お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。

項目 内容
ご相談の入口 ホームページをご覧になり、お電話を頂戴
サービス 墓じまいに関する一般的なご質問(ご検討段階)
このお電話の位置付け お見積りの前段階。「墓じまいをした後、皆さんどうしてるんですか?」 という一般論のご質問にお応えする回
ご質問の中心 ご自身が亡くなった時に永代供養をお願いする予定。
それまでの間、お墓もない・手元供養もしないという方はいるのか?
お電話の長さ 約5分

2026年5月のある日。
ホームページをご覧くださったお客様から、私たちの窓口へ一本のお電話を頂戴いたしました。
お電話の最初のお言葉はこうでした。

「墓じまいをしようかと思ってるんですけれど。一般的なことをお尋ねしたいんですけど」

具体的なお見積りや日程のお話ではなく、 墓じまいを終えたあと、皆さんはどうされているのか という、ご検討段階の素朴なご質問。
ご自身のお墓のことだけではなく、 「これから先、自分のお骨はどうなるのか」 という終活全体のご視野でのご相談でした。

この記事のお話

  • お客様のご事情:墓じまいをご検討中。ご自身が亡くなった時はお寺様に永代供養をお願いするご予定。それまでの間、お墓も手元供養もしない方はいるのか、というご質問
  • らくサポがお伝えしたこと:墓じまい後のお骨の行き先は人それぞれであること/永代供養・散骨・自宅でのご保管など、ご家庭ごとに違うかたちを取られていること/どのかたちでも大丈夫であること
  • お電話の結末:一般的なご質問にお応えする回として終了。「墓じまいのご依頼の時には、改めてご相談させてください」とのお言葉を頂戴し、継続のご検討へ

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第1章:「一般的なことをお尋ねしたいんですけど」――お見積り前の素朴なご質問

お電話のご用件は、お見積りや日程ではありませんでした。

「すみません、ホームページを見て電話したんで。墓じまいをしようかと思ってるんですけれど。一般的なことをお尋ねしたいんですけど」

「お墓を倒してもらう、その後って 皆さんどうしてるんですかね?

「私が死んだら永代供養か何かでお寺様に契約しようと思ってるんですけど、それまでって何もない、手元も供養しないで、お墓もないで仏壇だけっていう方とか、いらっしゃるんですかね?」

ご質問の中心は、「墓じまいを終えてから、ご自身が亡くなって永代供養に入るまでの間」のお骨や供養のかたちでした。

お墓じまいに関するご相談には、大きく分けて二つの段階があります。

  • 段階1:実際の手続き・お見積りに入る前の 「一般論を知りたい」段階
  • 段階2:場所・宗派・ご希望日が見えてきての 「お見積り・段取り」の段階

今回のお電話は、段階1のご相談でした。
具体的なお墓の場所もご宗派も伺っていない、もっと手前の 「皆さん、どうされていますか?」 というご質問。
お見積りに直接結びつかないご相談であっても、お電話を頂戴したからには、一般論のなかでも具体的にお応えする のが、私たちの基本のスタンスです。

ご相談の段階別に、私たちがお応えする内容を整理しておきます。

ご相談の段階 主なご質問 私たちのお応え
段階1(一般論) 「皆さんどうしてるんですか?」 お骨の行き先の選択肢/人それぞれであること/後悔のないご判断のコツ
段階2(具体相談) 「いくらかかる?」「いつできる?」 お見積り/お寺様・市役所手続きの段取り/作業日程

段階1で 一般論を丁寧にご一緒に整理する ことが、段階2に進まれる際のご納得につながります。

第2章:「皆さんどうしてるんですかね?」――お骨の行き先は人それぞれ

お客様のご質問にお応えする形で、担当者からは 墓じまい後のお骨の行き先 の一般的なかたちをお伝えしました。

「お墓じまいでお墓を解体して撤去して、その時のお骨を 永代供養に移す方海洋散骨にされる方、あと 自宅でご保管 という方もいらっしゃるので」

「ご自身の考え方次第で、どんなかたちでも大丈夫ですよ」

つまり、墓じまいの後のお骨の行き先は、ひとつに決まったかたちはなく、ご家庭ごとに違うご選択 をされている――というのが現場で見えているお応えです。

私たちが普段ご相談を受けるなかで、お骨の行き先としてよくご相談頂くかたちを、選択肢としてまとめておきます。

選択肢 内容 ご相談で多いご事情
永代供養へ移す お寺様・お墓の管理事務所などに永代でご供養をお願いする ご家族が遠方にいらっしゃる/お墓守りをされる方がいらっしゃらない
散骨 海・山などにお骨を撒くかたちでお見送りする ご本人やご家族のご希望/お墓を継ぐ方がいらっしゃらない
自宅でのご保管(手元供養) ご自宅で骨壷や小さなご位牌のかたちでご保管する ご家族のお気持ちの整理にお時間をかけたい/一旦お手元に置いておきたい
新しいお墓・納骨堂へ移す 別の場所のお墓・納骨堂などへ移す(改葬) お住まいの近くへ移したい/ご親族で集約したい

