
私たちらくサポが大切にしていること
私たち「らくサポ」が、毎日のご相談で大切にしていることがあります。
それは、「お客様にとっていちばん良い形を、お客様と一緒に考える」ということです。
仏壇のお片付け、お墓のこと、ご実家の整理——終活まわりのご相談は、人生のなかでも数えるほどしかない、誰にとっても初めての出来事です。
だからこそ「何から手をつければいいか分からない」「これくらいの規模で、いくらかかるものなのか想像もつかない」というお声を、私たちは毎日のように頂きます。
そんなときに心がけているのは、専門家として、ご要望をそのまま受け取るのではなく、本当に必要なことは何かを一緒に整理する ことです。
ときには「これはご自身でも十分できますよ」とお伝えすることもあります。本当はご自身でできることまで、当社の売上のためにお引き受けすることはいたしません。
その代わり、私たちがお手伝いした方が良いと判断したご相談は、適正価格で、最後まで責任を持ってお預かりいたします。
担当する作業者の手配も、お寺さまや市役所とのやり取りも、お客様のご負担にならない形でお引き受けします。
本ページでは、実際にご相談いただいたお客様の事例をもとに、私たちがどのようにお話を伺い、どのようにご一緒に答えを見つけているのかをご紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ご相談の入口 | お知り合いの方からのご紹介でお電話を頂戴 |
| お住まい | 和歌山県橋本市 |
| ご相談の背景 | お祖父様・お祖母様・お母様が他界され、ご実家のご売却のお手続き中 |
| 対象 | 神棚のような形のもの3基(家の中の大きいもの・炊事場の上・形の分からないもう1基)+庭にお祀りされたお塚跡のような小さなお社 |
| お電話の長さ | 約10分 |
| このお電話の位置付け | お電話でのお見積り提示まで。 ご家族とご相談の上、改めてご連絡を頂く方向で終了 |
目次
はじめに
2026年5月のある日の朝。
和歌山県橋本市にお住まいの方から、私たちの窓口へ一本のお電話を頂戴いたしました。
お電話の最初は、こんなお言葉から始まりました。
「そちらで神棚を、ちょっとお払いしていただいて処分していただけるんですかね?」
ホームページの料金表をご覧になって、「神棚処分は1万円から」というご案内をお見かけになったとのこと。
けれども話を伺っていくと、ご相談はその一つだけではありませんでした。お祖父様・お祖母様・お母様が他界され、ご実家を売却される手続きの最中で、家の中に複数の神棚と、庭に小さなお塚跡のようなものが残っている——というご事情でした。
「私、あんまりそういうの苦手なんですけど、紹介していただいたんですよ」
ご相談者様は、こうした神事まわりのお手続きに馴染みがないことを率直にお話しくださいました。
そんなご相談者様の手元には、ご紹介くださった方が当社のことをお伝えくださっていた、という前提がありました。
この記事のお話
- お客様のご事情:和歌山県橋本市にお住まいで、ご実家のご売却の手続き中。神事まわりに馴染みがないなか、お知り合いの方からのご紹介でお電話くださった
- らくサポがお伝えしたこと:神棚はお神棚の形をしていれば、形が確実でなくても「上棚」としてお引き取り可能。庭のお塚跡のようなお社も同じくお引き取りができることをお伝え
- お電話の結末:お見積り合計60,500円(税込)を提示。「一度ご相談してから連絡します」とのお言葉でお電話は終了。お引き取り日のご決定は3日前までのご連絡で対応可能とご案内
第1章:「1万円からって書いてあるんですけれども」――ホームページのお料金のご案内からのご相談
ご相談者様の最初のご質問は、ホームページの料金表に関するものでした。
「神棚をお払いしていただいて処分していただけるんですかね?それに対して1万円からってなってるんですけれども」
「あの上の方の神棚なんですけれども」
「上の方」と仰ったのは、ご実家の中の高い位置にお祀りされている神棚のこと。
