご家族にとっていちばん良い形が、私たちにお任せいただく形ではなかった」。
それは、私たちらくサポが当初からお伝えしている哲学——「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えする姿勢、本当はご自身でできることまでお引き受けしないという姿勢——と地続きの結末でもありました。
23日の間に交わさせていただいたお話が、ご家族にとっての方向性のご整理にお役立ていただけたのなら、それが私たちにできた一番の伴走だったと思っています。
「らくサポでお引き受けできた事例だけを並べる」のではなく、お引き受けに至らなかった事例も、ご相談に至った経緯ごと、ありのままに掲載する——これが私たち対応事例集の方針です。
生活保護を受給されている叔父様を想って動かれたご家族と、私たちが23日の間に紡いだ対話の中身が、これからお墓じまいを検討されるどなたかのご参考になれば嬉しく思います。
ご相談者様のご家族の墓じまいが、その後スムーズに進まれていることを、私たちらくサポは心からお祈り申し上げます。
墓じまいのご相談はこちら
らくサポでは、墓じまいのご相談を年中無休でお受けしています。
お見積もりは無料、何度でもご相談いただけます。
- お電話でのご相談:050-5794-7378
- LINEでのご相談
「LINEで気軽にまず相談したい」「費用の面で不安がある」「お墓の管理者のルールが分からない」「詐欺ではないか確かめたい」——どんなご事情でも構いません。
まずは状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。


