
神棚を片づけようと思ったとき、「どこからどこまで引き取ってもらえるのか」が分かりにくい、というお声をよく頂きます。
お社そのものだけなのか、中に納めているお札や鏡、お供えの器まで含むのか。
さらに、お社を載せている棚板や、壁や天井に取り付けられた台はどうなるのか。
ここでは、実際にお寄せいただいたご相談をもとに、引き取りの範囲と、ご自身で先に済ませておくと安心な準備を、具体的な事例を交えてお答えします。
※以下の事例は、お客様が特定されないよう地域名・金額の詳細などを伏せて一般化しています。
引き取りの範囲は「お社」「中の小物」「棚板・台」の三つに分けて考えます
神棚まわりは、ひとまとまりのように見えて、実際は次の三つに分かれます。この三つを分けて考えると、ご自身で準備する部分と、お任せいただく部分がはっきりします。
- お社(神棚の本体)——お引き取りできます。横幅の寸法によって費用の区分が変わります
- 中の小物(鏡・お神酒の器・お供えの茶碗・お榊立てなど)——お社と一緒にお引き取りできます。数が多いときは、まとめて頂いた分量に応じてご案内します
- お札——一緒にお引き取りもできますし、お近くの神社様にご自身でお納めになっても構いません。どちらを選ばれても差し支えありません
- 棚板・上棚・造り付けの台——お社を下ろすことが基本のご依頼で、台はそのまま残して頂いても構いません。取り外して一緒に処分をご希望の場合は、作業の内容によって費用が変わりますので、現地を拝見してご相談させてください
お供えのお酒やお米、お水など、口に入るものだけはお客様のお手元で片づけて頂いています。それ以外の器や飾りは、そのままにして頂いて大丈夫です。
また、高い場所に取り付けられた神棚は、取り外しの作業を承ることもできますし、脚立で安全に届く高さで、ご自身で下ろして頂ける場合は、その分だけ費用を抑えられます。無理のない方をお選びください。
お焚き上げをご希望の場合、神棚は神社様にお納めしてお焚き上げして頂く形になります。ご自宅に神職の方をお呼びする形ではありません。お焚き上げをせずお引き取りだけをご希望の場合も、そのまま承ります。
実際のご相談から(5つのケース)
ケース1:お札だけご自身で神社様へお納めしたい方
木の箱の形をした神棚をすでに下ろしてあり、中にお納めしていたお札は、お近くの神社様にご自身でお願いしたいというご相談でした。中の小物は段ボールにまとめてあるとのことでした。
らくサポからは、お札をご自身でお納めになるのはもちろん差し支えないこと、お社の箱と、段ボールにまとめられた中の小物はまとめてお引き取りできること、お供えのお酒だけはお客様のお手元で片づけて頂きたいことをお伝えしました。
対応結果:お札はご自身で神社様へ、それ以外はまとめてお引き取りする形に整理でき、ご希望の時期に合わせて日程を調整できました。
ケース2:お社を載せている棚は外さなくてよいのか迷われた方
神棚を処分したいけれど、お社を載せている棚や、そこに付いている飾りまで外しておくべきなのかが分からない、というご相談でした。取り外しはご自身でできそうとのことでした。
らくサポからは、お引き取りするのはお社の箱で、載せている棚は外さずそのままで差し支えないこと、当日までに下ろして頂けるようであれば取り外しの作業費はかからないことをお伝えしました。
対応結果:準備することがはっきりし、当日はお社と中の物をお渡しするだけで済みました。
ケース3:中の鏡やお神酒の器も一緒に頼めるか気にされた方
ご家庭にある一般的な大きさの神棚で、中に鏡やお神酒の器などが入っているが、これらも一緒に持って行ってもらえるのか、というご相談でした。
らくサポからは、中の器や鏡もお社と一緒にお引き取りできること、高い場所からの取り外しは作業として承れますが、ご自身で下ろして頂ければその分の費用はかからないことをお伝えしました。
対応結果:中の小物まで含めた費用を先に把握でき、ご自身で下ろす形を選ばれて、その週のうちに引き取りまで進みました。
ケース4:造り付けの台まで引き取ってもらえるか確かめたい方
お社を載せている上棚や台も一緒に処分したいが、家の造りに合わせて取り付けられているようで、外せるかどうか分からない、というご相談でした。
らくサポからは、基本のご依頼はお社を下ろしてお引き取りする内容で、台は残して頂いても構わないこと、ねじ留めの置き棚のように取り外せるものであれば、作業の分だけお費用を頂いて一緒にお引き取りできること、建て付けで外れるかどうかは現地を拝見して判断させて頂きたいことをお伝えしました。
対応結果:台をどうするかは現地を見てから決める形で落ち着き、まず寸法を測って改めてご連絡を頂くところまで進みました。
ケース5:ご自身では下ろせず、取り外しから頼まれた方
仏壇の整理と合わせて神棚も片づけたいが、ご家族に高い場所での作業が難しい事情があり、下ろすところからお願いしたい、というご相談でした。小さな飾りや器も数多くあるとのことでした。
らくサポからは、脚立で届く高さであれば取り外しから承れること、その場合は取り外しの作業分が加わること、小物は分量に応じてまとめてお引き取りできること、お焚き上げをご希望であれば神棚の分もあわせてご案内できることをお伝えしました。
対応結果:取り外しから引き取りまでを一度にお任せ頂ける形になり、全体の費用の目安をご納得のうえで日程調整に進みました。
具体的にできること
- お社の横幅(およその寸法で構いません)と、中の小物のおおよその量をお伝え頂ければ、お電話やメッセージだけで費用の目安をお返しします
- 鏡・お神酒の器・お供えの茶碗・お榊立てなどの小物は、お社と一緒にお引き取りします。あらかじめ箱にまとめて頂くと当日がスムーズです
- お札は一緒にお引き取りもできますし、お近くの神社様にご自身でお納め頂いても構いません
- お供えのお酒・お米・お水など口に入るものは、お客様のお手元で片づけてください
- 高い場所からの取り外しは作業として承ります。安全に下ろせる高さで、ご自身で下ろして頂ける場合は費用を抑えられます
- 棚板や台は、残して頂いても構いません。取り外して処分をご希望の場合は、現地を拝見したうえで進め方とお費用をご相談させてください
- お焚き上げをご希望の場合は、神社様にお納めする形で承ります。お引き取りだけをご希望の場合もそのまま対応します
- 神棚が二つ以上ある場合は、それぞれの寸法に応じてご案内します
まとめ
神棚の引き取りは、お社と中の小物までが基本の範囲で、棚板や造り付けの台は残して頂いても構いません。取り外して一緒に処分をご希望のときは、外せる造りかどうかを現地で拝見してからご相談させてください。お札はご自身で神社様にお納めになっても、一緒にお引き取りしても差し支えありません。ご自宅の売却を控えていて跡をきれいにしておきたい、逆に台は次に住む方のために残したい、といったご事情も遠慮なくお聞かせください。お社の横幅と、取り付けてある高さ、中の小物のおおよその量が分かれば、費用の目安を先にお返しできます。まずはお電話かメッセージで、いまの状態をそのままお話しください。仏壇の整理や実家の片づけと合わせたご相談も承ります。