ここで担当者がお伝えした 「どんなかたちでも大丈夫」 という一言は、ただの慰めの言葉ではありません。
墓じまい後のお骨に 法律で決まった「正解の置き場所」 があるわけではなく、改葬許可など行政手続きの範囲を守って頂ければ、ご家庭ごとのお考えで自由にお決め頂けるご事情があるからこそ、そう申し上げられるのです。

第3章:「火葬場で焼いてもらって、そのままお願いして」――先のお骨のことも、一緒に考えていらっしゃる

お電話のなかで、お客様はご自身の終活もご視野に入れて、率直にお気持ちをお話しくださいました。

「もう私が亡くなった時は 子供にもう火葬場で焼いてもらって、そのまま 、そちらのお骨も一緒にそちらで引き取ってくださいってお願いして」

「お母さんは、それでいいけん、って」

ご自身が亡くなった時のことを、お子様にもう伝えてあるんですね

「伝えてあるんだけど」

お客様は、ご自身の墓じまいのご相談だけでなく、ご自身が亡くなった後のお骨の引き取り までを、お子様にお伝えしていらっしゃるとのこと。
終活というかたちで、 ご家族へのご意向の引き継ぎ を、すでに進めていらっしゃるご様子でした。

「直近の3回忌・15回忌の父と母、それと15年前に亡くなった祖父のお骨が」

「もう一度、火葬してもらおうかなと」

「火葬場で 市役所の方に手続きしてもらえれば、火葬してもらえますよ ということで」

「お金も、こうやって供養するところにきちんと行くんですよ、ということで聞いたんですけれども」

ここで出てきた 「もう一度火葬する」 とは、墓じまいで取り出した古いお骨を、改めて火葬場で お焚き上げに近いかたち でご整理頂く手続きのことです。
市役所での所定のお手続きを経て、火葬場でお預かり頂き、供養先に納めて頂く――というご案内を、別のお問い合わせ先からお聞きになったご様子でした。

このように、 お客様ご自身がすでにいくつかの選択肢をお調べになって、その上でご相談くださる ことは、終活まわりのご相談ではよくあります。
だからこそ、私たちは 「お客様が知らないことを一から教える」 のではなく、「お客様がお調べになった内容を整理して、ご判断のお手伝いをする」 のが基本のスタンスになります。

ここまでに整理された、お客様ご自身がお決めになっていたことを並べてみます。

  • ご両親・祖父のお骨は、再度の火葬とご供養先のお手配で整理する方向
  • ご自身が亡くなった時のお骨は、永代供養をお寺様にお願いする
  • お子様には、火葬場で火葬してそのままお骨を永代供養先にお願いするよう、すでにお伝え済み
  • 残るご相談は:「墓じまい後〜ご自身の永代供養までの間、何もしない時期があってもよいのか?」

ここまで具体的にお決めになっているお客様には、私たちからは 「ここまでお決めになっていれば、ご安心ください」 という一言を申し上げるのが、いちばん大切なお応えになります。

第4章:「仏壇だけっていうかたちでも、大丈夫ですよ」――過渡期のかたちは自由でよい

お客様のいちばんのご不安は、「お墓もない、お骨も手元になく、仏壇だけがあるという状態」 が、果たして許されるのか、という点でした。

「お墓もないで、手元も供養しないで、仏壇だけ っていう方とかいらっしゃるんですかね?」

「あの、人ほんとに、ご自身の考え方次第ですよね。どんなかたちでも大丈夫ですけど」

雑談に置いといても、それはそれで、逆に近くでいいのかもしれないし」

担当者は、 「仏壇だけのかたちでも大丈夫」 とお応えしました。
お墓もなく、手元供養もしない、お仏壇だけ――というかたちは、決して「変わったかたち」ではありません。

特に 墓じまいから永代供養までの過渡期 には、お骨は永代供養先に移し、お墓は撤去し、ご自身は仏壇でお手を合わせるだけ、というかたちでお過ごしになるご家庭は、現場の感覚として多くいらっしゃいます。

「行かなくてもいい、というかたちで」

「そうそうそうそう」

もう人それぞれ、ということですよね、やっぱり。考え方の違いっていうか」

「人それぞれ」――。
お電話のなかで何度か繰り返されたこの言葉が、このご相談の核心でした。

お墓じまいの後のお骨のかたち・供養のかたちには、決まった一つの正解はなく、ご家庭ごとのお考えで自由にお決め頂けるご事情があります。

担当者がお伝えしたお応えの3本柱

  • 墓じまい後のお骨の行き先は 永代供養・散骨・ご自宅でのご保管 など、ご家庭ごとに違うかたちでよい
  • お墓もなく、手元にもお骨を置かず、 仏壇だけ というかたちでも、決して珍しいことではない
  • 後悔のないかたちは、 ご自身の考え方 でお決め頂ければ大丈夫