ご相談者様は、お電話のすぐ後にこう続けられました。
「乗ったらいけるかなっていう感じなんですけど」
ご自身が脚立に乗れば届くかもしれないけれど、自信を持って「外せます」とは言い切れない高さ——というニュアンスでした。
神棚処分のご相談で、まずサイズと設置位置を伺うのは、お見積りの軸がこの2点で決まるからです。
| お見積りで伺う2点 | お料金への反映 |
|---|---|
| 横幅 | 80cm以内か、80cmを超えるか |
| 設置位置 | 高所か、ご自身で下ろせるか |
ホームページの「1万円から」というご案内は、横幅80cm以内のお神棚を、ご自身でお下ろし頂ける状態でのお焚き上げ料です。
実際のお料金は、ここからお神棚のサイズと設置位置によって積み上がります。
担当者は、まずこの基本のお考え方をお伝えしながら、ご相談者様のお話を一つひとつ伺っていきました。
第2章:「三つ目、えっと、お台所の上の方にも」――家の中の神棚は何基あるのか
ご相談を伺っているうちに、最初の「上の神棚一つ」というご相談が、少しずつほどけていきました。
「三つ目、一応大きい神棚はそれなんですけれども。えっと、炊事場の上の方にも飾ってあるんですね、一つ」
炊事場の上にも、もう1基。
さらにお話を伺うと——
「祖父と祖母が行ってたところに、もう二人とも亡くなって、私の母親ももう亡くなったんで」
「ちょっと家を今処分したいので、その手続きをしている最中なんですけども」
——ご相談の本当の背景が見えてきました。
お祖父様・お祖母様・お母様と、3代にわたってご家族が他界され、ご実家のご売却の手続きの最中に神棚のお片付けのご相談を頂いた——というご事情でした。
家財整理に伴う神棚処分のご相談は、こうしたご事情を背景に頂くことが少なくありません。
ご家族の節目が重なっているなかでのご相談です。
ご相談者様ご自身は「あまり詳しくない」「形がはっきりわからない」と何度も仰っていました。
「きっちりきっちり言ったら大きい、ちゃんとした神棚やっていうのはわかるんですけども。あと二つがどういうふうになってる?どうなのかな、あの、その神棚なのかちょっとわかんないんですよ」
担当者は、ご相談者様の「形がはっきりしない」というお気持ちを、無理に整理させようとはせず、こうお応えしました。
「神棚かわからないけど、形は神棚のような形でいらっしゃれば——」
「上棚としてあのお引き取りは可能でございます」
「上棚(うわだな)」は、神棚を含む、ご神事の場としてお祀りされていた棚全般を指す現場の言葉です。
ご相談者様の手元にあるのが、いわゆる「神棚」かどうかが確定しなくても、お神棚と同じ形でお祀りされていたものであれば、お引き取りできるかたちでお話を進めていけることをお伝えしました。
第3章:「庭のところに建ててあるんですよ」――家の外のお塚跡について
家の中の神棚のお話に続いて、ご相談者様はもう一つ、気になっていらっしゃるものをお話しくださいました。
「ほんで、外にもね、お祖母様がそう呼んでいた、立ててあるんですけれども」
「庭のところにそれが建ててあるんで」
「家の形で、屋根ついてて、そういう形をしてるんですけど」
家の中ではなく、お庭にお祀りされていた、家のような形をした小さなお社(やしろ)。
ご相談者様ご自身は、お祖母様が口にされていた地域の呼び方を伝えてくださいましたが、それが何なのかは「ちょっと分かんないんですわ、私も」とのことでした。
お住まいによっては、お庭にお祀りされる小さなお社があり、地域・お家によって呼び方も意味も様々です。現場でしか分からないお形のものを、お電話だけで決めつけずに伺う——担当者は、こうした見立てが難しいご相談こそ、無理にカテゴリで分けず、現地・お写真でご確認しながら進めるのが基本のスタンスです。
ここまで伺ったうえで、お電話のなかで担当者が確定させたのは、次のことでした。
- 家の中の神棚:大きいもの・炊事場の上のもの・形が分からないもう1基の、合計3基
- 家の外のお塚跡のような小さなお社:屋根のついた家の形をしたもの1基
