お客様対応事例

私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。

それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。

仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。

そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理することです。

ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。
本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。

その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。

本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
同じようなお悩みをお持ちの方にとって、ひとつでも参考になれば嬉しく思います。

お墓じまいが初めてでよく分からない。
そんな方に選ばれているサービスです。

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はじめに

私の間違いでした。
一桁間違えてます。
お骨の取り出しまで含めて、税込みで212万円でした。
大変申し訳ありませんでした。

2026年4月のある日、千葉県松戸市内のお墓のお片付けについて、公式LINEへご相談を頂きました。
ご相談者様は別の場所へお骨を移されるご検討の最中で、お墓のお片付けにかかる金額の概算を知りたい、というお気持ちでのお問い合わせでした。

担当者は、お墓の所在地と区画番号をお伺いし、現地下見と石材店への確認に約10日のお時間を頂きました。
改めてお返しした見積り金額は、「税込み26万円」——ところが、ご相談者様からのお返事は、「墓石撤去や墓所整地など全てで26万円でよろしいんでしょうか、ちょっとお安く思いますが」という鋭いお気づきでした。

担当者は、その翌日、見積り金額を改めて確認のうえ、「私の間違いでした。一桁間違えてます」とお返事を差し上げました。お骨の取り出しまで含めた正しい金額は、税込み212万円——当初の数字とは、およそ8倍のひらきが生じていた訂正でした。

本記事は、その見積り間違いから訂正までのLINEのやり取りと、ご相談者様にお伝えした正しい見積りの内訳、そしてご相談者様のご検討の経過までを、公式LINEの記録として、ありのままにご紹介するものです。見積り金額の伝え間違いは、ご相談者様のご検討の土台を揺るがす重い失策——本記事は、その失策を含めて、対応事例集の透明性方針の一環として、隠さずに記録するものです。

事例の前提となる主な情報を整理すると、次のようになります。

項目 内容
ご相談の地域 千葉県松戸市内のお墓
ご相談内容 お墓のお片付け(墓じまい)の見積り
ご相談の目的 別の場所へお骨を移すための金額概算
ご相談の始まり 2026年4月中旬(公式LINEのご相談フォーム)
見積りのお返し(当初・間違い) 2026年5月初旬(税込み26万円)
見積りの訂正 2026年5月初旬(翌日・税込み212万円)
やり取りの期間 約2週間(公式LINEのお問い合わせから訂正まで)
結末 ご納骨先の決定までご検討の継続(失注)

墓じまいのご相談で、見積り金額の伝え間違いを起こすことは、当社にとってご相談者様のご検討の土台を揺るがす失策です。
本記事は、その出来事を隠さず記録したうえで、伝え間違いを防ぐための社内の工夫と、訂正の際にお伝えする内訳の構造を、墓じまいをご検討中の方にお届けするものです。

この記事のお話

  • お客様のご事情:千葉県松戸市内のお墓のお片付けのご検討。別の場所へお骨を移される予定で、まずお墓のお片付けにかかる金額の概算を知りたい、というお問い合わせ
  • 私たちがお伝えしたこと:見積り金額を当初「税込み26万円」とお返しした後、ご相談者様からの「ちょっとお安く思います」というお気づきを受けて再確認のうえ、「一桁間違っておりました。お骨の取り出しまで含めて税込み212万円」と訂正。基礎コンクリートの解体撤去を含むか否かで120万円程度の差が出る、という内訳の構造もあわせてお伝え
  • LINEでのやり取りの結末:ご相談者様は「分かりました。検討させて頂き、改葬先が決まりましたら、またご相談させて頂くかもしれません」とお返事。ご納骨先の決定を待つご検討の継続の段階で、その時点でのお打ち合わせは結ばれる(失注)

第1章:「ガイドブックから、ご相談フォームへ」|公式LINEのお問い合わせ

ご相談者様が公式LINEのお友だち追加をしてくださったのは、2026年4月中旬の午前中。
お友だち追加の直後、墓じまいのガイドブックをご請求になり、PDFのガイドブックをお受け取りになりました。