第5章:「墓じまいのご依頼の時に、また」――一般論のお電話で終わるご相談も大切に

お電話の終盤、お客様はご自身のご検討状況をこうまとめてくださいました。

「墓じまいということで、ちょっと 一般的なことをお尋ねしたい なと思って」

「実際に 依頼する時には、また改めて ご相談させて頂くかもしれないです」

具体的なお見積りやご依頼ではなく、 一般論のご質問にお応えする お電話として、約5分間で終了――。

この種の一般論のご相談には、お見積りや作業日程の確定には進まないご相談も多くあります。
けれども私たちは、 「お見積りに進まないご相談だから手を抜く」 ということは致しません。

なぜなら、終活まわりのご検討は、 一度のお電話で全部が決まるわけではない からです。

  • 最初のお電話で 一般論を理解 される
  • お時間をおいて、ご家族でお話し合いになる
  • お墓・お寺様・お住まいの市区町村との関係を確認される
  • 改めて 具体的なご依頼のお電話 を頂戴する

このような段階を踏んでご相談くださる方は、終活まわりでは少なくありません。
だからこそ私たちは、一般論のお電話のなかでも 「ご相談者様にとって本当に必要な情報は何か」 を見極めて、丁寧にご一緒に整理させて頂きます。

今回のお電話で、ご一緒に整理させて頂いた論点を改めて整理しておきます。

  • 墓じまい後のお骨の行き先には複数の選択肢があること
  • どれを選んでも「正解/不正解」というかたちではないこと
  • 墓じまいから永代供養までの間、 仏壇だけのかたちで過ごされる方 も普通にいらっしゃること
  • ご自身のお考えでお決め頂ければ、それが そのお家にとっての正解 であること

最後にお客様からは、 「実際にご依頼の時には、また」 とのお言葉を頂戴いたしました。
今のご検討段階でできることを一つひとつ整理して頂きながら、お進めになりたい時にいつでもご連絡頂ける――そんな関係でお別れすることが、 段階1のご相談での着地として、いちばん大切な形 だと、私たちは考えています。

この事例の対応のポイント

  • お見積りに直結しない一般論のご質問であっても、選択肢を具体的にお伝えしながらご一緒に整理した
  • 「お墓もなく仏壇だけ」のかたちが珍しくないことを率直にお伝えし、お客様のご不安を和らげた
  • ご自身がすでにお調べになっていた市役所の再火葬のお手続きに、「ご安心ください」のお応えを添えた

おわりに――「一般的なお話」のお電話も、らくサポは大切にお応えします

具体的なお見積りやご日程の確定には至らない、 「皆さん、どうされているんですか?」 という一般論のお電話――こうしたご相談は、終活まわりではとても多く頂戴します。

「お見積りに直接結びつかないご相談だから、後回しにする」――そんなふうにはお応えしません。
終活まわりのご検討は、ご家族のお考え・お寺様とのご関係・お住まいの市区町村のお手続きなど、一度のお電話で全部が決まるご相談ではないからです。

今回の約5分のお電話のなかでも、墓じまいの後のお骨のかたち・「お墓もなく仏壇だけ」のかたちが珍しいことではないこと・ご自身の考え方で自由にお決め頂けること――そして、お客様がすでにお調べになっていた市役所での再火葬のお手続きについて、私たちは 「ご安心ください」のお応え をお伝えさせて頂きました。

ご自身が亡くなった後のことまでをご視野に入れた終活のお話は、なかなかご家族のなかでも切り出しにくいご事情があります。
そんなときに、 第三者の窓口として、ご一緒に整理させて頂ける相手 がいることは、ご安心の一つになるはずです。

私たちの窓口は、お見積りに至らない一般論のお電話であっても、 「ご一緒に整理する」 という姿勢でお応えいたします。
実際のお墓じまいのご依頼にお進みになる時には、その時に改めてご相談頂ければ大丈夫です。
今のご検討段階で、 お一人で抱え込まずに、お話しになりたいときにお話しになれる ――そのための窓口でありたいと思っています。

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「墓じまいをした後、皆さんどうされてるの?」「ご自身が亡くなった後のお骨のかたちを、家族にどう伝えればいい?」「永代供養までの間、仏壇だけのかたちでもいいの?」——どんなご事情でも構いません。
まずはお電話一本、状況を伺うところから、ご一緒に整理させていただきます。

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