- これらはすべて、お神棚と同じく「上棚」のかたちとしてお引き取りができる
- 形が確定しないものも、現場の判断で対応する
ご相談者様は、こうお応えくださいました。
「神棚のようなものが三つでよろしいんですかね?」
「そうですね、まあ三つですね」
ここまでで、お話のなかからお引き取りの対象が3基+お庭のお塚跡として整理されました。
第4章:「だいたいいくらぐらい?」――お電話のなかでのお見積り
ご相談者様は、ご見積りの段取りについて、こんなご質問を仰いました。
「お見積りはできないかもしれへんとは思いますけれども——」
つまり、現地を見て頂かないとお見積りは難しいだろう、というご認識でした。
担当者は、こうお応えしました。
「お電話でも、あのお見積り差しあげますよ」
神棚処分のお見積りは、横幅と高所作業の有無さえ伺えれば、お電話のなかで概算をお伝えできます。
担当者からは、まずお神棚3基についてご確認しました。
「横幅が80センチを超えるかどうかで言うとですね、三つの中で超えそうなものってございますかね?」
ご相談者様からは、こんなお返事でした。
「測ったことないんで、多分ね、家の中のが80センチ超えるかなって」
「でも80センチ言うたら、もしかしたら家の外のも超えるかもしれない」
横幅は、すべて80cm以内に収まるかどうかが微妙な範囲。
担当者は、まずお神棚の横幅区分の基本料金からお伝えしました。
| お神棚の横幅 | お焚き上げ料(税抜) |
|---|---|
| 80cm以内 | 10,000円 |
| 80cm超 | 15,000円 |
そして、3基すべてが80cm以内に収まると 仮定したご案内 をお出ししました。
「仮にすべてですね、80センチ以内だとしたらですね、3万円に——」
続いて、高所作業についてのご確認です。
「高所の神棚は、炊事場と、もう一つ、家の中のものと、二つはいらっしゃるんですかね?」
「二つですね」
高所作業料金は1か所ごとではなく、お伺いした一式・1日の中での作業として一括5,000円。
担当者は「一式で結構です」とお伝えしました。
そして、お祓いについてのご確認。
「お祓いをご希望とのことですので——3つで、20,000円です」
お祓いは、お神棚1基ごとではなく、ご訪問1回でまとめてお焚き上げに必要なお見送りのお祈りとして、3基合わせて20,000円のご案内でした。
ここまでの内訳をまとめると、こちらのお見積りになります。
| 内訳 | 想定 | お料金(税抜) |
|---|---|---|
| お神棚1基目 | 80cm以内 | 10,000円 |
| お神棚2基目 | 80cm以内 | 10,000円 |
| お神棚3基目 | 80cm以内 | 10,000円 |
| 高所作業 | 1式(炊事場・家の中の2か所) | 5,000円 |
| お祓い | 3基分1式 | 20,000円 |
| 小計 | 55,000円 | |
| 合計(税込) | 60,500円 |
担当者からは、お電話のなかで最終のご案内をお出ししました。
「3万円足す5,000円足す2万円で5万5,000円。プラス消費税頂きまして、6万500円ですね」
「こちらでお祓いと神棚のお引き取りという形でさせて頂きます」
お電話を頂いて約10分のうちに、3基のお神棚と1か所のお塚跡のお引き取りまで、税込60,500円のお見積りをお伝えすることができました。
この事例の対応のポイント
- ご相談者様が「形がはっきりしない」と仰るお神棚を、無理に分類せず「上棚」のかたちでお引き取りできるとお伝えした
- お庭のお塚跡のような小さなお社も、現場の判断で同じくお引き取りできるとご案内し、現地確認前にお電話のなかでお見積りをお出しした
- 「ご家族と相談してから」というお客様のお時間を尊重し、ご訪問日のご決定は3日前まででお受けできるとご案内した
第5章:「相談してから連絡させていただきますね」――ご家族とのご相談へ
お見積りをお伝えしたあと、ご相談者様からは、ご日程に関するご質問を頂きました。