その2日後、ご相談者様からのご相談フォームのお返事が、公式LINEに届きました。

この度改葬を致したく墓じまいを考えておりますが、予算の事もあり墓所片付け費用の概算が判ればと思い、お見積りをお願い致す次第です。

——別の場所へお骨を移されるご検討に向けて、お墓のお片付けにかかる金額の概算を知りたい、というお問い合わせでした。
墓じまいのご相談では、全体にかかる金額の目安を、お墓のお片付けにかかる金額新しいご納骨先の金額行政の手続きにかかる金額の3つに分けて、一つずつお伺いします。
今回のお問い合わせは、その最初の柱である「お墓のお片付け」の見積りから、というご事情でした。

ご相談者様からは、お墓の所在地・墓所のご住所・お墓の建立者のお名前もあわせてご共有いただき、お墓の現況の写真も4枚お送りくださいました。
担当者からは、当日のうちにお返事を差し上げました。

ありがとうございます。
お見積りに伺わせてもらいます。
10日ほどお待ちください。

——墓じまいの見積りには、現地下見と石材店への確認が欠かせません。
お墓の形・区画の広さ・基礎の構造・道幅や重機の入りやすさなど、見積り金額を左右する要素が複数あるため、現地下見の上で、石材店に見積りを依頼する段取りとなります。

担当者からは続けて、見積りに必要な情報として、お墓の区画番号もお伺いしました。

区画番号わからないでしょうか。

ご相談者様は、お墓の管理書類をご確認のうえ、区画の情報をお返しくださる丁寧なご対応でした。
担当者からは「ありがとうございます」とお返事を差し上げ、見積り作業のためのお時間を頂く形で、この日のやり取りはいったん結ばれました。

ここまでで、見積りに必要な情報の共有は、お墓の所在地・墓所のご住所・区画番号・お墓の写真の4点で完了——担当者は、現地下見と石材店への確認に、約10日のお時間を頂く形で動き始めました。

第2章:「税込み26万円」|見積りのお返しと、ご相談者様のお気づき

約10日後の2026年5月初旬、担当者からご相談者様に見積り金額をお返ししました。

遅くなりました。
お電話留守でしたのでラインで失礼します。
お墓じまいの見積りですが、税込み26万円になります。
ご検討よろしくお願いします。

——お返しした金額は、「税込み26万円」でした。

ところが、ご相談者様からのお返事は、金額の妥当性に対する鋭いお気づきでした。

電話に出られず申し訳ありませんでした。
お見積り有難うございます。
墓石撤去や墓所整地など全てで26万円でよろしいんでしょうか、ちょっとお安く思いますが。

——ご相談者様は、ご相談を進めるなかで、墓じまいの相場感もご自身でお調べになっていらっしゃいました。
墓石撤去や墓所整地など全てで26万円」というお返しが、相場よりお安く感じる、という率直なご感想でした。

墓じまいの金額の相場は、お墓の大きさ・区画の広さ・基礎コンクリートの解体撤去の有無・お骨の取り出しの柱数などで一件ずつ異なりますが、一般的な目安としては、区画1坪あたりおおむね20万円〜30万円程度となるケースが多くございます。
区画が大きいお墓や、基礎コンクリートの解体撤去を含むお墓では、金額が100万円を超えることも珍しくありません。

ご相談者様は、その相場と、当社からの「税込み26万円」を見比べたうえで、「ちょっとお安く思いますが」という率直なお気持ちを、お返事のなかでお寄せくださいました。

——ここで、担当者の手元に、ひとつの見積り金額に取り違えがあった可能性が浮上します。
担当者は、その晩から翌日にかけて、見積りの根拠となる石材店の見積り書・現況写真・区画書類を改めて確認する作業に入りました。

第3章:「一桁間違っておりました」|見積りの訂正と、税込み212万円の内訳

翌日の午後、担当者からご相談者様に、見積り金額の訂正をお返ししました。

お世話になります。
私の間違いでした。
一桁間違えてます。
お骨の取り出しまで含めて、税込みで212万円でした。
大変申し訳ありませんでした。

——「一桁間違っておりました」
正しい数字は、「税込み212万円」——当初の「税込み26万円」から、およそ8倍のひらきが生じていた訂正でした。

見積り金額が、一桁単位で間違って伝わることは、ご相談者様のご検討の土台を根本から揺るがす失策です。
当初の数字を受け取られたご相談者様は、「税込み26万円」を目安に全体の段取りを考えていらしたところに、突然「税込み212万円」という数字が入る形となり、ご検討の進め方を大きく見直さなければならない事態となりました。

