お客様対応事例

「お墓が遠くて、なかなかお参りに行けない。自宅の近くへ移せたら——」そうお考えになったとき、まず気になるのが費用だと思います。お墓の引越し(改葬)は「移した先」にも費用がかかるため、全体像がつかみにくいものです。ここでは、実際のご相談をもとに、改葬費用の考え方と抑え方をお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。

改葬の費用は「三つの場所」に分けて考えます

改葬の費用は一つの金額ではなく、次の三つに分かれて積み上がります。

  • 元のお墓側の費用:墓石の解体・撤去と区画の整地、お性根抜き(閉眼供養)、改葬許可などの書類手続き
  • 移送の費用:ご遺骨の取り出しと運搬。遠方の場合はゆうパックでの郵送という方法もあります
  • 受け入れ先側の費用:新しいお墓・永代供養・納骨堂などの受け入れ費用。ご遺骨の数(柱数)で変わるのが基本です

このうち、書類とご遺骨まわりは柱数で、墓石の解体は1基単位で変わります。私たちは、お写真と区画のご状況をお送りいただいて「あなたのお墓の場合いくらか」を先にお返しするようにしています。

まずは費用の目安をご自分で知りたい方へ
いくつかの質問に答えるだけで、元のお墓側の費用(墓じまい費用)の概算が分かる「墓じまい費用シミュレーター」をご用意しています。相談の前に、まず目安を確かめてみたい方はこちらをどうぞ。

▶ 墓じまい費用シミュレーターで概算を調べる

実際のご相談から(5つのケース)

ケース1:歩いて通える場所へお墓を移したい方

ご高齢のご家族が歩いてお参りできるよう自宅の近くへ移したい、他社の見積りが思ったより高かった、というご相談でした。

らくサポからは、お写真から見立てた概算の目安と、写真だけで金額を断言せず現地調査から正確な見積りをご提案する進め方 とお伝えしました。

対応結果:概算の目安を確かめたうえで、催促はせず、ご家族のペースでじっくり検討いただける形になりました。

ケース2:遠方への移転を、複数名分まとめて進めたい方

今のお墓から遠く離れた土地の共同墓へ、複数名分のご遺骨をまとめて移したいというご相談でした。

らくサポからは、受入証明・埋蔵証明・改葬許可という書類の流れは距離に関係なく同じであること、費用は柱数で変わるものと1基単位のものに分けて考えること とお伝えしました。

対応結果:電話一本で費用と手続きの全体像が整理でき、ご家族で持ち帰って検討いただく段取りが整いました。

ケース3:受け入れ先の費用を比べて、納得して選びたい方

ご案内した受け入れ先の納め方に気持ちが追いつかず、地元の窓口のより安い案内と比べたい、というご相談でした。

らくサポからは、受け入れ先はご遺骨ごとに分けて選んでよいこと、地元の窓口の方が安いなら、まずご自身で直接問い合わせてみるのがよいこと とお伝えしました。

対応結果:ご自身で地元の窓口に確認し、難しければ改めて依頼するという、納得のいく順番で進むことになりました。

ケース4:遠方在住で、現地に行かずに進めたい方

遠くのお墓を自宅の近くに決めた受け入れ先へ移したい、現地への立ち会いは難しいというご相談でした。

らくサポからは、許可申請の提出代行・お性根抜きの手配・解体撤去までまとめてお引き受けできること、ご遺骨は郵送でご自宅へお届けできること とお伝えしました。

対応結果:現地への立ち会いを最小限にしたまま、写真と区画情報のやり取りで見積りへ進む形になりました。

ケース5:一部のご遺骨だけを近くへ移したい方

一部だけを自宅近くのお墓へ移し、残りは永代供養も含めて考えたい、何から始めればよいか分からないというご相談でした。

らくサポからは、元のお墓の撤去・ご遺骨の分け方・受け入れ先の三つに分けて整理すると進めやすいこと、最初の一歩は現地を一緒に拝見するところからでよいこと とお伝えしました。

対応結果:現地調査の段取りまで決まり、止まっていた検討がご家族のペースで動き始めました。

具体的にできること

改葬の費用は「組み立て方」で変えられます。私たちは「とにかく契約していただく」ことを目的にしていないので、ご自身でやった方が安く済むところは正直にお伝えします

  • 改葬許可などの書類手続きは、ご自身で窓口に出せば代行費用を抑えられます(提出の代行も可能です)
  • 受け入れ先は一つに揃える必要はありません。近くへ移す方と永代供養にする方を分けると、費用の組み立てが変わります
  • 元のお墓と受け入れ先の管理者が同じなら、書類の取り付けをまとめて進められることがあります
  • ご予算の上限を先に伺えば、その範囲に収める組み立てを一緒に考えます。当日いきなり請求することはありません
  • 相見積もりは歓迎です。他社と比べて納得して選んでいただければ十分です

まとめ

お墓を自宅の近くへ移す費用は、「元のお墓側・移送・受け入れ先側」の三つの組み合わせで決まります。まずは費用シミュレーターで元のお墓側の目安を確かめるか、お写真をお送りいただければ、あなたの場合の概算と費用を抑える進め方を正直にお伝えします。移すか墓じまいにするか迷っている段階のご相談も大歓迎です。「遠いお墓をどうにかしたい」という気持ちの整理から、一緒に始めさせてください。