「いつぐらい前に言えばいけますか?」
「一応ね、月曜日なら朝から行けるかなっていう感じなんですけども」
ご相談者様としては、最短で次の週の月曜日、もしくはその次の週の月曜日にお引き取りを進めたい、というご希望でした。
担当者からは、ご訪問のスケジュール調整についてのご案内をお出ししました。
「来週の月曜となるとですね、なるべく早めに、木曜日までにご連絡頂きたいんですけれども、それ以降の月曜日でもよろしいということでしたら、調整は可能です」
「大体3日前ぐらいにお伝えいただければ対応させて頂けるかと思います」
お引き取り日のご決定は、ご訪問日の 3日前まで にご連絡を頂ければお受けできるかたち。
ご家庭の都合、ご家族とのご相談、お住まいでのご立ち会いのご都合——ご相談者様にとって、まだ確定させるには早い段階でした。
ご相談者様はこうお応えくださいました。
「分かりました、そしたらそれまでにお伝えさせて頂いて——」
「一回ちょっと相談して、連絡させていただきますね」
ご相談者様が「苦手」と仰っていた神事まわりのお話のなかで、お電話の最後に「相談してから連絡する」というかたちで、ご自身の整理のお時間をお取りになることをお決めになりました。
担当者からは、お受けする側のご準備として、サービス名のご案内もお出ししました。
「らくサポというサービスでございます」
「楽チンサポートの略で、らくサポです」
ご相談者様には、お住まいの市までお伺いし、「和歌山県の橋本市ですかね」というかたちでご訪問先のご地域も確認できました。
ご相談のお電話としてはここまで——ご家族とのご相談を経て、改めてご連絡を頂く というかたちで、お電話は穏やかにお終わりになりました。
私たちは、こうした「家族と相談してから決めたい」というお時間を、いちばん大切なお時間だと考えています。
- 神棚は、ご家族の節目に深く関わる存在
- お祖父様・お祖母様・お母様と、3代の歩みが詰まっている
- ご相談者様ご自身が「苦手」と仰る分野
- 売却に伴うご実家の整理という、ご家族全員の事柄
——どの一点を取っても、お電話一本でその場で決められるご相談ではありません。ご一度持ち帰って、ご家族でお話し合いになる——その時間を一緒にお作りすることが、ご相談者様にとっていちばん良い形だと、私たちは考えています。
ご自身のペースで、ご一緒に整理する。
それが、らくサポが大切にしていること
ご家族の節目が重なる時期に頂いた、お知り合いの方からのご紹介でのお電話——和歌山県橋本市の方との約10分のお電話は、ご家族とご相談の上でお進めになる、というかたちで穏やかにお終わりになりました。
「神事まわりのお話は苦手」と仰っていたご相談者様に、私たちの担当がお伝えしたのは、お神棚の形がはっきりしなくても「上棚」としてお引き取りできること、お庭のお塚跡も同じくお引き受けできること、そしてご訪問日のご決定はお引き取り日の3日前までで間に合うこと——お電話のなかで決めなければならないことを、最小限にお伝えするご案内でした。
お見積りも、現地確認の前にお電話のなかで税込60,500円という具体的な金額をお出しし、ご相談者様がご家族とご相談されるための判断材料を手にされたうえで、お電話を切らせて頂きました。
神棚処分は、ご家族の節目に深く関わるご相談です。
お電話一本で決めるのではなく、ご一度お持ち帰り頂き、ご家族で考えるお時間 をご一緒にお作りすることが、私たちが大切にしていることです。
もし、同じように「ご実家の整理に伴って、神棚やお庭のお社をどうしたらよいか分からない」「神事まわりは詳しくないけれど、お見積りだけでも先に知りたい」「家族と相談する材料が欲しい」というご事情をお持ちの方は、まずはお電話一本でご相談ください。
お電話のなかでお見積りまでお出しできますので、ご家族とご相談されるお時間がしっかりお取り頂けます。
神棚処分の具体的な料金の考え方は神棚処分のページもご参考になります。
お電話が難しい方は、LINEからもお問い合わせ頂けます。