見積りのお返し 内容 当社の伝え方
当初のお返し(5月初旬) 税込み26万円 墓じまいの見積り(伝え間違い)
訂正のお返し(5月初旬・翌日) 税込み212万円 お骨の取り出しまで含めた正しい見積り
金額の差 およそ8倍のひらき 一桁の取り違いによる伝え間違い

担当者からの訂正に対して、ご相談者様からのお返事は、丁寧なご了解でした。

分かりました。
有難うございます。
検討させて頂き、改葬先が決まりましたら、またご相談させて頂くかもしれませんので、その節はよろしくお願いいたします。

——金額が当初から大きく変わった事情を、丁寧にお受け止めくださり、ご納骨先の決定を待つご検討の継続というお返事でした。
担当者からは「はい、申し訳ありませんでした」と、改めてお詫びをお返ししました。

見積りの伝え間違いを率直に訂正し、正しい内訳まで添えてお返しすることが、お客様への誠実の出発点だと私たちは考えています。

担当者からは、訂正のあと、見積りの内訳の構造もあわせてお返ししました。

基礎のコンクリートも解体撤去になっているので、高くなってますが、すべての解体撤去でよろしかったでしょうか。
お墓ではどちらで統一になっていますか?
 基礎を残す場合だと120万円程度変わってくるので。

——基礎コンクリートの解体撤去を含むか否か——ここが、見積り金額の大きな分かれ目です。
お墓の区画には、お墓の石の下に基礎コンクリートがあります。
墓じまいの際に、基礎コンクリートまで含めて解体撤去するか、それとも基礎は残して石のみの撤去とするかで、見積り金額に120万円程度のひらきが生じます。

お墓の管理者の規約によっては、「基礎まで含めた全ての解体撤去」が区画返却の条件となっているお墓もあります。
一方で、「石のみの撤去でも可」となっている管理者もありますので、お墓ごとに管理者への確認が欠かせません。

ご相談者様からのお返事は、管理者への確認のお意向でした。

コンクリートの解体がどうかは判りませんので、確認したいと思います。
有難うございます。

担当者からは「すみません、よろしくお願いします」とお返事を差し上げ、この日のやり取りは結ばれました。

第4章:「見積りに含まれているもの・含まれないもの」|見積りの内訳

訂正の際に担当者からご相談者様にお伝えした内訳を改めて整理すると、墓じまいの見積りには、次のような項目が含まれます。

  • お墓の石の解体・撤去:墓石・花立て・線香立て・水鉢など、石まわり全体の解体と撤去
  • 基礎コンクリートの解体・撤去:石の下にある基礎コンクリートの解体と撤去(規約により選択)
  • 区画の整地:解体・撤去のあとの区画の整地(更地での返却)
  • ご遺骨の取り出し:納骨室からのご遺骨の取り出し(柱数により金額が変動)
  • 解体材の運搬・処分費:解体した石の運搬と処分
  • 石材店の諸経費:現地出向の交通費・諸経費

——墓じまいの見積りでは、基礎コンクリートの解体撤去の扱いが、金額の大きな分かれ目のひとつです。
区画によっては、100万円を超える差が、基礎の解体撤去の有無で生じます。
墓じまいの見積りをお取りになる際には、管理者の規約の確認と、見積りに含まれる作業範囲の確認を、一つずつ進めることが、お手元の見積りを比べるうえでの基本となります。

本事例で訂正してお返しした「税込み212万円」の見積りには、お墓の石の解体・撤去、基礎コンクリートの解体・撤去、区画の整地、ご遺骨の取り出しまでが含まれていました。
一方、見積りに含まれない項目として、次のようなものがあります。

  • 新しいご納骨先の費用:お骨を移されたあとのご納骨先(永代供養先・新しいお墓)にかかる費用
  • 行政の手続きにかかる費用:松戸市役所への改葬許可の申請にかかる費用
  • お寺様への閉眼供養のお布施代:お墓のお閉まいの際のお寺様への閉眼供養のお布施代

——墓じまいの全体では、お片付けの費用のほかに、新しいご納骨先の費用行政の手続きにかかる費用お寺様へのお布施代の3つの柱にも費用が発生しますので、全体の金額目安をご検討の際には、4つの柱の合計で考えることが、見積りを比べるうえでの基本となります。

第5章:「見積りの伝え間違いを防ぐために」|社内の工夫

本事例の伝え間違いを受けて、当社では、見積りをお返しする際に、次のような工夫を社内の基本にしています。

  • a. 石材店の見積り書の金額のダブルチェック:石材店から頂く見積り書の金額を、担当者と別の担当者の二人で、一つずつ読み合わせて確認する
  • b. 内訳までお返しする:見積りの合計だけでなく、石の解体・撤去基礎コンクリートの解体・撤去区画の整地ご遺骨の取り出しの内訳もあわせてお返しする
  • c. 相場感をあわせて共有する:墓じまいの相場感(区画1坪あたりおおむね20万円〜30万円程度)を、見積りをお返しする際にあわせてご共有する。
    見積り金額が相場から大きくかけ離れる場合は、担当者の手元で改めて見積り書を確認する
  • d. ご相談者様のお気づきを大切に受け止める:「金額が安く思います」「金額が高く思います」というご相談者様のお声を、伝え間違いの可能性のサインとして大切に受け止め、改めて見積り書を確認する

本事例では、ご相談者様の「ちょっとお安く思いますが」というお声が、伝え間違いの発見の決め手となりました。
そのお声を担当者が大切に受け止め、その晩から翌日にかけて改めて確認したうえで、訂正をお返しした——という流れの実例でもあります。

この事例の対応のポイント

  • 担当者の見積り間違いを率直にお伝え:当初の「税込み26万円」から翌日の「税込み212万円」の訂正まで、担当者側の失策をご相談者様に隠さず率直にお返しした
  • 訂正の際の内訳の共有:基礎コンクリートの解体撤去の扱い(基礎を残す場合と比べて120万円程度の差)を含む、見積りの構造の分かれ目をあわせてお伝え
  • ご相談者様のお気づきを大切に受け止め:「ちょっとお安く思いますが」のお返事を、見積り金額の伝え間違いのサインとして受け止め、改めて見積り書を確認するきっかけに
  • 失注事例も含めてありのままに記録:透明性方針の一環として、当社の見積り間違いという失策を隠さず、対応事例集に記録

見積りの伝え間違いを隠さない。
それが、らくサポが大切にしていること

ここまで、千葉県松戸市内のお墓の墓じまいのご相談で、担当者側の見積り金額に伝え間違いが発生し、訂正をお返しした顛末を、約2週間の公式LINEのやり取りに沿って、ありのままにご紹介してまいりました。

金額が当初の「税込み26万円」から訂正後の「税込み212万円」へ、およそ8倍のひらきで変わった出来事は、ご相談者様のご検討の土台を根本から揺るがす失策——本事例は、その伝え間違いの結果として、ご相談者様のご検討の継続(失注)の段階で、その時点でのお打ち合わせは結ばれた記録です。

私たちが大切にしているのは、見積りの伝え間違いを隠さないことです。
ご相談者様からの「ちょっとお安く思いますが」というお気づきを大切に受け止め、担当者側の失策を率直にお返しし、正しい見積りの内訳もあわせてお伝えする——それが、伝え間違いという失策の中で、私たちが最低限お返しできる誠実な形でした。

もし、墓じまいのご相談で、お片付けの費用の目安を知りたい方や、見積りの内訳の構造を伺いたい方は、まずはお電話一本でご相談ください。
区画の状況・基礎コンクリートの解体撤去の有無・ご遺骨の取り出しの柱数を伺ったうえで、見積りの内訳もあわせてお返しします。
お電話が難しい方は、LINEからもお問い合わせいただけます。
墓じまいの全体の流れをまとめた墓じまいの事例集もあわせてご覧いただければ、見積りの目安をつかんでいただけるかと思います。

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